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Weblog / 2008年04月30日 16時18分45秒
ついにこの日がきた。

皆さんこんにちは、うたうたい秦千香子です。

増えた鍵盤を家できれいに収納、且つすぐ弾けるように、と思ったら、
結局この方法になりました。
初めてのスタッキング。

ライブでこんなことはしませんが。
座ってみるとちょっとどきどきします。
なんかここだけ自分の部屋じゃないみたい。
鍵盤の砦みたいだ。
あ、そっか、みたい、じゃなくて、
これが私の音楽の砦なんだな。
ここでもっともっといいの作らなくっちゃ。

ちなみに上から、micro KORG、Roland JUNO-G、YAMAHA P-80です。
全部フル活用でいい曲作ろうと思います。

片付けたらテンションあがってきた。
今日はいいのができそうな予感。

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Weblog / 2008年04月30日 02時11分16秒
あのひとがふたり

皆さんこんばんは、うたうたい秦千香子です。

今日もTDという作業がありました。
ミックス作業です。
いやあすばらしいですよ。
今日でまた2曲が仕上がり、
それがまたとても良い出来の曲たち・・・って毎回書いてる気もしてきた。
全部いいんだもん。語彙がなくてごめんね。

これでレコーディングは2/3くらいが終わった。
と書くとまだまだあるみたいですが、
ずんずん進んでいるのですね。
こんなに録れた、とも思うし、
まだたくさん録るのが残ってる、とも思う。

今回のレコーディング、凄く長く感じるんです。
実際時間をかけて作らせて頂いてるとも思う。
密度の濃い毎日を過ごしているということ。
凄く充実感があるんです。
苦しんだり、悩んだり、嬉しくて笑ったり、
全部含めて凄く自分にいい刺激をくれる。
プラスかマイナスかなんて何を基準にして判断していいのかわからないけど、
その刺激がまた新しい何かを見せてくれたりするから、
転じてすべて大きなプラスだと感じる。
人生に無駄なことなんてないんだなって改めて思わせてくれる。
素敵なことだね。

さて、そんな中今日はスタジオの下にあるスープカレー屋さんへ。
北海道にツアーで行ったときにすっかり大好きになったスープカレー。
東京にもこんな美味しいお店があるんだなー。
しかしお店の名前を失念。
イエロー・・・なんだっけ・・・ごめんなさい。
とにかくおいしかったー。

カレーを待ってる間に気付いた、向こうの席にあたかも座っているかのような、
見覚えのあるあの特徴的な後ろ姿。
うーん、お茶目だなぁ。

明日も歌詞書き!
素晴らしい一日になあれ。

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Weblog / 2008年04月28日 23時28分46秒
すてきだ

皆さんこんばんは、うたうたい秦千香子です。

昨日凄く良い歌が録れました。
今日はその曲をめちゃくちゃ素敵にミックスしていただきました。

ばんざい。
ばんざーい。
かっこいいぞー。

叫んでしまいたいのをこらえてうんうんとニヤつきながら頷いていたら、
聴き終わるや否や我等がディレクター平田さんも、

かっこいい!うん!かっこいい!

と嬉しそうに言ってくれた。
見回したらみんな笑顔だった。
また嬉しくなった。

そしてまたレコーディングは続いていく。
作っていく過程では、
昨日までの自分を越えていかなくちゃいけないっていうプレッシャーにぐっと胸を潰されそうになったりとかする。だから何度となく苦しいときが続くんだけど、
この瞬間の満たされた気持ちにはかなわない。
ほとんどが苦しい時だって、全部力を出し切っていいものが出来た瞬間は、その為に生きてきて本当に良かったって思えてしまう。
音楽の魔力だ。

次のを聴いて貰う日がより待ち遠しくなりました。

いま、毎日、昨日の自分を超えていく感じ。
ちゃんと進もうとあがきまくったその成果が凄く出てきてる気がする。
自分はこうありたいと思う、そんな芯が出来て、
日々進んでいる、日々変わっている。
ウォークメンだ。私も。

レコーディングが終わるころ、もっともっと成長出来ている気がする。
たのしみだな、
予想していたよりもっと素敵なものが出来ている。
どんなアルバムになるんだろう。
どんなじぶんになれるだろう。

明日もミックス。
素敵な2曲が仕上がります。

写真は自分の体にご褒美。
フルーツって美しいなー。
今からこれ食べて歌詞書き!
いただきまーす。

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Weblog / 2008年04月27日 00時48分50秒
線路は続くよどこまでも

皆さんこんばんは、うたうたい秦千香子です。

明日はまた歌入れ!!
ということでまた歌詞の仕上げにいそしんでいます。
うーんまた素敵な曲が出来てしまったなあ、と、ひとりブツクサ言ってると、
まったく知らない素敵なメロディーが頭に流れて参りました。
慌てて携帯のボイスレコーダーでメロディーを捕獲。

見事、召し捕ったり。
わたし、にやり。

これ、いい曲なんじゃないの、と、またブツクサ言ってると、
急にお腹がぐうと鳴った。

朝ごはんも昼ごはんも忘れてたけど、
気付けばブラインドから差し込む光はすでに薄暗い。
顔も見る前に太陽とさよならの時間になってしまっている。

夢中になると時間の経つのが早すぎてよくわからなくなってしまうね。
あっという間に朝が夜に変わり、今日が昨日になってしまう。
子供のころは夢中で遊んでても無限に時間があるように感じてたのにな。

以前テレビで明石家さんまさんが言ってたのを思い出す。
人間は、生まれてから、ひとつ年を重ねる度に時間の感じ方が半分になっていくものなんだって。

半分かどうかはわからないけど、
確かに毎年年を重ねる度に思う。
去年より今年、時が過ぎていくのが早かったなあって。
時間が過ぎるのが早く感じるとなんだか損をしたみたいに感じて昔は嫌だった。
別に何か特別なことやってるわけじゃなくても一日があっという間に終わっていくことを怖くさえ感じてたりもした。

だけど、必死でもぼーっとしてても、
どっちにしても一日が早く終わってしまうのなら、
今の自分の「やるべきこと」「やりたいこと」たくさん詰め込んでみたいな。
早く過ぎていく時間は生きることにより夢中になっている証なのかもしれない、そんな風に思うようになった。
だから、いろんなこと全力でやることがとても好き。
大切なときに「どっちでもいいけど」なんてずるい言葉をはくような自分じゃもう嫌だから、まっすぐ自分の気持ちと向き合っていたい。

自分の経験値を上げるのは自分だけだし、
怖がって何もやらないより頭から突っ込んで失敗した方が自分を成長させられると思うから。
色んなことを考えていたい。
100パーセントは出来なくても、
出来るだけ自分の言葉や行動を「なんとなく」の代物にしたくない。
ひとつずつが自分の歴史になっていくんだもんね。

今までもいろんなことを誰かのせいにしながら生きてきてしまったけど、
自分の弱さまで人のせいにはしてたくないし、
大切な人をちゃんと守れる強さっていうものが欲しいから、
毎日少しずつ強くなりたいなって思うのです。

でもこの間、
強くなりたくて、という話をしたら、
「あんまりたくましく強くなりすぎるとモテないよ」と、
エンジニアの渡邊省二郎さんに笑いながら言われた。
女子はある程度の弱さを垣間見せた方がモテ系なんだそうです。
そういえば昔から駆け引きが下手だったなあ私。
性分ですね、もうこれは。

いまはなんかおかんみたいにでっかくやさしくなりたい。
なんでもそっとくるんであげれるような歌をうたいたい。
でも少年みたいな気持ちもずっと大切にしていたい。
などと、思うのです。



あ、そうだ、アルバムの発売日についてですが、
レコーディングも途中なので、まだ決まってはいません。
けど、決まったら真っ先にご報告します。
もう少し、待っててね。

多分暑い日にお届けすることになると思われます。
多分最強の一枚になると思われます。

さてさて、
歌詞の仕上げに戻ります。

明日はでっかい声で歌える。うれしいな。

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Weblog / 2008年04月25日 17時09分30秒
やっばい

皆さんこんにちは、うたうたい秦千香子です。

昨日の夜中、次のアルバムの2曲に生ストリングスを入れていただいて、それを先ほど聴いて、涙が出そうに感動してしまいました。
すごい。
ことばにならない。

うち、もっともっとがんばります。
こんな日がくるなんて。誰に言っていいかもうよくわからないけど。
本当にありがとう。

写真のファイルの中には感動が入ってます。
まだ聴かせられなくてとても残念。
やる気200%まで上昇してます。
よしゃーもっとがんばるぞー!!

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Weblog / 2008年04月25日 11時04分44秒
大切なことだけいえるかな

皆さんおはようございます。うたうたい秦千香子です。
引き続き歌詞書きしてます。
転げまわっております。
伝えることは難しい。

大切なことだけ言いたくて、
だけど話をしようとするとどうしてもうまく言えなくて、
だから大切なことばだけ選んでうたにして歌いたいのに、
いざ言葉を並べてみると目的とはまったく違ってしまったりする。
なぜなんだろう。
この期に及んでまだ自分に言い訳しようとしてしまうのかな。
ぼやけてしまうのはやだな。
かっこつけてしまってるのかな。

ということでまたやりなおしくりかえし。

出来上がったら、十分伝わるかどうか、
スタッフの人たちに聞いてみたりする。
それがもしうちのこと知ってる周りの人が読んでも伝わらないような自己満足な言葉の羅列なら、
知らない人たちにも届けたい自分としてはやっぱり意味がないので、
伝わりづらいときはやっぱりざっくり最初からやり直したりもする。
ただの自己満足で終わるものなんか作って出しちゃったら、
ずっと支えてくれている人たちにあまりに恥ずかしいし、
自分がうたを歌ってることに誇りを持てなくなってしまいそうだから。
確かにやり直しって怖いし焦るし苦しい時もあるけど、
「それにくらべたら、なんてことない」のだ。

とはいえ今日も転げまわっています。
曲作りならすごく楽しいのに、
歌詞書きはなかなか苦しい作業なことが多い。
でも出来上がってみんなで感動できるから、どうにもやめられそうにない。
いい曲が出来上がったとき、救われたような気分になる。

それにしてもリリースが楽しみな曲ばかり。
嬉しいなあ。
まだ終わってないけどいいアルバムになることだけは間違いないです。
最後までがんばるぞ。



関係ないけど、別の話。
最近歌詞書きに煮詰まった時に古着屋さんはじめ服屋さんを覗くのが楽しい。
しかも今年はエスニック大流行で、エスニック好きな私はちょっとにやり。
ぺたんこのくたっとしたブーツが欲しくって、服屋さんを覗くときはいつも靴のとこでキョロキョロしてます。
まぁ大体買わずに見てるだけだけど。
ああ、このスカート、うちにあるあのカットソーとあわせたら最高にかわいいだろうな、とか妄想してみたりする。
大好きな服を着たりとかお化粧をすると気持ちが上がるよね。なんでだろう。
ぱりっと新品になったみたいな気持ちになれる。
なんかちょっと素敵な自分になれたみたいな気持ちになれる。
シンプルな服がすき。素直になれそうで。
だから、すとんと着れるワンピースが自分の中でも大流行。
服を着ることも自己表現の一つだったりするね。
「こう見られたい」だけじゃなくて、「こうなりたい」も含めて。
アルバム録り終わったらたまにゆっくり買い物でも行きたいなー。

さてさて、今日もがんばります。
写真は作業中のパソコンくん。
自分のが故障中につき借り物。
そうだ、お金ためてパソコン買わなくちゃ。
ものいりだなー。

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Weblog / 2008年04月23日 18時25分33秒
かしかし

皆さんこんにちは、うたうたい秦千香子です。

今日は歌詞書きしてます。
家にこもってたら煮詰まっちゃったので気分転換に近所のマクドへ。
ここなら人間観察も出来ちゃうしね。
歌詞書きセットでテーブルはすぐいっぱいに。混んでなくてよかった。

素直な言葉がするすると出てきますように。

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Weblog / 2008年04月21日 14時35分29秒
地球の日

皆さんこんにちは、うたうたい秦千香子です。

昨日東京の代々木公園で、昨日「アースデイ」が開催されてたので行ってきました。

毎年このお祭りを通して、
普段の生活では意識しなかったいろんなことについて少し考える。
「だれかのこと」だ。

自分がここで生きてるように、
別の場所でもいろんな人たちが色んな想いで生きている。
いつもは考えもしなかった誰かの「つたえたいこと」が、
それぞれ色んなブースの形になって立ち並ぶ。

フェアトレードについて、
パレスチナの戦争で空爆の被害にあって大火傷に苦しんでいる子供のこと、
絶滅に瀕してるジュゴンのこと、
チベットでいま弾圧を受けているひとたちのこと、
エイズについて、
ゴミを出さないようにすること、
「オーガニック」な食品、
そして、
普段それに触れもしてこなかった為に加害者になっていても気付かない自分と、
世界で起きているいろいろなこととの距離が一瞬でぐっと縮まる気がする濃密な時間。
世界がぎゅっと小さく感じる。
「届かないほど遠くの話」ではないのだと感じる。

いつも考えないことを考える時間は、
人から言葉を奪う。
うまく言葉に出来なくなる。
だけど、
いわれのない理由や、
もしかしたら自分のせいで苦しんでいる「だれかの存在」を知ること、
そして便利さだけじゃはかれない「だれかのこと」を一生懸命考えること、
その時間がほんとうにたいせつ。

人ひとりじゃ別に誰かを今すぐ幸せな笑顔にに出来るわけじゃないし、
そんな力はないかもしれない。
だけど、行動する「ひとり」がたくさん集まれば何か変えられるかもしれない。
何も変わらないと思ってるだけでは何も変えられないけど、
何か変えられるかもしれないと思って起こす行動はいつの時代も大きな力だったはず。
そしてそれはこれからだってそう。

誰かが悲しまないように生きることってそんなに難しいことなのかな?
何も考えないで便利さをむさぼっているのは楽チンだけど。
そのたびに誰かが泣いてても、その泣き顔すら私は知らないまま生きていた。

だからってこれから誰かのために生きることはできないけど、
自然と誰かが出来るだけ悲しまないように思い遣って生きることは素敵だ。
その為に自分に出来ることを知りたいと思えた。
そんなことを考えた一日でした。

早速出来ることは実行してみるのが大事ですな。
だれかのことを、自然と思い遣れるようになりたい。


そうそう、アースデイのステージで佐藤タイジさんが歌っていた。
あまりにかっこよすぎて見とれてしまいました。
「つたえたいたいせつなこと」がある人はほんと輝かんばかりにかっこいい。
自分もそうありたいな。

そして、この日の自分たちみたいにおいしいお酒やすばらしい音楽を「ピース!」って叫んで楽しむことが世界中で当たり前になることが、
なんて難しくてなんて大変なことなんだろうって思った。
帰り道、誰かが酔いながらギターを弾いてジョンレノンの「イマジン」を歌ってた。
そんな世界になればいいとみんなきっと思っているのだ。
だけど多分今日も私は誰かから何かを奪ってるんだろう。

それを知ることと自分がそのあとどう行動するかがたいせつ。
ありがとうアースデイ、また来年。
きっとまたたくさん気付かされることがあるんだろうな。
来年のアースデイまでにもう少し素敵な自分になっていきたいと思いました。

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Weblog / 2008年04月18日 16時00分14秒
げんきだとご飯がおいしいんだ。

皆さんこんにちは、うたうたい秦千香子です。

ちょこっと体調を崩してました。

治って最初のひとくちめのご飯はほんとにおいしかった。
いや、なんか、おいしいだけじゃない、なんか無性にいとおしくて大切でした。

弱ってる時は小さい声しか出えへんかったのに、
ご飯食べたら自分でわかるくらいに、もうみるみる元気になりました。
半日で大声も復活。
自分が生きるために何かのいのちを頂いてるっていう、
そのものすごいパワーを改めて体感しました。
いのちをたべるって、ほんとにすごいのだ。
力がみなぎるってこういうことをいうのね。
改めて今まで自分の糧になってくれてきたたくさんの生き物たちに、
今更ありがとうって言いたくなった。
人間は随分自分勝手だねえと、さっきおかずと一緒に食べた鮭フレークさえもお腹のなかで呆れてる気がする。
いや、鮭ももう呆れることは出来ないにしろ、
うちが鮭だったらこんな人間には呆れてやりたい。
でも本音だから許してね。
とはいえ鮭ももう許すことすら出来ない。
だってもういまごろは私の体の中のどこかで、鮭なのか私なのかわからない感じになっているはず。

そんなわけでいまはもう元気です。
新しい歌詞書いたり、
ミックスが終わったばかりの愛おしい音源を聴いたり、
次に作る新しい曲のことを思ったり、
自分の中に耳を澄まして鼻歌をうたってみたり。


ああ、幸せな気持ちで音楽が出来るのも、
あなたのおかげなんです、鮭フレークさん。

そんなこと言ってみても、食べてきたいのちのすべてなんて、
私には到底思い出せそうにないな。
昨日食べたいのちのことすら忘れてしまいそうなのに。

ひとは、業(ごう)が深いのだ、
実家のおじいちゃんの声が聞こえるような気がした。


だけど人生はいろんな感謝でいっぱいだ。
元気なことはしあわせだ。
無駄遣いなんかしないぞ。
がんばらなくちゃ。

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Weblog / 2008年04月17日 14時09分21秒
ひさしぶりぶりブロッコリー(島木ジョージさんのハイセンスなギャグです。)

こんにちは。ほんとご無沙汰しています。太田です。

なぜこんなにほったらかしていたかということはさて置き、今日はお勧めの本を紹介したいと思います。

先日ぶらっと本屋さんに寄ってみると、
「阪急電車」というタイトルが目に飛び込んできました。
まさか東京で阪急電車なんて文字に出会えるとは思いませんでした。衝動買い決定です。

この衝動買いは大正解だったわけですが、では、まずは阪急電車について少し。

阪急電車は僕の地元関西を走る、梅田三宮間をつないでいたり、京都にまで行けたりする路線です。
学校に通うのにも10年以上お世話になった電車です。
僕は別に電車に興味があるほうではないですが、離れてみて気がつく「良さ」が阪急電車にはあります。無くした時に気がつくなんちらってやつです。
茶色い車体で、木目調の落ち着いた内装。
シートは深緑色、いや、うぐいす色なんとでも言っておきましょうか。落ち着いていてとってもハイセンスな電車です。


この本の帯には、西宮北口、門戸厄神、甲東園、宝塚、仁川、ローカルな話題ですみませんが、そんななつかしくてきらきらした駅名達が並んでいるではないですか。
お買い上げ確実に決定でした。

そんな阪急電車の中の今津線という短い路線の中でのお話なんですが、
偶然車内に乗り合わせた、さまざまな事情の人々が出会い、わずかな間に小さなドラマが生まれ、人生すら変えていく。ああ、こんな話大好物です。
登場人物がみんなとてもみずみずしくて、わくわくしたり、笑ったり、台詞の中のさりげないメッセージに共感したり、読み終わったときのすっきり感は、もう一度読み直したくなるほどです。

今津線近辺に住んでいる方、特に住んでいたことのある人にはとてもお勧めの一冊です。
なつかしくなれます。
内容がとてもすばらしいので今津線なんて知らない全国の皆さんも是非読んでみてください。行ってみたくなりますよ。

「有川 浩さん著 阪急電車」 お勧めです。

それではまたいつの日か。

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