風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

新入さん

2018年10月25日 | 詩吟
新入会の会員さんたちへお聞きいただきたかった吟詠「塾生に示す」は、私なりに思いを込めた吟題であり、吟詠でした。

その思いをしっかりと受け止めて暮れていたのが、夢組準師範のOさん。

「先生の吟詠へのコメントなんて、、、」といいながらも、指導者への道を歩き始めているのだからと後押しをすると、的確に私の意図をくみ取って、くださっていました。

「私たちへの、特に新入会員にむけての思いが、強く伝わりました。」と。


ただいま、入会手続き進行中のKさんは、バッチも名札もないままで、きちんと会費を払ってくださっての参加でした。

今日の、気の入った練習で、「塾生に示す」が、先輩会員さんたちよりも早いペースで、仕上がりました。
今の段階で、ここまで仕上がるのだったら、舞台に上がってもらえばよかったと、思うほどでした。

松風さんたちも、入会したとたんの練成会エントリーで、新記録かなと思うのですが、彼女は、次回の中央会で、会員証とバッチを受け取ることになるプレ会員ですから、誰よりも早い出吟となるはずでした。

新記録云々を言いたいわけではないのですが、先輩がいると、居ないと出は、こうまでも違うものかと、感じます。

そして、新年あけての松戸支部の新年会のエントリーは、どうしたものかと思います。

芦孝会会員となって、芦孝会の秋の練成会を経験せずして、他の会へのエントリーは、私としてはちょっと抵抗がない訳ではありません。
まず、何かの形で、芦孝会長に吟詠をお聞きいただいてからだと思います。

先輩は、拒否し続けて、やっと先年から出場するようになったばかりなのに、新人さんを先輩がいるから安心との理由で、何でもかんでも出かけていくのは、息切れがするのではないかと、心配になります。

まして、入会前には、遠くへは行けないとの言葉も聞いていましたから。



よく考えてみると、大人の判断に、掉さすようなことはいけませんね。
楽しそう、行きたいというきもちを応援するべきなのでしょう。

吟詠については、生まれたての赤ちゃん扱いをしていますが、そのほかは、大人としての行動にご自身で責任を持って対処してもらうことが、肝心ですね。








そして、指導資格を持った人が、その責任を果たすことについて、賛否両論の中で、夢組から育つ新指導者の行く末を、今一度、しっかり考えていただいています。

吟詠の指導については、問題はありませんが、教場の運営については、しっかりと支えてくれる人が必要です。

幹事会への出席も、おろそかにはできません。

いろんな問題を解決しつつ、スキルを磨いて、上をめざせるかどうか、ここ一年ほどの体験では、なかなか結論を出しにくいと思います。

自由に、練習三昧をさせたいという思いもありますが、指導することによって、得るものもたくさんあるので、自由が良いとばかりは言えませんね。


吟詠の新人さん、指導の新人さんが、揃ってきた夢組です。

どこに向かって行くのかな?


=野田芦孝会長から、夢組五周年大会で頂いた言葉=
   「夢は一人で見るのではない」 



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