コダワリの女のひとりごと

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麻生十番にある大人の隠れ家『うなぎ時任』で天然うなぎコース

2018-11-06 | 食 懐石・和食

うなぎの名店野田岩で修行した大将が、忽然と麻布十番の暗闇坂に近い大使館の多い落ち着いた場所へ「うなぎ時任」をオープン。
「銀座ときとう」時代のファンはみんな検索で探し出してたどり着くというから熱いファンが多いのですね。


麻布十番には『うなぎ時任』として隠れ家的な雰囲気でオープン。
ランチは気軽に予約できても、ディナータイムの予約はなかなかハードルが高い。が、そこがまた行きたい気持ちを誘うのでしょう。

・ディナーのスタートは18時のみ。
・ディナーコースは2万~のみ。
・席数はMAX8名

壁にかかっていた絵を「うなぎ」とすぐに思ったのです。
「皆さん、富士山と言われるんですが書道家の先生に書いていただきたうなぎの絵です。」

確かにブルーの中に富士山のような形の線ですが、青い水の中を泳ぐうなぎですね。

時任さんは天然うなぎにこだわっているそうで、季節でうなぎの産地は変わり季節によって東京湾のうなぎが登場するそうです。

時任さんワインリストを見ても、なかなかのコダワリであることがわかります。

が、私は生ビールをお願いしました。(笑)

★生ビールは白穂乃香

うなぎを目の前で解体するというパフォーマンスはオンリーディナータイム。

うなぎをカウンターで捌くところからスタートするお店というのは珍しくはないけれど、絞めるところからスタートするお店は東京にうなぎ屋がたくさんあるとはいえ時任さんくらいではないでしょうか。
捌くところはあえて画像はのせません。うなぎはスピードが命のためあっという間に串刺しになりました。

天然うなぎづくしのコースのはじまりです。


サバからサヴァ?!
お皿は九谷焼ですね。


★サバサンド
何から何までうなぎかと思っていたけれど、サバからスタートするとは意外かも。


★お造り 鳴門の鯛 炙り、昆布〆、刺身 ケンは大葉と冥加
鯛を3種の味わい方で提供。
1種類の魚でも調理を変えると3種類の見た目と三種類を食べている感じになります。



★うざく 土佐酢でいただきます。
こちらも冥加を上手に使ってます。
とにかく器が美しい。特注で作家さんに焼いていただいている器や、自分で探し出してきた骨とう品など器にもかなりかかっていそうです。

 


★八寸
・ウナギの旨煮、
・イクラ、蟹、しめじ、ほうれん草のおひたし
・牡蠣のしぐれ煮
・はまぐりの器に鮑

 

 
★山形 ばくれん 超辛口吟醸
どき上手をお願いしたら、代わりにとくどき上手の裏アイテムが。

選べるお猪口の中から、江戸切子を選択。
この江戸切子1個で時任さんのうなぎコースの倍以上はするそうですよ。


★ブイヤベース
うなぎの骨と魚介で出汁を取り、ホタテとはまぐりとうなぎを添えたもの。
お出汁が優しくて美味しい。
うなぎのだしのブイヤベースは初めてですが、なんとも優しい味わい。



ブイヤベースの器はお造りのお皿とともに作家さんに注文したそうで、器が本当に素晴らしくて美術品で食べている感覚。 


★うなぎの白焼き キャビア添え
グラスに入ったキャビアのほかに柚子胡椒と山葵、ゆずが添えられています。
キャビアとうなぎの組み合わせは初めて食べたかも。

 
★鰻巻、ウナギの煮凝り、ウナギの燻製、ウナギの西京焼き
鰻の西京焼きは初めていただきましたが、西京焼き美味しい💛 


★鰻とファオグラの赤ワインソース

鰻とファグラを焼いてのせフレンチソースの王道をかける。
ソースがお美味しくてびっくり!和食だけでなくフレンチソースの味も素晴らしい!

そして、添えられた一口サイズのお酒は貴腐ワイン。
赤ワインソースのフォアグラと貴腐ワインは相性がいいとはいえ、貴腐ワインの最高峰シャトー・ディケムが登場ですよ!


★貴腐ワイン シャトーディゲム

お茶をお願いしたら蓋つき湯呑で登場もおしゃれ。

いよいよメイン、うな重と蒲焼を選べますが、やっぱりうな重ですよね。
骨とう品のお弁当箱は輪島塗だそうです。

器にトコトンこだわっています。


砂時計とともに登場したうな重は大五郎な気分で3分待ちます。

野田岩で仕込まれた関東風のうなぎの焼き方は、焼いては蒸し、また焼いての丁寧な仕事で出来上がります。
天然うなぎなので脂は少ないのでサッパリとしたうなぎです。
山椒もオリジナルブレンドだそうで、うっかりかけ過ぎても美味しい香りがなんとも言えない山椒でした。

コースで十分うなぎを色々堪能したにも関わらず、この美味しいうな重ならお代わりしたくなるかも。
食に自身があるならあらかじめ大盛がよいかも。 


★くずもち

食感がよくボリュームたっぷりで美味しい💛

〆はお茶なんだろうな。
と思っていたらお抹茶です。

美味しいのはもちろんですが、楽しませかたに参りました!

カウンターでの常連さんとのやりとりも思わず、クスッツとしてしまう楽しませ上手な大将。

大切な日や大切な人と訪問したいお店。
これぞ日本のおもてなし鰻です。

ランチにガッツリうな重も食べにも来たいし、コースもお祝いなどにまた伺いたいです。


うなぎ時任
050-5596-0456
完全予約制 予約は2日前まで。

東京都港区麻布十番2-5-11 AZABUMAISON201

交通手段
都営大江戸線/東京メトロ南北線 麻布十番駅 徒歩7分
麻布十番駅から248m
営業時間
ランチ 12:00~売り切れ次第終了
ディナー 18:00~
※18時よりの一部制のみ
定休日 日曜日、及び不定休


カード可
(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)

チャージ
サービス料10%
席・設備
席数 8席



サービス
お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト
お子様連れ 子供可(小学生可) 
ホームページ  http://tokitou-unagi.jp

電話番号 03-6812-9671

 

 




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