【はじめて】
周りの親戚がみな高齢にもかかわらずあまりに死と無縁だったため、まともに葬儀と言うものに参加したことがなかった。母方の祖父はすでに亡くなっているが、それは私が小学1年に入ったばかりのときだったので、「参列者」という感じにはならない。今回はある意味離れて暮らす父方の祖母よりもよっぽど祖母みたいな感覚を覚える人の葬儀であるため、通夜から告別式までフルで参戦してきた。
【装備】
ところが黒のネクタイはない、数珠はない、ありとあらゆる準備がなされていないことがわかり、ほとんどを父からもらうことになった。幸い黒いスーツはあった(以前教育実習前に汚れてもいいようにと「ジャ○コ」の1万円スーツを買っておいた)。
【一番肝心な装備】
今回これで一通り葬儀に出る装備は整えられたが、その中でも一番大事な装備は、特に高齢の親族が増えてきている現在「昨日まで元気でも今日はわからない」という心の覚悟である。周囲の誰よりも元気な90歳であったため、いまだに何となく信じがたいのだが、そういう信じがたいことがもっとより身近、例えば両親において起こったりしてもいいような覚悟が必要だと教えられた気がする。
周りの親戚がみな高齢にもかかわらずあまりに死と無縁だったため、まともに葬儀と言うものに参加したことがなかった。母方の祖父はすでに亡くなっているが、それは私が小学1年に入ったばかりのときだったので、「参列者」という感じにはならない。今回はある意味離れて暮らす父方の祖母よりもよっぽど祖母みたいな感覚を覚える人の葬儀であるため、通夜から告別式までフルで参戦してきた。
【装備】
ところが黒のネクタイはない、数珠はない、ありとあらゆる準備がなされていないことがわかり、ほとんどを父からもらうことになった。幸い黒いスーツはあった(以前教育実習前に汚れてもいいようにと「ジャ○コ」の1万円スーツを買っておいた)。
【一番肝心な装備】
今回これで一通り葬儀に出る装備は整えられたが、その中でも一番大事な装備は、特に高齢の親族が増えてきている現在「昨日まで元気でも今日はわからない」という心の覚悟である。周囲の誰よりも元気な90歳であったため、いまだに何となく信じがたいのだが、そういう信じがたいことがもっとより身近、例えば両親において起こったりしてもいいような覚悟が必要だと教えられた気がする。