
有川浩 『図書館戦争』 ←アマゾンへリンク
右腕が痛い! とてもじゃないが糸紡ぎなぞできるかいっ!!
と凹んだときだけ、ガンガン読み進められるフィクションに はまる。
子供が学校から借りてきて、ああタイトルは知っている、読みたかったのよー、
と手に取ったのが運の尽きであった。
うっかり はまってしまった。
仕事も進まないし、(アトピーの)薬も切れたし、皮膚科に出かけたついでに4冊買ってしまった。
もはや熟読の境地。 あーあー。
なんというか、ここでこの本を出すのが正直こっぱずかしいのである。
3冊目のあとがきに、
「つか、活字でベタ甘とか痒いとかこっ恥ずかしいとか好きなのは私だけじゃないよね !? ね !?」
とあるが、要するに甘甘の部分もいっぱいなのだ。
このわたしが甘甘か!? という部分で恥ずかしい…。
ラブコメ映画なんて、悶絶して5分ともたない、このわたしが!?
この本に はまったと白状するのは、
『大地の子エイラ』 シリーズの濡れ場に はまった、と白状するのと同じくらい、恥ずかしい…。
などと色々言い訳しても、はまったもんははまったもんだ。 ヤレヤレ。
文体のノリがよい。 会話の部分を読むと、そのままセリフとして頭の中で言葉が音になる。
漢字の多い文章だけど、会話がぽんぽんしていて、どんどん読める。
そこらへんも、はまる要因なんだろうなぁ。
女性作家が書くと (エイラも女性作家)、
女性読者にとってこうもツボを押さえた内容になるんだろうか!? (イヤそうと決まったわけでは…。)
いま夫が、有川浩 『海の底』 を読んでいる。
モチーフとして 『図書館戦争』 ととても近いところがある。
これが読み終わったら、『図書館戦争』 に入るであろう。
ああそのときが、恥ずかしい。
甘甘に はまったわたしをどう評価するかがはずかしいっ!
といいつつ、これを甘いと感じないかもしれない、という期待も少々。
別冊の2冊も買おう…。
↑ 昨日の雪の山。 道路には積もらなかった、融けた。 ああよかった。
追記: 別冊は、あとがきにもあるが、ほんとに甘甘仕様であった…。
夫は 『図書館戦争』 をあまり面白そうに読んでいない。
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