風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風

2014年10月29日 | 詩吟
松風10月2回目のお稽古。

メンバー3人、ゲスト1人。
今日は、珍しく9時から11時までの時間帯。
いつも出席するもう一人のゲストさんは、欠席。みんなにどうしたのかなぁ?と心配をしてもらっていた。
忙しい人だから、午前中はダメなんじゃない?と勝手に決めこむ。


今日からは、リセットして、いつものペースで練習ができる。
8月入会の新人さんは、目まぐるしい日々を過ごしたので、通常はこんなにゆっくりのんびりなのよと、わかってもらえる。

今日は、会員さんからのリクエストで、昇段試験の録音テープを聞いて、ご指摘いただきたいとの申し出でがあり、要望に応えることにしました。
昇段試験の吟詠を録音することは、良かったのかどうかわかりませんが、それが、こういう形で、積極的に問題解決したいとの気持ちを見せてもらった。


私自身は、終わったことは、あまり問題にしないで、その結果は私の次への指導のヒントとしてとらえるつもりでいましたが、所望とあっては、致し方ないなぁ。

こういう材料を与えてくださったのだから、新人さんには、今はわからなくても、先に行って「あれだったのか」と、わかるときがあるでしょう。

テープを聞き、今から取り組んで注意する点をピックアップしてみました。
息が切れて、出したつもりでも聞こえてこなかった、最後の音。
吟法をついまちがってしまったところ。
吟法のもう少し欲を言えば、という箇所。

もちろん格段の上達を見せた箇所も忘れずお伝えして、昇段試験の締めとなりました。

このようにして、締めを行うことも悪くはないのですが、足りないところを指摘してしまうことに抵抗があります。

4段になったら、指導資格を頂くことができますから、振り返って問題点を訂正して強化する必要があります。

それまでは、通過点を気持ちよく明るく、過ごしたいと思います。
今回のように、会員さんからの所望があれば、別ですが。



今日の練習の吟題は、「舟由良港に至る」4回繰り返し、段数を上げて4回。そして、独吟。
今日は、前回に引き続き二回目。
先輩が上手に先導ができるので、入会して3か月目にして、二回目の練習で、独吟ができる。

先輩がいるのといないのとでは、こうも違ってくるものかと、思う。

それなら、夢組さんの創立メンバーは、よく頑張って、きたものだと思う。
のんびりゆっくり、それでも、青葉は、他の教室と同じペースで昇段試験を受けて遜色がない。
すごいねぇ。

単純にいえば、熱心さと素直さが、練習回数を上回っているということなのか?

そのあたりのことを、細かく詮索しても、意味はない。

今まで積み上げてきたことが、今のあなたを形成している。そして、私の今もある。

おかげ様、ありがとう。
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