風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

譜ナンバー11と14

2022年07月07日 | 揺り

二段上げと二段上げ揺り

とても情緒のある譜である。他流には、あまり見かけない吟法でもあります。

長すぎても短すぎても、雰囲気を壊してしまいますが、思う通りに吟じられたら、

この上なく味方になる譜です。

 

それにさらに揺りが付くのが、14番の二段上げ揺り。

14番は、習熟には11番が出来たからと言ってもその先は、近そうで遠い。

 

教室で習うときは、そのあたりのことをよく説明して、11番、12番、14番の

説明をすることに決めています。

 

 

それにかかわることで、野田芦孝会長が、フォローをしてくださったことをお聞きしました。

ありがたいことです。私自身、テキスト通りに吟じるということをとても大事にしていますから、

そこに、間違って吟じた会員さんがいることには、考えられる理由があり、思い当たることは、

これであろうと推理までして下さったようです。

 

このようなフォローがあること、会長としては当たり前のことなのでしょうが、自分の身に起こり、

知ることが出来たこのは、とても嬉しいことでした。

揺りと言うことから、暖かい心を知るに至り、揺りとは暖かいことも大事という分かったような

わからないような思いにとらわれ居ります。

この思いは、いつかは、言葉となり文字となることでしょう。

 

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