風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

今年最後の中央会

2019年12月22日 | 詩吟
午前中は、通常のお稽古。

午後は、忘年練成会ということで、出席者は一言述べた上で、一吟聞かせていただきました。

特定の人ではなく、みなさんの吟詠が、格段とレベルアップして居るのを感じました。
練習熱心で、コンクールにチャレンジしている方の力量に、目覚ましいものがありました。

20周年に取り組んだことから、いつもの方たちだけでなく、それに続く方たちが、確実に影響を受け、力を付けてきたことが、わかります。  
 
  望廬山瀑布  李白
日は香爐を照らして紫煙を生ず
遥かに看る瀑布の前川に挂るを
飛流直下三千尺
疑ごうらくは是れ
銀河の九天より落つるかと

自ずと、私にもその影響がかなりあって、吟詠には、力が良い意味で入りました。
そのせいか、その吟調はいかがなものかとの、ご意見がちらりと聞こえました。
それほど、元気よく強すぎる吟詠だったようです。

席順で最後になったI先生の「両英雄」の吟詠は、圧巻でした。
日頃の甘さが消えて、吟題を行ったとき、女性なのに?祖の吟題?と思ったのは、一瞬でした。
何かの覚悟をもって、吟じられたように感じました。
思わずNの声がかかるほどの吟詠の終わりでした。

その後の、納め会は、いつもの居酒屋さんへ。

最近ワンフィンガーが少し増えつつあるビールの乾杯に、舐めるように日本酒をたしなむようになり、今日は、おちょこ一杯を飲みました。

日頃の間なくても、飲んだが如く、楽しく過ごしていますが、それ以上二、気持ちが柔らかにほどけてきて、口元も更にほどけて、言葉が、するすると出てきてしまいました。

あの言葉は、現状を伝えるつもりが、愚痴になってなかったか心配です。




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