風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風11月2回目

2015年11月25日 | 詩吟
今年は、雨の多い年ですが、その割には、お稽古日が雨に当たる日が少なかったように思います。
今日も、出かける時は、雨でしたが、帰りは上がっておりました。

12月並みの気温で、ダウンのジャケットがちょうど良く、手袋も邪魔かと思ったら、快適でした。
首と称されるところと、手先は、早めに暖かくしていたほうが、軽快に心地よく過ごせるものなのだと、改めて、感じました。


先回の中央会欠席でニュースその他を受け取るのは、27日の夢青葉なので、手元になにもありません。
連絡事項があるとそれに付随して、お話が長くなるので、練習を早くしたいと催促の目線が送られるのですが、今日は、それもなく、しょっぱなから、練習が始められます。

今日は、ことのほか、良い緊張感のあるお稽古でした。
先輩の声が良く響き、きっちりと押さえるところを抑えているというのが感じられます。

その、影響もあって、後輩さん、ゲストさんにも良い影響が伝わっています。
少人数とは、そういう心模様までもが伝わって來るものなんですねぇ。


今日の、課題は、「華城春望」の後半の練習です。いつも通り、ゆっくりの練習ですが、先輩の声の先導が後輩に伝わって、新しく練習する吟にしては、スムーズです。

先回のャCントの、「音を下降させない」と言う箇所がきれいに、音程を保って、浮上するようなエネルギーを感じるくらい良くできていました。

そろそろ入会一年を迎えるゲストさんに、出だしのひらがな読みを、ちょっと厳しく指摘させていただきました。
もう一度やり直しをしたら、すぐにできました。

ということは、「くせになっているのですね」というご本人の言い訳は、ちょっと違っていますね。



帰りの電車の中で、今日のこの体験を本当に面白がって、快感でしたとの感想を聞きました。
そして、自分の吟を聞いてみたら、思っていたより期待外れでがっかりしたと。
それで、今日は、その気になって、厳しい指摘に良い方に反応できたのでしょうか。

音程のよい人は、一音一音に音を当てはめて正確であろうとするあまりに、はまり込んでしまう落とし穴があります。今日のはそれでした。

そして、力を入れた声を出そうとするあまりに、ブツ切れになってしまいます。

今日は、それに対する気づきになったでしょうか。

次回は、律詩全体をおさらいして、独吟へ持っていく予定です。



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