風のこたろう

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足立論語の会

2015年11月05日 | 論語と
今日の論語は、文字の説明でした。
論語をよりよく読めるようにと、漢詩に取り組み、詩吟もプラスして、今回は、文字の学習です。

読まない文字、同じ文字でも、前後の文字により、正反対の意味の接続詞となる。

面白い漢文の中での、漢字の使い方は、奥が深そう。
そう言う奥の深い文字をもち、様々な思想や、感情を彩りよく表している漢文を、須藤先生は、ご自身で解明しながら、読みといてくださっています。


論語の講座も、年を重ねるて、何回かお話を重ねて聞くようになると、1回目よりも、2回目3回目となると、理解が進んできたように思います。

章句の説明を聞きながら、先日心動かされた本の著者は、論語を知ってこの文言を書いていらっしゃるのかしらと、思うことがあります。


武士のバックボーンとなった論語は、今では、すべての人のバックボーンとなりました。
人を思いやる気持ちが大事と、言っています。

ごく普通の人が孔子に質問をすると、孔子はその人の理解度に応じた答えを下さったというくだりを読みました。

すべての人に愛をもって接する。これこそが「仁」と説く。
「仁」とは、奥が深く、様々な側面をもって、私の前に登場する。
そのたびに、捕まえたと思ったら、するりと逃げていく。


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