
トーハク東洋館でパキスタンの菩薩像にくらっときた あと見たもので
気に入ったものをいくつか写真を撮ったので、
忘備録的にアップする。
いわゆる名物裂。 → トーハク東洋館HP

インド更紗って綺麗だねぇ

中国の錦。 字が逆転してますが、わざとそういう風に織ったの?
それとも単に、裏に糸が渡らない織り方の裏側?

波千鳥がたまらんのです

これも千鳥。 かわゆい

七宝饕餮文卣(しっぽうとうてつもんゆう)。
殷時代の重厚な青銅器の 饕餮文の神事用の取っ手のついた酒器を元ネタに
清時代に七宝の技法で作られたもの。
古代中国の遺物の神懸かったド迫力というのがあって、そのすごい説得力に
昔の人ならこれだけで何か信仰を得てしまうんじゃないか、と思うのだが、
そういう遺産を持った後代というのも意外と作り手としては良し悪しなんじゃなかろうか。
目が潰れるような鬼気迫るものに負けないようなものを
わたしなら作れる、と思うことのできる作り手がそういるものか!?
それならば、と爛熟した感じ、迷走した感じ(例えば 肉形石 とか 翠玉白菜) が
清代の面白さでもあるのだと思うのだが、
この卣はひねくれすぎた感じがなくていいと思う。
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