風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

菜根譚&はじめの一歩

2015年10月16日 | 論語と
菜根譚 遥か昔にかかれた言葉、日本人には当たり前の言葉、「お先にどうぞ」は、その昔侵略を余儀なくされる世の中で、生まれにくい言葉。
しかし、洪自誠は菜根譚のなかで『経路窄(せま)き処は一歩を留めて人の行くに与え」と説く。

そして、おいしいものを頂いたら、その三分を人に分けようよ。いつでも、何事にも一歩を譲る心がけが大事だよ。と説く。


と、これは、先月の復習。

今日は、洪自誠と陶淵明の漢詩  「飲酒 その五」
飲酒といいつつ、酒を飲むという詩ではないその五を須藤先生のチョイスで、はじめの一歩のメンバーではなく、菜根譚のメンバーに聞いてもらいたいとのリクエストで、男性二人の連合吟、尺八の伴奏付きで、ご披露させていただきました。

心から、詩吟を楽しんでいただいて、詩吟仲間も鼻高々。

詩吟をこよなく愛してくださる須藤先生に、詩吟仲間の吟詠が、たびたびこのような形で取り上げて下さいます。

そして、生徒のみなさんからも、喝さいを頂いています。


はじめの一歩は、「論語・唐詩への誘い」に掲載の漢詩の三番目の漢詩「静夜思」に取り鰍ゥります。
漢詩の読み下しも、スムーズになりました。
一節ずつ繰り返す、練習方法も、慣れてきました。
32番と、8番をマグネットで、音の変化を目で確かめながら、練習です。
32番は、五まで降りてきたら、勢いで、3半まで下がってしまってたのが、きっちりと五で止まるようになりました。

毎回手ごたえが感じられるこの教室です。月に1回1時間でも、続けていれば、上達するものなのです。

来月が楽しみです。







この後は、たまに行く飲み会で、上師範のおめでとうをして頂きました。

私が、あまりに喜ぶものだから、お祝いをせねばという気にさせてしまったねぇ。
それにしても、うれしい、ありがたい。

何よりも、なぜそうも喜んでいるかということの、私の思いをきっちりとわかってくださっての、おめでとうだから、余計にうれしいのだ。

取り仕切ってくださった幹事さんそれに賛同して、はじめの一歩には参加していないのに、はるばる会に合わせてやってきてくださった方。
今日は、予定ではなかったのに、残ってくださった方。

此の処、メンバーさんと新たな親しみをもってきた尺八先生も、参加くださり、大恐縮です。

何気ない会話なのに、みんながうれしくて楽しくて、つい笑い声が出るという心地の良い集まりでした。

ありがとうございました。
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