風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

機杼を断つ

2019年12月20日 | 論語と
長年、機序を断つについて、「縦糸を切る」と、おもっていました。
もうこの先どうにもならないくらい大変なことだと。

改めて、「機杼」あるいは「杼」を辞書で引いてみると。
あらたいへん。機杼とは、縦糸をくぐらせて、布を織るためのシャトルだというではありませんか。
織機の付属用具の一。横糸とする糸を巻いた管を、舟形の胴部の空所に収めたもの。端から糸を引き出しながら縦糸の間を左右にくぐらせる。シャトル。

縦糸をばっさりと切ってしまうことは、もう、機織りをしない、できないくらいの意味となります。
シャトルに取り付けた横糸を切るのは、確かに布は織れないけれど、簡単につなぐことができるし、大したことではないように思える。

三選の教えをした母親が下した判断としては、ちょっと物足りない。

あれ?これって、昨日は出なかったけれど、以前三字経を取りあげてくださったときの、須藤先生の言葉ではないか!

あ~~~どうする?

須藤先生は、何でも四角四面に物事を捉えることは、なさらないから、私の頭を通り越して、直接、胸に響く言葉をおっしゃる。

先生の言葉は、かけがえのないやさしさがこまっています。
と同時に、ずんと響くような重々しい言葉も発せられます。



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