Little by Little

慌てず騒がず

九月二十八日

2018年09月29日 | 日記
素材としての俳優がいる。姿かたち顔つきが、その役に近い。彼らは、監督や演出家の指示を待っている。しかし、彼らはアーティストではない。アーティストは、自分自身をもとにして、声や動きを様々に工夫して、役やドラマを作り出すのだ。
機などで作られた文楽や人形は、人が動かすことによって、登場人物になったり、ドラマを作ったりする。
つまり、素材を動かすことによって、そして、その技術によって、ドラマが生まれてくる。これが演劇なのである。
しかしながら、日本では、その技術よりも素材そのものの方が勝ってしまう場合が多々ある。いや、それが多い。つまり、役宿らもを作り出すだけの技術を持っていない俳優?が多く存在しているのだ。。、

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