
お気に入りの瓢喜が新橋にも出店。
新橋駅からスグ!のアクセスのよい場所に7月にオープン。
9月に入って暑さはまだ続くけれど、夏の暑さに疲れたカラダを労わりたいなと新橋ディナーです。
銀座界隈が好き。
2016年7月下旬にオープンしたというビルの6.7階に入った瓢喜。
フロアーでしゃぶしゃぶとすき焼きに分かれています。
「京都瓢喜 新橋店」⇒しゃぶしゃぶ
「瓢喜 香水亭新橋店」⇒すき焼き
2つの店舗に分かれているそうです。
すき焼きは「瓢喜 香水亭新橋店」のため7階の個室に案内されました。
シロスキコースをお願いしました。
シロスキは近江牛のすき焼きコースで1万4千円のコース。
追加でプラチナポークなども用意されています。
出汁しゃぶも美味しくてお気に入りですが、すき焼き、シロスキを食べてみたかったのでした。
瓢喜名物の「シロスキ」は独自のすき焼きダレでいただくすき焼き。
SLに乾杯?
新橋駅7番出口から徒歩1分もかからない場所にあるので、
個室のお部屋から新橋駅が見え、大好きなSLも見えます。
まだまだ残暑厳しい折、最初の一杯はビールで。
ビールの泡だちがシルキーでビールサーバーの管理の良さを感じます。
竹籠に秋が盛られて登場しました。
竹籠の上には見事に表現された秋がまるで秋の京都にいる気分。
★八寸
舞茸菊花浸し 車海老芝煮 合鴨ロース煮 栗蜜煮
無花果胡麻クリーム 新銀杏老松業利 紫ずきん
竹籠から取りわけてくださり、赤絵のお皿に見事に秋が表現されています。
THE 和食!
器の美しさ、盛りの美しさ、素材の美味しさ、調理の丁寧さでいただく、これぞ和食。
柿の器には栗と見たこともない大きな枝豆が隠れていました。
★温物
鱧のひろうす 岡ひじき 溶芥子
鱧のがんもどきとは贅沢~💛
これは日本酒にしなくては!
飲みたいお酒は四合瓶からか、ボトルになっていてさすがに量が多くて残念。
大吟醸は飲みやすくて美味しいですが、お料理にマリアージュは
普通酒がマッチすることが多いので、辛口の口当たりの良いしっかりとした日本酒を選択。
★日本酒 九頭竜
お料理を引き立てるおいしさが○。
★獺祭スパークリング にごり酒
近江牛をいただくので、近江のお酒も気になりましたが、
ワインはハーフボトルからとのことで小さいサイズがある獺祭スパークリングに。
甘めで女性向けです。
★造り
芋の葉盛り 戻り勝男 彩り野菜 生姜 ぽん酢
器が芋の葉というしゃれた盛りつけ。戻り勝男ならではのお刺身。
★煮物
近江牛シロスキ
すき野煮込み 近江牛サーロイン 特製シロスキだれ
★近江牛サーロイン
近江牛は一般的な牛肉より脂の融点が低く少し火を通す程度で食べられ、
食べた瞬間に香り豊かな肉の味わいが口の中に広がる牛肉。
四角いお麩は近江八幡の「丁字麩」。
戦国時代に兵糧として携帯しやすい形にと、豊臣秀吉が丸型から四角にさせたとのこと。
頃合いを見て作ってくださるので便利です。
私は自分がお世話をやいたり、気遣いすることに慣れていないので、
すべてお店の方がやってくださるのでホッとします。
かゆいところに手が届く日本のおもてなし。
割りしたでいただく関西風のすき焼きが嬉しい。
私は関西風の味付けで育っているので東日本の出身ですが関西風が好み。
シロスキは本来、溶き卵でいただくすき焼きを、ジャガイモをベースにしたたれでいただくそうです。
ほんのり甘さがあり、ビジソワーズにとろみをつけた感じのつけだれは、すき焼きとしゃぶしゃぶの中間的な食べ方。
あまりの霜降りに2枚も食べればお腹一杯では?と思ったのですが
脂がしつこくないので美味しくいただき、一人分の150gをペロリといただいちゃいました。
糸こんにゃくは、近江の赤こんにゃく。
軽く火を通しただけでいただける近江牛サーロインをシロスキにつけていただきます。
玉子でいただく味わいも好きですが、シロスキは上品で食べやすい。
シロスキだれが気に入っておかわりしてしまいました。
一見、とろろにも見えますが味わいはビシソワーズ的な洋風な味わい。
★箸休め 紅葉鯛菊花和え 芽葱 加減酢
★食事 うどん すき焼きに使った割りしたにうどんを入れて〆ます。
★甘味 柿ミルク羹 幸水 ピオーネ 柘榴
秋を盛り合わせたデザート。
外はまだ暑いけれど、一足早く秋を堪能♪
接待使いはもちろん、土曜日は空いているので顔合わせなどにも使えて便利なスポット。
雨が降っても傘要らずな駅との距離感が嬉しいです。
瓢喜 香水亭 新橋店 (しゃぶしゃぶ / 新橋駅、内幸町駅、汐留駅)
住所:〒105-0004 東京都港区新橋1-15-5 6F
アクセス:地下鉄銀座線新橋駅 7番出口 徒歩1分