風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

胸筋をあげる

2021年05月12日 | 詩吟
4月からは、月二回の定例のお稽古開始しました。
会場の予約の都合で、先月のお稽古から、ほぼ一か月経ち
その間には、緊急事態宣言の延長、ゴールデンウイーク、春の会の中止、江東区のコンクール中止などがあり、今日の教室を開けるかどうか、幹事さんともども気のもめることでした。

会員のみなさんのお気持ちも尋ねて見た結果、練習をしたいという気持ちが強いようでした。
長いお休みの間待ちぼうけだったこと、いざ再開した練習は、1時間しか取れなかったことなどで、詩吟をしたい気持ちが、強く、休む選択肢はなかったようです。

会場は、メンバー9人に対して、50人余り定員の部屋が確保できていること。
会場の管理も行き届いていること。
もちろん、会員さんも、十分に感染に注意して、意識が高いこと。
私自身は、この会場よりは、遠いところに参加していて、人数も多い会に参加しています。
その会よりも移動距離が短く人数も少ない危険度の低い夢松風の教室へ向かうことには、抵抗はありません。

夫は、県境を越えることに難色を示しましたが、確かに県境は超えますが、かなり近距離で、交通機関もガラガラ状態ですから、許容範囲内と判断しました。

夢松風では、コロナとは関係のないことで、体調不良の方が、3人いらっしゃいますので、全員で6人の練習となりました。

前回は、1時間の練習でしたから、余計に、今日の練習が楽しみだったようです。
ウキウキと嬉しそうなお顔を拝見しました。
憂き顔が一人、幹事さんです。練習したい気持ちより、いろいろと取り越し苦労で、心から喜べない様子。

会詩の合吟などをしない代わりに、吟詩日本の、巻頭言の記事を時間をかけて読み、ゆっくり唱和して、その意味をかみしめました。

詩吟体操については、バージョンアップを試みました。ろっ骨を誘い上げるためのコツを説明し、マスク生活に対応しましょうと、提案。
勘所をいつも的確につかにで、正しい姿勢をとれる方が、今回も一生懸命取り組んでくださって、汗をかいていらっしゃったのには、嬉しかったです。
そうです、この体操は、正しく行うと、汗が出るほどの効果があがります。

正確には、胸筋を持ちあげるのですが、この大きな筋肉を腕を上げる時に誘いあげるようにするわけです。

脱力して下に下げた腕を持ちあげるには、結構力がいるのです。
反動をつけたり、肘を曲げたりすると、楽なのですが、中指の先を持ちあげると説明したらよいのでしょうか、その時は、腕の重さを実感すると思います。

その上、胸筋を連れて持ちあげるのですからね。
詩吟体操が、受け入れられたように、このバージョンアップ版も浸透していったら、どんなに良いことだろう。

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