(1回目)
1.茶屋を通すか、じかに郭に出かけて花魁を見立てる。
2.郭の二階にあるお座敷で花魁を待つ。
3.花魁が現れたら、花魁は上座、お客は下座に座ります。結婚式ごっこのように、杯を交わしたりします。
4.芸者を呼んで遊びます。花魁自身は口もきかないことがありますが、客は「これから馴染み客になりたいのですが」という意思を伝えてことになります。
今回はここまでよ~♪
(2回目)
5.2回目にやってくることを「裏を返す」と言います。1回目と同じように芸者を呼んで遊びます。
(3回目)
6.3回目で「馴染み」になります。ご祝儀として「馴染み金」を払います。
7.馴染みになると専用のお膳とお箸が用意されます。
8.馴染みになった酒宴のあと、ようやく「床入り」です。野暮な客だと床入りできない場合もありました。
9.これ以後、お客はほかの花魁とのおつきあいはできません。
役に立たないというか、自分に役に立つ日が来れば大したもんだと自分で自分をほめてやりたくなるだろうな。
「これ以後、お客はほかの花魁とのおつきあいはできません」は、いいんだか悪いんだかわからないが、普通の「おつきあい」にも通じるところがありそう!?
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