風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

日モ友好件p展

2006年10月19日 | UBから
お知らせ

        日モ友好件p展について


 美しい黄金の季節を迎え、皆さま、ますますご活躍のことと存じます。
 この度、モンゴ件p家グループと、J I C A、モンゴル通信(MONTSAME)による「日・モ友好 秋の件p展」を開催いたします。
これは、「モンゴル通信」紙上にシリーズで紹介した現代モンゴルを代表する30人の画家の作品と、J I CA 隊員を中心とする日本人件p愛好家の作品(陶戟A絵画、皮工戟Aインテリアなど)を一堂に展示し、件pを通して両国の友好を深めようとするものです。
ぜひ、ご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。
                


日時:10月24日(火) PM14:00~18:00
            オープンセレモニーにつき、ご出席くださいませ。 
      25日(水) AM10:00~PM18:00
      26日(木) AM10:00~正午12:00
 
場所:モンゴル・日本センター 多目的ホール 

主催:モンゴル件p家グループ 
    J I C A 
   モンゴル通信 



コメント

久しぶり

2006年10月19日 | SAVE THE CHILDREN
インヒチメグ オトゴンチメグ オランゴー ともう一人どうしても名前を思い出せない4人の女生徒が、授業を受けに来ました。
この子達は、夏休み以前のクラスに居た子供たちです。
この生徒たちは学年が上がって、授業が午前になったので、クラスには、参加できなくなった生徒たちです。

それがなぜ?と言う問いには、てぐすね引いて待っているTUULさんの出番です。
今日は、授業が無いので、今日だけでも受けさせてほしいと言って息を切らせて走って来たのです。

3人鰍ッの机が、今日は満席の18人です。折り紙は、大きな新聞を使っているので、ちょっと狭かったのですが、窮屈なことに離れている子供たちです。文句も言わず、いすの上にあったかばんを下ろして、譲り合っていました。

「あなたは、何才ですか?」の問いに、旧メンバーの4人とも答えられませんでした(^_^;)が、ただ一人今のクラスに参加しているサインザヤは、記憶を総動員して答えてくれました。
今日は、きちんと書けるようになった名前と年を答えるのです。

先週の宿題は、自分の名前を10回書いて来るです。
さすがに自分の名前は、全員一生懸命書いてきてくれましたが、予想通り、「ン」と「ソ」が、あやふやでした。
もう一度、ンとソをおさらいしてもらうことにして、今日から、ひらがなの練習が始まりました。

ひらがなが全部終わったら、単語の数を増やしながら板書もできます。
白板に大きな字を書くことで、正しいひらがなを回数多く目にしてほしいと思っています。

最後に、『今日は、何を習ったの?』は、バヤルマグナイが、とてもきれいなモンゴル語で書いてくれました。
モンゴル後なので、TUUlさんに訳してもらわねばなりませんでした。
文の最後に、とても楽しかったと書いてあったそうです。
本当は、ひらがな、何才ですか、箱(おりがみ)のキーワードが書いてあればよかったのですが、感想まで書いてくれるとは、思いませんでした。
だんだんに、今日習ったキーワードを、日本語で書いてくれるようになるといいなと思っています。

4人のお客さんたちは心から、楽しんで入る様子でした。
少し遠慮がちな周りの子供たちに、 「大きな声で間違える」という願っても無い大きなプレゼントを置いていってくれました。(^^♪


コメント

専業主婦

2006年10月19日 | モンゴルについて
モンゴルに居て、主婦の習い事は、とても贅沢なことです。
健康で普通に能力が有れば、何かの形で働いているか学生をしているのです。

自己紹介をして、「夫がUBで仕事をしています。」と言うと、日本ではそれで、完了ですが、こちらでは、「それで、あなたは何の仕事をしていますか?何が専門ですか?」と必ず聞かれます。
主婦ですと言うと、何だと言う顔をされます。
次に、オルティンドーを習っていますと言うと、「日本で歌手をしていた」のですかと尋ねられます。

夫に養われ、かつ、オルティンドーを習っているが、歌手ではないと言う私の生活は、UBの知識人にとって、わけの分からないもののようです。

モンゴル滞在合計3年になろうとしているこのごろ、自己紹介のとき、とても楽しそうに、誇らしげに「ゲリンエゼグテイ(主婦)」と言うことにしました。
そして、夫の顔を見て笑顔を見せる。
それは、夫の印象を「仕事のできない無能な女を妻にしている○○さん」であるとさせないためです。
夫の、仕事場は大学ですから、ご夫妻とも教授、あるいは片や研究者という方が多く、それがステイタスのように見受けられます。
夫は、何も頑張る必要は無いと言ってくれるのですが、私はちょっと悔しいので、紆余曲折の結果、普通の顔で主婦ですと言うと、がっかりされるので、誇らしげ(と私が思う顔、相手はどううけとっているかわかりません)にしていると、ほぅ!と言うのです。
これで、夫の株が上がったと思う私は、単純かなぁ。。。(^^♪
要するに、ええかっこしいの私でありました。



コメント

オルティンドーの練習

2006年10月16日 | UBから
オルティンドーの練習、今日は、再開してから2回目。
先生が明日から北京に行かれるので、金曜日の予定が今日になりました。

1回目、思い違いしていた箇所の訂正をしていただいて、「つかんだ!」と思ったがするりと逃げ出していました。

また、一から発声をしてもらって、テープに吹き込み、よーく次の練習まで聞くことにしましょう。

今日、驚いたことは、3番にわたって歌われるオルティンドーの歌詞を、先生に普通の言葉で書いてもらいました。
たったの短い文章の2行分でした。
まさか!?
その、長く音を引っ張る部分の代表的な部分が、「ショロンカイ」と言うオルティンドーの技法です。
それは、口蓋に音を響かせて、のどの力はすっかり抜いてしまって、腹筋で空気を押し出して音を出すのです。
ですから、熟練すると長く歌を歌っていても、この部分で喉を休めることができるのです。
しかし、どうも、私は、力みすぎて肝心のおなかに力が入ってないようです。
テープを巻き戻して、音を聞くとまさに声ではなくて、騒音が出ています。
耳の良い先生にとっては、大変な荒行をしているようなものだなぁと申し訳なく思うのです。

がっかりしている暇はありません。
熱心なTUULさんが、お尻をひっぱたくように、『録音しましたよね?』と言うのです。
何度も、何度もできないところを繰り返して練習する根気を、彼女たちはたぶん知りません。できないものをどうして無理するの?と考えるのが一般的ですから。
それでも、私は、やめないで続けるつもりです。来年の3月までは。

ここで、宣言をして、弱音を吐いても、止めるに止められないようにして楔を打っておきましょう。(^_^;)

遅々として進まずと傍目には見えても、私には、毎回なるほどと思い、少しずつ前進している手ごたえを感じているのですから。
音感の良い、プロの先生と、音感の悪いアマの私との差です。
それでも、手加減をせず、教えてくださるビャンバジャルガル先生に、感謝です。






コメント

ドーグ

2006年10月16日 | UBから
謎のお菓子として大騒ぎをした白い大福のような、羽二重もちのようなものは、韓国のお菓子「ドーグ」と判明しました。

あの翌日は、疲れ果ててお店に立ち寄ることもできず、今日、やっと行って見ました。
同じものがお店で売っていて、600トグルクでした。
おかみさんに尋ねてみたら、米の粉とあずでできているそうです。
わざわざ、調理場からしゃもじにすくって小豆の餡を持ってきて見せてくれました。
少しだけ粒の残った餡でした。

おかみさんは、日本で同じものだと思って食べたことがあるそうですが、甘くてまずかったと言っていました。(笑)
餡には砂糖はもちろん何も入ってないそうです。

と、ここまでの通訳は夫でした。
帰り道、あの、にんにくの味がしたのはなんだったんだろう?と、しきりに頭を傾げました。

韓国のことをよく知っている人であればたちどころに、疑問氷解だったことを、何も知らない私には、ビッグニュースでした。
数日間、あれはなに?と楽しませてもらったわけです。

何でもそろう情報の早い日本に居たら、たった一つの白いお菓子をこんなにも興味を持って見つめることは無かったことでしょう。

和菓子系のまして豆の餡の入ったお菓子は、モンゴル人にとって苦手なものですから、UBで売っていること事態不思議な現象です。
ここは、UBの中心街ですから、おそらく外国人が好んで食べるのでしょう。
それだけ、韓国人が多数進出していると言うことなのでしょう。
観光シーズンを過ぎても、インチョン経由の飛行機は満席が続いていると聞きました。
ビジネスで韓国とUBを往復する人が、たくさん居ると言うことなのすね。

コメント

結婚式

2006年10月15日 | モンゴル風景


田舎の結婚式に知人とそのモンゴル人の友人に誘われました。
友人の隣りのゲルの息子さんの結婚式です。ご両親の居ない新郎は、ご近所の友人夫妻をはじめとして近隣のおばちゃんたちが、4日間かかって新しいゲルを作る準備に大童だったそうです。
花婿のゲルに、UBに住む花嫁が迎えられました。
ツァガンサルに見た、ご馳走がテーブルに所狭しと並べられ、花嫁の到着を待っていました。
ゲルの扉の前に、絨毯が引かれ、車から降りたった二人は、儀式にのっとって迎えられます。

着席の後に一番に行われるのは、かまどに新婦がお祈りをし、バターをささげます。
そして、最初のスーテイチャを作ります。
一番のお茶は、花婿に、そして次々と参列者に配られます。

                     結婚式つづき1へ


コメント

結婚式つづき2

2006年10月15日 | モンゴル風景




新郎新婦とその家族が、アルヒ、馬乳酒、ホルホグ、温かい具沢山のスープを次から次へと運びもてなしてくれます。
馬乳酒とアルヒは何度も何度も注がれて往生しました。
最近は、都会に近いところでは飲み干す事を強要されなくなったようで、下戸の私も安心してこのような席に出席することができます。

アルヒは、手のひらに隠れるほどの小さいウイスキーグラスですが、馬乳酒は、顔ほどの大きさもあるどんぶりに並々と注がれて差し出されると、アルヒと違いほとんどアルコール度が無くても、おっと体が引けます。
ほんの少しだけ口をつけて返杯すると、だんだん回を重ねて、親しみを感じるようになると、「もっと」と勧められます。もう一口。。。そして返杯。
またその上に酒を注ぎ足して、次の人へと杯がめぐりめぐります。



暖かいスープで体が温まり、酒もほどほどに回り、初対面の人との挨拶が終わると、どこからとも無く歌が始まり、全員で合唱です。
ここで、友人が人数を数えたら、58人居たそうです!
いすの無い人は、立ったままです。外国人ということで、年が若くても上席に座らせていただいて、申し訳なく思いました。

     お二人の末長い幸せを心よりお祈り申し上げます
出席させていただいて、ほんとにありがとうございました。


コメント

結婚式つづき1

2006年10月15日 | モンゴル風景


花婿のお兄さんが天井に赤い紐を結びつけます。
入り口から入ってきた福をゲルの中に導くようです。



次の儀式は、白い布に包んだ乳製品と干し肉を右側の柱に、二人で括り付けました。
入り口の入った右側は、奥さんの居場所でかまどの焚口もあります。
食べ物がいつも豊富にありますように、と言う願いがこもっています。



最後に、贈り物をそれぞれが二人に手渡します。
キスと抱擁と贈り物とで二人の気持ちは最高潮のはずです。
新郎の真っ赤な顔と対照的に、新婦はさらに顔が白くなっていって。。。緊張しているのでしょうか。


コメント

今日の温度

2006年10月14日 | チンゲル亭裏日記

鼓太郎の鳴き声付きの娘の声が、聞こえる。
日本も、UBも室内温度は26度。
電話線のあちらとこちらは同じ温度。しかし、こちらの外気温は、0度。

ちょうど、送りにこそ行かなかったけれど、日本へ旅立った人が居て、わびしい思いを抱えているときに、娘の声。

先週、メールで「合格!」「おめでとう!」は済ませていたけれど、やはり、娘の声でそれを聞くとさらにうれしさがつのります。
来年、4月の配属先が決まるのはいつになるだろう、家から通えると良いねぇ。
「お母さん早く帰ってきてね。」と、言ってもらえるのはうれしいものですねぇ!
娘がいくつになっても、母親をしているのが一番幸せなのよね、とわかりきったことを気づかせてもらう一瞬でした。
鼓太郎が、最近よく噛むようになったの、寂しいようだから早く帰ってやってね。「うん、うん、頼りにされている、待たれている。(^^♪」
冬をすっ飛ばして、帰りたいなぁ。
お正月は、去年は一人で帰ったけれど、今年はどうしようかなぁ。
楽しく思いをめぐらせる私たちでした。

十分娘にかわいがられている鼓太郎は、噛むと言うのは、娘を友達として兄弟として甘噛みをしているのだろうと思うのですが、毛皮の無い人間には痛いのです。
昼間、一人でいる分寂しいと思いをさせていると考え過ぎないほうが良いのかもしれません。
昼間は、よく眠っているのですから。
仕事から帰って来る時間と、夜行性のネコが元気になる時間が一致しているから、遊んでーなのでしょう。

娘が一番上手なのは、私にとって一番難しいつめきりです。
娘にはうっとりとして、おとなしく切らせているのですから、寂しかったり、何か問題があるようには思えないのです。
鼓太郎と娘の気持ちの温度は、同じだと思うのですが。。。
コメント

オルティンドーの練習が再開

2006年10月13日 | チンゲル亭裏日記

今日久しぶりにビャンバジャルガル先生に会って、初めて会ったときよりも若くなったことです。
声にも艶があり、伸びやかに感じました。

5月の演奏会以後、先生は、時間がたっぷりとはいえないまでも、私の練習をする時間はあったようですが、お互いに、連絡を待っていたと言うもったいない時間をすごしました。

その間、私はせっせと乗馬に通っていたわけです。
おかげで、筋トレをしなくても馬を楽しんでいるだけで、体力がつき腹筋が思いのほかついていたようです。
おかげで、楽に腹式呼吸ができ、私なりには良い声が出たと思うのです。
先生は、ブランクが長かったからとおっしゃいましたが。。。

乗馬の直後に練習日が来なければ、疲れすぎて声が出ないと言うことは無いでしょう。
お互いに刺激しあって良い循環が回りはじめたようで、楽しみです。
寒さで、風邪を引かないように、気をつけましょう。

TUULさんの興味が、来年3月一杯続きますように。
精一杯彼女の興味を引き出して、毎回面白い時間がすごせるように、私も体調、気持ちを引き締めてかかることにします。
コメント