風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

和歌について 古賀千翔先生

2022年07月20日 | 詩吟

和歌の吟詠を曲がりなりにも教室で取り上げられるように、との一念発起して、

様々な思いに揺れ動いていました。

古賀千翔先生のdvdの指導の音源を聞き直し、カラオケで練習してはいましたが、

自己練習だけでは、満足度が低いのです。

何年も前に、「四万十に」を私の詩に決めてから、何の進展もなく無為に日々が

過ぎさり、発声にも問題がおきたりしていました。

やがて、去年の古賀千翔先生のzoomによるご指導を受けてから、また、少し前進した気分。

小さいながらも手ごたえを感じていました。

 

今、一番気を付けていることは、三半 三の音程を確保すること。

はじめの言葉の、子音を意識して発声し、聴きとれる声を出すこと。

 

そして、整体的により胸が開いてきたことと相まって、弱い音、低い音

前に出るはっきりした発声のコツをつかみつつあります。

すると、和歌への思いがどんどん膨らんでいきます。

その思いが実現して居るのかどうかは、録音に頼らずどなたかに聞いていただくこと。

和歌だから、優しく愛らしく吟じるのではないこと、詩吟を詠うこと。

 

苦手意識を無くしたら、上級の吟詠ができていなくても大丈夫。

教場でも取り上げらるようになる様心していきます。

その気持ちに、踏ん切りをつけたのが、先日の和歌を披露し一度は落胆をしたものの、

その数日後にほかの方のご意見を聞く機会を得たときのことです。

彼女は、いつもそうなのですが、細かい部分を良く聞き分けていました。

 

そして、自分なりに和歌の魅力を受けとめて、言葉にして下さいました。

漢詩と和歌の違いもきちんと受け止めていました。

その彼女は、私の吟詠がすきだといってくれているので、危ぶみました。

けれど、良く言葉をきいていると、ただやみくもに褒めてくれたのではないことが

分かったので、随分と励みになりました。

これが、本物になるよう、また、裏切らないように切磋琢磨です。

まず、本音を言ってくださるどなたかに聞いていただくことです。

機会を探してみるとしましょう。

 

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