風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

助長

2020年02月17日 | 徒然に日々のことを
娘たちの、卒園したひかり幼稚園の園長先生は、在園の2年間で物事を測らず、成人したその先を見据えて、成長の手助けをして下さいました。
卒園の時の、言葉は、「何も加えず、何も引きさらず、そのまま、お父様、お母様にお返しいたします。」

短期決戦に不向きな娘たちにとって、本当に、素晴らしい環境を頂いたと思います。
おかげで、幸せな今があります。

「助長」の故事を聞いたとき、すぐに園長先生の言葉を思い出しました。

そして今日は、マンデイ。

娘は、ある講座を受けてきたと言う。
10センチ以上も厚さのある本にかかれていることを(娘の表現そのまま)、1500円!2時間!で、かいつまんではあるが、とても親切に、話されたとか。

とりあえず、まったくその分野を知らない人に対する啓蒙ではあるが、娘のように、かなり実践している者にとっても、気づきのある内容だったとか。

その気づきとは、その内容ではなく、まだ、入口に立ったばかりの頭の良い人の考える、その言葉だったと。

もっと頭の良い人は、娘の実践していることをわかったうえで、その上のやり方を、対象の心に沿って、サメ[トできるんだろうね。

その点、お母さんは、0.5秒の笑顔で、育ててくれたよねぇ。

あれやこれや、深い学びがあって、実行されたたとしても、子供に取って大事なのは、瞬間に反応する笑顔なんだそうだ。

良い意味の「助長」は、どこに?と、思いめぐらしているその時、娘の「笑顔なのよ」という言葉に、気が付いた。

娘の言う最高の笑顔は、どんなに疲れていても、最高だったのだねぇ。娘に向けてだったからなんだねぇ。


コメント

哲学猫

2020年02月17日 | 徒然に日々のことを
「大人たちの心を猫にする哲学猫」は、言う。 

         99番  親とはちがう人生

親は子を従属物としてとらえるのではなく、一個の人格としてとらえねばならない。

だから、離れ、独立して、別の路を歩まねばならないと言っています。

もしそうしないと、子はずっと演技を続けなければならなくなり、ついには自分の人生を失ってしまうことになる。



         120番  良い景色

 良い景色を眺めなさい。

 その美しい景色に染められた心をどこにでも持っていけるようになるまで。

                          白取春彦著

美しい景色に染められた心をもって、吟詠をしたら、どんなことになるだろう。
美しい景色とは、染められた心とは。

一つに執着することとは、全く違うよね。

今の、心のチクタクは、猫さんの言葉に助けられる。

一杯、心を満たす言葉がある。

そう言えば、犬の皮をかぶった猫、あまりにも🐈である我が家の誰かさんは、こたろうの在り様に、ずいぶんと、学ぶところがあって、日々、変わりつつある。

間もなくくる「毎日が日曜日」を、心豊かに過ごせるようになるらしい。なってほしい。なるだろう。



コメント