年度末の昨日、今日、椰子中果皮(←現地、英語ではココピートと呼ばれている)のコンテナ作業を行いました。
40フィートのコンテナに圧縮プレスしたものを満タンに来ても14t位しか輸入出来ない上に、吸着原料にするために解体し、予備粉砕、更に原料投入後に粉砕をするので、コストは一番高い。(;´Д`)
10Kg位のココピートを袋詰めしたものを5つ、針金で梱包されたものを動かすので、5人がかりで下すのですが、夏場だとコンテナ内部は灼熱地獄、特に中果皮は粉が舞うので更に悲惨!!(*´Д`)
このブログを見て下さる方に疑問を投げかけても仕方ないのですが、何で現地で「ココピート」と呼ばれる原料を「椰子中果皮」と言わないといけないのか、、答えはその名称で、とある肥料を「ココピート」という商品を商標登録されてしまっているからなのですが、摩訶不思議な状況です。
似たようなことは、糖蜜という名称もいい加減な区分だし、牧草についてもアルファ、ルーサンも同じものだけど、アメリカ方面とヨーロッパ方面で呼び方が違うかららしいが、食品の「シシャモ」同様に本物、偽物の区別を付けるなら付ける、同じ本物なら名称の統一化をするなり、一般に周知徹底する報道等の対策を講じて欲しいところです。
現状の法律って、偽装とまでは言いませんが、国産牛と書かれている老廃乳牛のお肉を国産和牛のお肉と比較し、同じものと判断する流通業者、消費者もいるし、それで利益を多く取る人もいます。
「シシャモ」同様に嘘はついていないけど、本物と偽物の値段や味の格差は大きく違うけど、誤魔化せる「法の抜け穴」が配合飼料や混合飼料の混合割合にもあります。
その割に糖蜜吸着飼料には、100%の原料表記を義務づける意味が分かりません。
何%以上糖蜜を吸着させたら糖蜜吸着飼料というのかという決まり(法律)もないので、配合飼料も広く考えると糖蜜吸着飼料では・・・と思いますが。。('◇')ゞ