風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

集計係

2018年09月04日 | 詩吟
昨日は、第45回ャ潟hール全国吟詠コンクール関東地区予選が、無事開催されました。
7月28日に台風を回避して、昨日の9月3日に、急遽変更されました。

翌日の今朝は、朝から強い雨が降りはじめ、台風21号が高知に接近して、高潮注意が流れて、暴風域に入ったと知らせています。

いまごろ、大会関係者は、台風接近直前に、コンクールを終了することができて、今までで、一番の安堵を覚えていらっしゃることでしょう。

昨日の私は、計算係を仰せつかって、無事大過なく終えることができました。
大会本部の傍らで、パソコンの入力をしながら、10人ずつまとめられた次の集票を待ちます。
合間に、モニターから聞こえる吟詠を聞いていました。

大会に来て、吟者の姿を見ないで、過ごしたのは、これが初めてです。
モニターの音は、フィルターがかかって、少し引いた気分の耳に、偶々入ってくる吟詠はまた、違った聞こえ方がするものです。


担当のFさんが、届けてくれる10人分の点数をエクセルの計算表に、いれていきます。
間違ってはいけないので、三回見直しました。
数字は、言葉と違って、脳内で予測変換をすることができません。
だから、安心なのです。

この計算表を使えば、一人でできます。願わくは、精査係がいると安心ですが、スタッフも、ぎりぎりの人員ですから、贅沢は言えません。
最後には、一段落した芦孝会メンバーが、協力して、仕上げをしてくださいました。

この仕上げの作業つまり、同点が複数出たので、その中でも、順位をつける必要があることを、私が認識していませんでしたから、手を取らせましたが、次からは、ここまで、一人で、出来るようにしなければね。

今回は、「初めて」というプレッシャーがありましたから、手を借りましたが、来年があるなら、もっと、冷静に手順能く作業できるはずです。

エクセルの機能を、もっと知れば、もっと心地よく素早く自信をもって、対応できることでしょう。
夫は、私の現状をよく知っていますから、良くやったんじゃないと言っておりました。

詩吟の技術だけに取り組んでいた時は、夫は門外漢でした。
仕事も忙しかったので、関わりを持ちませんでしたが、だんだんと、運営のほうに、かかわるようになると、このような作業が舞い込んで來るようになり、仕事で、多少の知識のある夫に手伝ってもらうようになりました。

芦孝会と夫の接点が生まれてきましたが、集団の中にいるのが苦手な夫ですから、後ろで、何かを手助けしてくれる位置関係を好んでいます。
ですから、今の図式は、変わらないでしょう。 
     おかげさまで、ありがとう。



その部屋の傍らでは、賞状の筆耕をするプロの方がいらっしゃいます。

それぞれがそれぞれの仕事をしていますから、最小限の会話を交わすのみ。
筆の方は、表彰式までに、書き終えるかどうかを心配し、私は、入力ミスがないように、緊張し、表面上は静かに穏やかに。
ない面は、葛藤を抱えながら、その時が来る。

終わり良ければすべて良し。緊張が緩む瞬間。充実感あり。



見よう見まねで、いつの間にか使い始めていたエクセルで、何かの役に立つことが来るとは、思いもしませんでした。

自分で、この計算表を作ったなら、もう少し得意だったことでしょうが、作ってくれたのは、夫で、私自身が、思いつくアイディアを形にしてくれました。おかげ様。

すべてかたづけがおわって、退室するころには、会場には、もうすでに人は無く、今日出場した夢青葉のお二人が、むかえてくれました。

お二人とも、それぞれ、青年の部三位と壮年の部で入賞し、11月4日開催の大阪決戦大会に進出します。

              おめでとう!







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