風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

卒業した夫は

2020年12月28日 | 徒然に日々のことを
家人は4番目の仕事を12月いっぱいで、退職となりました。
25日は、その出社最後の日。

コロナウイルス感染防止のため出社日が週1日からやがてすべて在宅勤務となりました。

出張が多く、長ければ何か月も、短くて1週間の不在が続くため、「肝心な時にいつもいない人」でした。
そんな人が、最後を迎える時になって、ずっと家のパソコンの前にいなければならないという状況は、想像に難くない。

この半年近く、在宅のため、退職後、お家に居る人御一名様のリハーサルと思って、過ごしましたが、大人が一人増えると、いちいちめんどくさいことがあります。伸縮性の網の中にいる感じがしていま~す。


二つのグループ人たちからそれぞれに思いのこもったメッセージと記念品を頂いて、にこやかに、うれしそうに、帰ってきました。

会社のことは、ほとんど話さない夫です。
記念品を頂くという事態になって初めて、お品に添えたメッセージから、夫の職場での様子が見えました。お世辞半分としても、シニアとして好感度が高く、仕事も結構できていたことを知りました。

記念品も、一つは希望したもの、一つはおもいがけず、夫の好みを言い当てた品で、嬉しさもひとしおだったよう。
会社に勤める人は、家族よりは、長い時間ともにすることになるため、妻の私よりも理解してもらっているみたい。
その方の、記念品チョイスは、夫のツボにはまったようです。

終わりの日が、このように、幸せに締めくくれたことは、家族にに取ってもうれしいことでした。

今日は、あちこちで、「ごちそう?」と尋ねられましたが、31日までは、在籍なのだから、お終いではないのです。
そういうところにこだわるオットであるというのはわかっていて、不機嫌になるはずなので、25日は、普通の夕食でした。
「今日はまだ終わりじゃないものねぇ。」と、先手を打っておきました。
生真面目さもここまでくれば、上等ですねぇ。

さて、これからは、どういう過ごし方をするのか、辞めて一段落しなければ、次のことを考えることをしない人ですからねぇ、、、、、

夫に関しては、急かしても動じない、頼んでも脅しても変えられない人だと長い年月で十分にわかったので、「ご苦労さま」の次の言葉は、飲みこみました。

私は、こたろうを見習って、自分のペースを守って、日々を過ごします。。。




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