風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

質問と答えと応え その2

2020年12月05日 | こたろう語録
母さんは、待っていたメールを読んで、頭を抱えていた。

ああかな、こうかなといろいろと心づもりをしていたらしいけれど、そのうちの一つに当てはまりそうな回答だったらしいけど。

「似て非なるもの」とは、このことと、つぶやいてた。


母さんが、心から納得して、胸が暖かくなるような言葉がそこに書いてあったようだよ。

「人間性がそこにでるなぁ」

「私って、足りない。冷たい。浅はか。・・・・・・・・・・」

「この違いは埋められないのだろうか、死ななきゃ治らないんだろうか。」


いやいや、母さんにしなれたら僕はどうするのさ。

時間はかかっても、今までも、いろんなことを経験して失敗して、身につけてきたじゃないか。

がんばれ!かあさん!!!



僕の感じるぬくもりと、母さんが感じたあったかさと、同じくらい?
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質問と答えと応え

2020年12月05日 | 詩吟
今日は、コンクールに出場するために、その詩の吟詠について、実に細かい質問が繰り出されました。

そして、それに対して、できる限りの知識を総動員してお応えしています。
彼女に対する正しい答えかどうかは、結局のところ、成果があって初めてわかることなので、『お応え』と言うことにします。

その応えに対して、実に的確な反応が返ってくるので、嬉しくなってまた言葉が付け加わります。
やはり、答えではなく、応えとしか言えません。

見えない体の中の反応については、自分の体で試した尺度しかないので、その表現が私に取って効果のあるものでも、彼女にとって良い答えかどうか、わからないからです。

そんな、屁理屈をこねないでと、声が聞こえてくる気がします。

そしてそのやり取りを聞いていた人が、心配になって、私にお尋ねになるのです。

「今まで、こんな細かいことをならったことがありません。」と。

ごもっとも。

私も、詩吟の習い始めは、口移しで、あんな感じとかそんな風にとかでしたよ。
自分の教室でもこんな細かいことに言及したことはありませんものと、お答えしました。
さぞご心配なことでしょうが、習うことは、いろいろありますからね。

わたしの、経験と整体の知識と考え方とを総動員して、考えさせる彼女は、今、転換期に来ていて、出来ないことへの焦りとに、聴きたいことがいっぱいに溢れています。

まず、溢れすぎたのを整理して、気持ちに引き算をしないための「応え」を、気持ちを込めて、返して行きます。

半ば、精神論のようになりそうなことを、コントロールしながら、それに、とてもよく反応して下さるので、私の気持ちも、心地よく回転していきます。

こんなやり取りからは、大きなエネルギーが生まれます。

ルンルンで、帰路につきました。

次に会うときになってはじめて、私の繰り出した言葉が、的を得ていたか、彼女の体が、獅ュ反応できることを言ったのか、そして、その反応から何か生まれたかが、分かります。

楽しみであり、恐浮ナあり。やっぱり、楽しみ。


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