骨董と偶像

好きなもの&気になるものリスト

デビルマンの監督、愚作撮って、死す

2005-02-28 20:18:19 | 映画
なんか、超駄作遺してあっという間にいっちゃったね。

「日本映画の台風の目になればと思っていたが、本当に台風が来てしまった。映画製作自体もドラマチックに進み、スタッフが夜昼問わず作っては壊しを繰り返して完成した」

台風も、デーモンの怒りだったか。

しかも、ちゃっかりタイガーマスクまで撮り終えて・・・

「ビー・バップ~」監督の那須博之氏が死去

「ビー・バップ・ハイスクール」の監督、那須博之氏死去

「ビー・バップ~」監督の那須博之氏が死去
<訃報>那須博之さん53歳=映画監督


・・・・・・誰も「デビルマンの」とは言わないのね。

どこもかしこも「世界遺産」

2005-02-27 11:56:48 | Weblog
NHKとTBSの間でおこった「世界遺産」問題ですが、これは意見が割れているようだね。
世界遺産は共通の財産だからそもそもTBSが抗議する事自体が間違っている、またNHKがわざわざレギュラー番組で他局と同じ企画をたてるのは「まねっこ」に過ぎないetc

かんりにんは前の記事でも書いたように「どっちもどっち」と考えているし、一応NHKがつくるという番組も目にすると思う。要はTBS版の「いいとこどり」をしてなきゃいい。(←ひそかにそれを期待し、騒動を待っている不心得モノです、かんりにんは。)

ただし、これだけは言える。3月以降、NHKは「大攻勢」をかける。茶の間は「世界遺産」シャワーを浴びることになるだろう。
なにせ、「人類共通の財産(TBSのものじゃないよ)である『世界遺産』をデジタルハイビジョン映像で記録し、未来へ手渡す「世界遺産デジタル映像アーカイブス」をユネスコと共同事業で行うというのだから、ハンパなものはつくらないだろう。

45分ものの本編「探検ロマン世界遺産」のほかに5分間のシリーズも100回ほど予定しているらしい。自社番組宣伝と政府広報以外CMという挟雑物がないNHKだからこそ、本編予告のプッシュや下のような小品放送もサブリミナルに似た効果を生み出すかもしれない。世界遺産ならばNHK、と。

NHK世界遺産の旅

なにせ「2005年4月から世界遺産の番組を数多く放送」するといっているんだから、これだけではないだろう。スタジオパークのような公開番組でも特集を組むはずだ。「世界遺産」の特定地域のみをとりあげた単発の番組や小シリーズもあるかもしれない。

さらにきわめつけは「貴重な映像をアーカイブスに提供していく予定」ということだ。

現在、TBS版のほうもDVD化されてはいるが、目立たない。過去の放送を目にする機会もない。セット販売されたとしても一部マニアしか買わないだろうし、全編商品化するには膨大すぎるコンテンツである。1巻に30分ものの番組4本詰め込んだとしても一般家庭には置いとけないだろうし、値段もハンパじゃなくなる。かといってバラ売りすると人気のある巻のみ売れ、大量の在庫を抱えなくてはならなくなる。CDショップのほうも陳列を嫌がるだろう。
人気のあるものだけのセレクションにしてしまうと、NHK版に埋没してしまう。

TBSがとる戦略としては地上デジタルに移行した後にオンデマンドで見たい人に届ける方法が実際的だ。だが、その頃にはNHK版もラインナップを揃えている頃だ。
現在のバッティングよりも、次世代戦略の見直しをせざるを得ないTBS側の戦々恐々もわからないでもない。単独スポンサーのSONYがどこまで腰を据えるか、もカギになりそうだ。

TBS・世界遺産
たしかに、モンサンミッシェルは美しかった。→WebAWARDで人気投票による壁紙配信中

とりあえずTBS版のほうでは、お買い得のDVDが出ている。

世界遺産「THE COLOR OF MEMORIES」

TBS系で放映中の人気番組「世界遺産」の放映400回を記念した総集編シリーズ第2弾。今作は、2001年5月放映の第251回「ハワイ火山国立公園I」から、2004年5月放映の第400回「モン・サン・ミシェルとその湾」までの中から厳選した映像を収録する。

世界遺産 「The Color of MemoriesII」

小雪舞う勝利・楽天イーグルス

2005-02-26 17:00:20 | Weblog
オープン戦とはいえ、緒戦をかざったね。楽天。

プロ野球オープン戦結果 楽天4─3巨人

 巨人─楽天(13時1分、大分、1万3700)

 楽 天 000 012 001 4
 巨 人 101 000 010 3

 ▽勝 マイエット1試合1勝  
 ▽敗 中村1試合1敗     
 ▽本塁打 高橋由1号(1)(一場)
 藤井1号(1)(真田)山下1号(2)(真田)

楽天が勝ったら「楽勝!」を連呼する?

・・・といいたいところだが、オフィシャルサイトぐらい、もうちょっとスピーディに試合進行を表示できないのか。これまでのイメージ的にネット系の対応が既存球団と違うというところを見せてくれるんじゃないかと思ったものだから。

ローレライ乗組員も持ってた、あのお守り

2005-02-25 21:47:25 | 
『終戦のローレライ』第二巻まで読んだ。やっぱ、乗組員も持っていた、あの「セイラさんのお守り」を! いや、狙ってだしたのか、福井晴敏(ターンAガンダム書いてるし)?
ローレライのそれは泣けるシーンだけど、あれを託されても困るよなあ。託すほうの気持ちはわからんでもないけど。

ここで、ガンダム小説版を読んでいない読者(最近の方にはいるかもしれない)にちょこっとだけ説明しておくと、アニメやコミック版(後者はややセイラの比重が高くなっているけど)と違って、小説版はセイラ・マスという女性が非常に高いウェイトを占め、アムロともっとも係わり、彼の筆おろしまでしてやり、三部作の後半は彼女が主役だといってもいいくらいだ。

アムロがもっとも親密な女性であるセイラに「お守り」をねだる場面がある。二人とも縁起を担ぐほうではないのだが、周囲に言われて、のことだ。
女性のプライベートな部位を古い言葉で「ほと」と言う。これにもう一字をかけあわせた呼称がたいそうありがたいからってことなんだろう。これを携帯するのが「お守り」なのだ。あまりに前時代的で、宇宙を舞台に展開するSFドラマには何だか似つかわしくないが、ホワイトベースのクルーは結構縁起をかついでいるようだ。

もっともセイラというキャラクター自体が、アムロに言われて「ちょっと待ってね」とトイレにかけこみ、しかるべく処理してきて「はい」と手渡す姿がピンとこないし、もしあけっぴろげにそれをやられたら男性読者も興ざめしてしまうのではないだろうか。

そのくせ、はじめてアムロと結ばれる時などは、アムロに指示して個室の手配をさせて「部屋がとれたら来てね」とか言ってるし、事が終わったあとはホワイトベースのクルーたちには二人がしけこんだらしいことは公然の秘密になってしまっている。そもそも、アムロに「金髪さん(セイラの仇名)に貰ってこいよ」と言ったのはカイ・シデン。

人に言われてのこのこ「お守り」を貰いに来るアムロに対し、ムカッとするセイラのほうが好ましいだろう。現に、そういう神経が理解できない、とセイラは言う。
「貰ったことにしておきなさい」とアムロを冷たく突き放す。

アムロは「貰えたぜ」と仲間に虚偽の申告をして、ガンダムで出撃するものの、事もあろうに敵の下っ端に撃ち落されてしまう。しかもあれではまるで犬死に。一応、犠牲的行為なのであろうが、かんりにんにはそうは思えなかった。
アムロが撃墜された時、「セイラさんのお守り」をセイラがそういうことをする女性ではないということの他に、彼女がどうしてもその日、アムロに「お守り」をあげなかった理由らしきものが存在したことがわかる。

ついでにセイラがアムロと寝てしまうのも、唐突でよくわからなかったんだが、アムロと精神的に感応し合ったララァ・スン(第一巻ラスト)への嫉妬から、肉体的な行為(第二巻だったっけな?)に及んだのだろうか。で、撃墜されたアムロの思念がセイラをも貫いた時、これでわたしもララァに追いついたと認識し、「ララァとかを出し抜いてアムロをひきとってやろうか」という考えに及ぶ。もっとも、感激とショックとないまぜになって失禁しながら「そういうことではないのよね、もう」と否定するけど(第三巻後半)。

アニメの表紙に欺かれるなかれ。
機動戦士ガンダム〈1〉角川文庫
機動戦士ガンダム〈2〉角川文庫
機動戦士ガンダム〈3〉角川文庫

終戦のローレライ フィギュア付きBOXセット 講談社文庫

(寺尾聡調で)世界遺産、NHKも間もなくです

2005-02-23 20:25:48 | Weblog
TBSの世界遺産はその前の「情熱大陸」からつけとくことが多いので、見る時もあれば、ながら視聴であまり内容覚えていない時もある。ナレーション、緒形直人の頃から見てたな。
テーマ曲は今の荘厳なイメージのものよりも、前の勇壮なバージョンのほうが好きだ。

こちらのCDに収録されている。鳥山雄司の「THE SONG OF LIFE」という曲。
イマージュ
imageとヒーリングミュージック

その「世界遺産」市場に、NHKが参入! TBSは真似するなと抗議文。

じゃあ、民放も「シルクロード」をやるとか?
一度、大河ドラマを、NHKと各民放で競作してほしいと思うのだが。曜日別に。俳優かぶってたりして。

<世界遺産>NHKも3月末から放送 TBSが抗議文

TBSがNHKに対し世界遺産の新番組に抗議

サリエリの音楽

2005-02-22 20:08:21 | 音楽
サリエリと聞けば、映画「アマデウス」でモーツァルトのライバルとして悪役のイメージが定着したイタリア人作曲家アントニオ・サリエリ。F・マーリー・エイブラハムが演じた。
作中のサリエリは天才モーツァルトに対する嫉妬を経て、「彼を殺したのは自分だ」と慙愧の念にかられ、なかば恍惚になりながら「すべての凡人たちに祝福あれ」と魂の救済を暗示する心の平安を得るに至るなかなか複雑な人物。でも、ラストで流れるのはやはりモーツァルトのピアノ曲だった。20番? 21番だっけ? かんりにんも好きだけど。
サリエリは、ようやくモーツァルトの曲を受け入れるに至った、ということなのかなあ。

リッカルド・ムーティ指揮によるサリエリ作「見いだされたエウロパ」が上演されたというけど、それが即彼の人気上昇とはいかないみたい。
指揮者フェデリコ・ロッシ氏いわく、「サリエリを振ることは将来もないと思う。彼の音楽は優れているが、彼より秀でた作曲家がたくさんいるからだ」とさ。

モーツァルト「敵役」サリエリ、汚名返上の動き

『アマデウス』上映直後だったと思うが、クラシック番組でサリエリの作品「シンフォニア」を聴いたがどんな旋律だったかまったく覚えていない。なんとなく聴いてみたいよな、なぜ人気がないのか再認識するだけかもしれんが。

人気メゾ・ソプラノ、バルトリが世界初録音となるサリエリのアリアの数々を鮮やかに歌う企画モノ。
サリエリ・アルバム

サリエリの音楽

相手が天才とはいえ、自分の作品をいじくられて「ずっとよくなった」と言われれば、誰だって心穏やかではないわな。「サリエリの主題による6つの変奏曲ト長調K.180」収録。
モーツァルト :ピアノ変奏曲集

DVDも息長く売れてるよね。今度は廉価版か。公開当時のキャッチは「あなたがみたことは、すべて真実だ」だったっけ?
アマデウス

オリジナル版に20分の未公開シーンを加え、2002年にリバイバル上映された『アマデウス』のディレクターズカット版もあり。
アマデウス ―ディレクターズカット スペシャル・エディション

モーツァルト役のトム・ハルスの奇矯な笑い声と、妻コンスタンツェの「よせてあげたバスト」がこびりつくこと請け合い。サリエリ&コンスタンツェの「ビーナスの乳首」エピソードも必見。

ウルトラヒロイン大集合

2005-02-20 11:17:27 | アイテム
セックスシンボルがマリリン・モンローではなく、アンヌ隊員だった、って人はけっこういるんじゃないかな。最近ではタカラのアクションフィギュア「アンヌ隊員inCG」が発売された際、制作時点でご自身も「監修」に参加されたらしいけど。御年、57ですか。吉本多香美が30超えたんだものね。じゃあ、アンヌも「39Hex」歳ということで?

いちばん印象的なエピソードは「ダークゾーン」でペガッサ星人に気に入られちゃう話(アンヌの微妙に乙女チックな基地内プライベートルーム登場)と、ダンが正体を明かすあまりにも有名なシーンを含む最終回「史上最大の侵略」かな。
「アンヌ隊員も呼べばよかったのに」と1Kアパートにダンを招待したメトロン星人の明るい応対振りもよかった。あれ撮ったの、実相寺だっけ? 円盤出現を本部に連絡するアンヌのアップと夕暮れの下町に響き渡る野球中継の音が交錯する印象的な映像だ。下のDVDには入ってるのかな?

ウルトラシリーズには石田えりなんかも出てた。このあたりはあまり知らないけど。

歴代ウルトラヒロインを集めたDVDが発売。
ウルトラヒロイン伝説・女神たちの競演

いや、アンヌだけでいいよオレはという方は
-ウルトラヒロイン伝説-アンヌからセブンヘ

『三国志』は「体験」するもの?

2005-02-19 07:22:15 | 
『三国志』というのは、最初に何を読んだかでその後の印象ががらりと変わるような気がする。
贔屓も変わるんじゃないだろうか。横山光輝の『三国志』だと張飛、陳舜臣の『秘本三国志』だと、曹操かな。未読だけど、北方謙三だと馬超?

吉川英治の小説だと、関羽か。劉備と張飛の出会いからはじまって、村の寺子屋「童学草舎」のもの静かな先生として登場する関羽はなかなか印象的である。ただし、分別があって思慮深いとみえるところが、後半生の関羽と落差がありすぎるんだけど。

ちなみに中国では人気ナンバーワンは張飛で、やはり魏の曹操とかは悪役扱いなんだとか。張飛が人気なのは、「平話」という民衆の間で親しまれたお話の主人公だった影響もあるらしい。

中国の歴史 04 三国志の世界
礪波護〔ほか〕編集委員


三国志の世界(後漢 三国時代)中国の歴史 全12巻

「鬼っ子」DIMAGE Z3

2005-02-19 05:49:57 | アイテム
もう半年ぐらい前になるが、デジカメを代えた。三台目である。二台目のfinepixがコンパクトだったので、旅先で使用する上では不満はなかったのだが、こどもを撮るのには動作が遅すぎた。
画素数も150万なのでいささか力不足。

で、値段も手頃で、いちばん早いやつという観点で選んだのがコレ。コニカミノルタディマージュZ3。ボディーは好き嫌い分かれるところだろうが、かんりにんはほぼ満足。Z1とかよりもデザイン的には洗練されてきた。ホールド感もいいし。

案の定、購入前後にはネット上で不具合のレポートが花ざかり。即返品した方も多かったようだ。まさにデジカメ界の「捨て童子」。(松平忠輝かよ?)
しかし、ファームウェアが配布されてバージョンをあげたところ徐々に解消に向かったようだ。少なくともかんりにんの個体は内臓時計の大幅な遅れやハングアップはなくなった。しかしながら、苦手な対象とかはあるみたいだね。なんかAFが迷って「考え中」なんて動作もおきる。で、「あ、これでいいっかなあ~」とAFが判断した結果、パシャ!

かんりにん「ピンぼけじゃねーか、ゴルァ」
Z3「あれ~、まちがっちゃった」

なんてこともたまにある。自分の腕の未熟さも機械のせいにできる都合のいい機種である(?)。

ウリはいろいろあるんだけど、ジェットAFってやつね。
「動く被写体のズームアップにも俊敏に応える映像AF方式の「ジェットAF」。広角側で約0.15秒(※1)、望遠側で約0.20秒(※1)と、クラス最速性能(※2)で、運動会などで、大切な瞬間を大きくきれいにとらえる。」らしい(笑)。
※1 無限位置にピント合わせ、望遠時はカメラから16m、広角時はカメラから1.4m離れた被写体にピントを合わせるまでの時間。
※2 光学10倍ズーム以上のレンズ一体型デジタルカメラにおいて。2004年7月1日現在。

能書きはよくわからんのだけど、とりあえず、こどもが妙なポーズとってるところをすかさず狙えればそれでいいのだ。あと、もうデジカメではあたりまえなんだろうけど、ムービーがとれる点ね。ビデオカメラいらないわ、もう。撮りためてもどうせ見ないし、凝った編集もしないし、これで十分。とりあえずこどもの声や動作が記録できればそれだけでOK。撮られている自分が「動く」と知ったこどもは、レンズを向けると奇声をあげながら妙なダンスをはじめるようになったけど。

まさに「運動会デジカメ」の異名がぴったり。それとハイハイしたり歩き始めたお子様がいるお家で、デジカメかビデオ購入を考えている方、無意識のうちに機械に向かって話しかけてしまう方におすすめ。サブで使っても面白い。

ボディーはブラックとユーロシルバーあり。

Konica Minolta DIMAGE Z3 DG-Z3K ブラック

Konica Minolta DIMAGE Z3 DG-Z3S ユーロシルバー

こちらは後継機種、Z5。画素400M→500Mへパワーアップ。
Konica Minolta DiMAGE Z5 ブラック