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風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ばぁbになった彼女

2005年02月04日 | チンゲル亭過去日記

2才になったばかりの孫と娘夫婦と二世帯で住む事になった彼女。
ばぁば、○○ちゃんとよびあってじゃれている様子は、ほんとにかわいい。
人見知りというけれど、そのうち、私にむかって回らない口でおばちゃんと呼びかけてくれるようになった。
そして、私の足の上には、孫ちゃんが生まれる前から飼っていたワンちゃんも寝そべっている。

子供にも、動物にも好かれる私である。 ばんざい!

賢い彼女は、ちゃんと線を引いて、目をつぶるところはつぶり、言うべきところは厳しく言い渡して生活しているらしい。
なんでもそうだけれど、「過ぎたるは及ばざるが如し」なのだ。

彼女と知り合って、20年あまり。
お互いに引っ越しても、いまだにつかず離れずの関係が続いている。
私が、何かの拍子に依怙地になる事も良く知っている。
今日も、しっかり指摘されてしまった。(笑)
一刀両断、すぱり!なので、腹を立てるより、よく判られすぎていると、喜んだりして。。。

彼女の、元気をもらった。少し浮上してきた。

彼女に限らず、付き合って長い短いに限らず、わかってもらえている人ってあっちにもこっちにも居るじゃないか。
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プチとじこもりか?

2005年02月03日 | チンゲル亭過去日記

メールを書くのは、なんとも無いが、電話をしようとするとドキドキしてなかなか、番号がプッシュできない。
思い切ってかけてみて、相手が留守だったら、ほっとする。
この症状は、帰国後すぐ始まって、なかなか改善しない。

一時的なものと高をくくっていたが。。。

帰国直前のウランバートルでは、日本に帰ったら、毎日のように電話をかけて、知り合いに会う約束を取り付けて、あそこに行こうここに行こうと夢想していたのだけれど。

相手先からのお誘いには喜んで乗るのだけれどなぁ。
プチ閉じこもりか?

モンゴルからの帰国スイッチがちゃんと入ってないのかも。

お出かけ大好き娘が2年間の中国生活の後帰国したときも、不思議なくらい出かけないで家に居たよね。
久しぶりに帰ってきて、会いたい人、行きたい所がいっぱい居るだろうにといぶかしがったものだ。

今の私の状態は、それかなぁ。娘も結構長かったと思う。

今は亭主元気で留守、そして、娘たちはまだ優しくしてくれている、鼓太郎は擦り寄ってくる、という心地の良い状態にいるものだから、余計なのだろう。

あわてず、マイペースで自分を取り戻そう。
娘もそうだったものね。
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わぁ。ひさしぶり

2005年02月02日 | チンゲル亭過去日記

昨日は友人と会食。

場所はおととしまで勤めていた職場の隣のビルのレストランでした。
毎日通った道筋をたどっていると、私って働いていたのよねぇと思い出した。
結構充実した毎日だったなぁ。
地下道を10分ほど歩くと、地上への出口に到着します。

レストランは28階で夜景がきれいでした。
2年余り通ったところなのに、そういえば忙しすぎて、プライベートではレストランに行く事も無くて、こんな素敵なところがあるとは知らなかった。

予約の労をとってくれた彼女は、こんなお店の情報を数多く持っていて、何か集まりがあるというと情報をもらうのでした。

6人のフルメンバーで集まれるはずが、一人がインフルエンザの疑いがあるとの事で、5人になりました。

問われるままに、モンゴルのことウランバートルでの生活をかたり、彼女たちの近況を聞き、旧交を温めたのでした。
おばあちゃんになったり、息子さんが独立したり、10年前に始まったころは今のこの様子を、思いもしなかった。
目の前の事をこなしていくのが精一杯で、過ぎ去った事を思い直すゆとりもその気も無かった。

私のように、専業主婦をしているのは、私だけで、皆さん忙しく働いていて生活に動きと流れがあるのでした。
私にも、目に見えなくても流れがあるとは思うのですが、淀んではいないよね。

おいしい料理と、楽しい会話で、ひと時を楽しみました。
娘の職場が近いので、残業を終えた娘がレストランに駆けつけてくれました。
友人と食事を終えた後、娘と一緒に帰宅する。いいね。

その前日の31日の夜は、近所のおうちに用事のある娘に誘われて、一緒にお邪魔しました。
そのお宅での、お茶を飲みながらのおしゃべりもたのしかったのですが、往復のそぞろ歩きも、かけがえの無いもののように思います。

こんな、何気ない優しい時間は、いつまでできるのかなぁ。
娘は結婚しても母の元に帰ってくるとは聞くものの、やはり家庭を持ったら様子が異なってくる事でしょう。
とはいえ、まだ、具体的に結婚がきまっているわけではないのだから、そのように思うのはまだちと早いね。
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湯たんぽ

2005年02月01日 | チンゲル亭過去日記

今が一番寒いときなのかしら。
人間の体は、ほんとに良く出来ているものだと思うのです。
寒さにも、暖かさにも、暑さにも順応できるようになっているのですね。
その精妙さに驚きます。

マイナスの気温体験ですっかり寒がりを返上したかな?と思ったのもつかの間、部屋が寒いのでもう何十年も忘れていた、湯たんぽを使い始めました。

ウランバートルでは明け方の冷えで目を覚ます事が無かったのですが、こちらでは、パッチリ目を覚ましてしまいます。
そのときは、足が冷え切っているのです。
それで、母が使っていた湯たんぽを出してきたのです。
これが、ほんとにいい気持ち。

置く場所を間違えると、夜中に汗をかいて、目が覚めるのです。
明け方目が覚めたら、ちょっと足を延ばして、暖かさを確かめるくらいの位置に置くのがちょうど良いのです。
そして、湯の温度は沸騰するまで沸かさないで、ちょっと前で止めるのが厚すぎないこつです。

鼓太郎も暖かくて、喜んでいます。
ウランバートルで、暖房が切れた後にまだ寒い日がありますが、そのとき湯たんぽが有ったらなぁと思ったのでした。
ペットボトルが少々熱で変形するのですが、お湯を入れバスタオルで包んで代用したのでした。
第三地区の高級食器を売っている店で、ゴム製の湯たんぽらしきものを見つけた時はもう暑くなっていたので、ザンネン!でした。
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美容院

2005年01月30日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルのチカちゃんのページをのぞいたら、http://homepage3.nifty.com/takahashi5910/index.htm
美容院に行ったと書いてありました。

ちょうど私も昨日行ったばかりで、そのサービスの差を改めて感じて、去年の事を思いだしていました。

母譲りの若白髪なので、美容院には良くお世話になるのですが、シャンプーをしてもらう時がほんとに気持ちが良くて、母の介護中には、数少ないリラックスの場所でした。

昨日も、ほんとに上手にシャンプーをしてもらったので、危うく眠ってしまうところでした。

髪がきちんとできると、それだけで、気分が♪になるのです。

ウランバートルでは、個人の技術の前に、停電、断水が日常的に起こるので、大変です。
大変と思っているのは、日本人だけで、ウランバートルの人たちはなんとも思っていないのかもしれません。

シャンプーをし終えたとたんに、停電になってドライヤーが使えない。
断水中なので、ひしゃくでお湯をすくいながらのシャンプーで、すすぎをはしょって終了。
機器は、壊れるまで使って、メンテナンスはほとんどしない。

これが、普通に行われていることで、料金はちゃんと請求されます。
そして、日本円に換算すると格安なのですが、ウランバートルで普通に生活している人たちの感覚からすれば、今、日本で高い!と思っているくらいの値段でした。(ヘアカラー 8,000トグルク シャンプー 2,000トグルク)

モンゴルでは、人件費というのは無いも同じでした。
日本では、人件費、サービス料がその値段のほとんどを占めているわけで、それに対して払えるお金を持っている事が、”ブランド”を買いたい真理になっていくのかな。

天下の原宿で、カリスマ美容師にカットしてもらったら、どんな気分なんだろうね。そして、それに対して、何万円も支払う事が、当たり前と思うのはどんな気持ちからなんだろう。

私は、そのお金があったら、1泊でも良いから温泉に行きたいなぁ。
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電話

2005年01月28日 | チンゲル亭過去日記

「ヒョウジケンガイ」と電話のディスプレイに表示されるときは、オーストラリアの夫からの電話である。

電話代が多分高いと思うのです。
先週末からの現地は、携帯の電波の届かないところに移動したので、ホテルの電話でしか、通信手段はありません。

その、電話もバーの中にあるため電話での話がしにくいようで、プリペイドカードを買ってパートナーに迷惑のかからないときに外の公衆電話からかけてきているようです。

ウランバートルよりも条件の悪いところです。
ファックスも、無いわけではないがあてにならない、しかも、ネットは不通という状態の僻地に居るわけです。

’73年に結婚したのですが、そのころは、日本国内でも直通でかからない場所がありました。
しかも、男社会の会社ですから、出張先から、家に電話をするのは、一番の若造だった事もあってかなりはばかられるのでした。

そのため、出張に出かけたら、音信不通が当たり前でした。
通信手段が無いのですから、私もあきらめていたのです。

今では、007の映画に出てくるような、通信機器が夢物語ではなくて、普通に使える世の中になってくると、だんだんに「待つ」「がまん」「あした」という言葉が消えていって、今すぐ確かめる野が当たり前で、却って、不安を増幅させてしまうようになっています。

仕事中であろうが、外出中の移動中であろうが、その場所に声を届かせる事が出来るのは便利なようで、不便なのではないだろうか。

今すぐ、瞬間に考えて答えを出さねばならなくて、「ちょっと待ってね」のちょっとが限りなく短くなっているのです。

心が同調しているときは、同じことを考えているから、すぐに答えは出るでしょうが、もし、そうでないときは、じっくり考えてから答えを出さねば、間違った返事になるのですから。

出した手紙が2ヵ月後に届き、そのまた返事が3ヶ月かかってという時代を経験している私たちは、幸福だったのかもしれない。

小さい娘を抱えて、不安もかなりあったはずなのですが、今となっては、離れてあれこれ想像したり、帰って来たとき娘たちが泣かないようにいろいろと工夫したり、とても、豊かに楽しい時間の事しか思い出さないのです。
心のスペースがひろかったな、という気がします。
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マイナス30度とプラス40度

2005年01月27日 | チンゲル亭過去日記

ウランバートルは、2月のツァガンサル(お正月)の準備におおわらわ。
真っ白い世界で、戸外はマイナス20度から30度になっているはず。

一方、現在の夫の出張先であるオーストラリアのアデレイドはプラス40度だそうです。
テントの中では、半そで半ズボン、テントの外に出るときは手足が隠れるものを羽織るそうです。
日焼け止めクリームは、化粧品であって男が使うものではない、然もめんどくさいと思っていたが、そうではない事がよーく分かったようです。

今度は、どんな黒さになって帰ってくるのか、楽しみです。(笑)
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合格発表

2005年01月24日 | チンゲル亭過去日記

22日ある合格発表が夫にありました。
いたずら電話の余波から抜け出たら、次のことを考えることになりました。
詳細は、夫が帰ってからになります。

昨日は、出先で雪になりました。
モンゴルの雪は、どう?と言う質問に、懐かしがりながら答えておりました。

モンゴルでは、ツァガンサルの準備に、大忙しの毎日のはずです。
お客さんに振舞うボーズをせっせと作るのです。
お客さんの多いうちでは、何千個も作るそうです。
そして、マイナスの戸外に出しておけば天然の冷凍庫ですから、早く作り始めても問題は無いのです。

夫は、最後まで羊の肉がだめで、二度目のツァガンサルの去年は、夫用に牛肉のボーズをわざわざ準備してもらったのでした。

さらさらの雪は、服にかかってもパタパタと振り落とせるくらいでした。
晴れた日に郊外に出ると、ダイヤモンドダストがきらきらと舞い、それは美しい景色でした。
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オレオレ詐欺

2005年01月20日 | チンゲル亭過去日記

泣きながらお母さんと言って電話がかかってくると、自分の娘と完全に信じてしまうものなのかもしれない。
その声はそっくりに聞こえたので、胸がどきどきしてなかなか収まらないでいました。

人をはねたと言って娘が電話の向こうで泣き崩れていたのです。
車を運転しているはずが無いので、詐欺とすぐにわかったのです。
そして、ニュースで言っていたように「刑事さんと代わる」と言うので、頭の半分はパニックを起こしながら、冷静に「どうぞ」と応えることができました。
そしたら、電話はぷつりと切れました。
敵もさるもので、こちらが察知した事をすばやく理解したようでした。
それとも、いたずら電話だったのでしょうか。

詐欺未遂とわかっていて念のための電話確認のためと自覚していても、かなり動転していたらしく、電話の横にリストが貼ってあるのに、娘の名刺をわざわざ出して、それを見ながら電話をしていました。
娘も、母からの電話を取り次いでもらったときは、何事かと驚いた事でしょう。
元気な声を聞き、驚いたねぇと娘から慰めてもらいました。

さわやかに朝を迎えていたところに、娘の泣き崩れる声を聞かされたことで、ほんとに胸が苦しくなりました。

ニュースを見て、そんなに簡単に騙されるものだろうかと、他人事のように思っていたのです。
あれなら、騙されるかもしれないなと妙な納得をしてしまいました。

人の弱いところを巧みに突いてくるものだなぁ。
娘に、何事も無くてよかった。

安心しても、恐浮oえた体はなかなか収まらないもので、血圧がかなり上がっていることを実感したのでした。
驚き悲しんだ挙句に、脳梗塞で唐黷驍ニいうシチュエーションは、ドラマでは見るけれど、実際に自分の身にも起きるとはねぇ。

気分転換に自転車を走らせましたが、周りの景色は見えてなかった事を帰宅して気がつきました。
こんなときは、ゆっくり徒歩に限るのか、外出すら控えたほうが良いのか。
のんびりぬるいお湯につかるのが良いのか。
友達に電話をかけまくるのが良いのか。

とりあえず、ショックには甘いものですよね。
街が見えて無かったとは言いながら、ちゃんとおいしそうな甘いものを売る新しい店だけは見つけ出しました。(笑)
これから、一人3時をいたします。
お騒がせいたしました。
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生花

2005年01月20日 | チンゲル亭過去日記

帰国後、部屋の総入れ替えをして、物を大幅に片付けました。
そのおかげで、かねてから長女の望みだった

           玄関に習ってきたお花をきれいに活ける

が、実現した。
水曜日がお稽古の日で、帰宅がかなり遅くなるのですが、新年になってからは、その日のうちに活けるようになった。

おかげで、木曜日の朝は玄関がすっきりして、美しい。
今朝はちょうど母からの宅急便の配達がありました。
荷物が重いので、中まで配達人が入れてくれるので、アイリスの紫の色がきっと目に入った事でしょう。

次女は、せっせと自分の部屋を自分らしく変えている。
インターネットで取り寄せた荷物が昨夜届き、嬉々としてダンボールを開けていた。やがて、電話をかけている声が聞こえる。

最近、電話をかけるとき部屋のドアを閉めなくなった。
幸せなんだなぁとおもう。
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