骨董と偶像

好きなもの&気になるものリスト

杞憂だった、NHK版「世界遺産」の脅威

2005-03-31 21:08:13 | Weblog
「探検ロマン世界遺産」の第一回はいきなり「ナスカの地上絵」だったけど、松本零士デザインのキャラ(銀河鉄道999の車掌が星野鉄郎の帽子をかぶっている感じ)がガイドをつとめるなど、かなりオコチャマ向け。この演出だと「負の遺産」的な題材は扱いにくいかもしれない。
トーンが暗めのTBS版のほうが断然いい。
早く同じ題材を見比べてみたいぞ。

探検ロマン世界遺産

世界遺産の新番組に抗議 TBSがNHKに対し

みなとみらいのランドスケープ

2005-03-30 00:05:58 | 場所
ひさしぶりの平日の休み。こどもを連れてみなとみらい地区に行って来た。ランドマークタワーでは、最大分速750mのエレベータで一気に69階展望フロアへ。速すぎ。職場のエレベータで4階まで上がるより速そう。
おとな千円だけど、まあ、ランドスケープとして海、都市、丘陵と変化に富んだ景観が楽しめる。
はっきり言って、700円払って大観覧車に乗るよりもいい。(あっちはこどもも同料金)
高さの倍以上。鬼っ子デジカメZ3で撮った写真を見れば、観覧車もはるか下方だ。双眼鏡を持参するともっと楽しめるかもしれない。

ショップで売られている各種グッズを見るのも楽しい。手旗信号をあしらったカップ、望遠鏡になっているランドマークタワーミニチュアなどを購入。

ちなみに「みなとみらい」は映画『ゴジラVSモスラ』でゴジラがモスラ・バトラという二大怪獣と死闘を繰り広げた場所。

アブサンの解禁

2005-03-28 13:30:33 | Weblog
1915年にフランス政府が製造・販売を全面禁止したのを最後に、今では“幻の酒”となった『ABSINTHE』。

景浦安武(現・ソフトバンクホークス)も大喜び!? いや、マジで景浦がおったら、コメント求められたと思う。でも、意外とアブサンを飲むシーンってあまりないんだよな。コミックで、景浦が「大虎」の棚にリザーブしてあるアブサンを、お客さんが「飲ませえな」とねだるシーンがある。ちょうど来合わせた景浦が「いいよ」とおごる。あるいは、オールスター出場時に、バッターボックスにたって「酒しぶき」をやると、セ・リーグの選手たちが驚く。古葉監督だか誰だかが「あれは飛びきり強いアブサンだ」と教える。
でも、タイトルほどに蒸留酒「アブサン」の存在は希薄だし、第一、景浦安武にはちょっと似合わないような気がするのだが。まあ、当時の南海ホークスのチームカラーから水島真司が選んだんだろうな。

禁断の酒「アブサン」解禁 毒性ないと発祥地スイスで


楽天でアブサンを物色する。
アブサント・55vol・700ml

あぶさん(80) ( 著者: 水島新司 | 出版社: 小学館 )

We need Kiss

2005-03-23 20:24:02 | 音楽
やられた。キヤノンのディジタルEOS KISSのCMに、である。

「可愛いのも今のうちなんでしょ?」とKISSの名曲「ラヴィン・ユー・ベイビー」にのせて歌う四人の子供たち。おまけに火まで吹いちゃう。

「Kiss」というロックグループと商品名とひっかけた「We need Kiss」という文字も泣かせる。涙腺ゆるゆるの「潜在的現役型・元ロック少年」のお父さん世代の財布のヒモまでゆるんでしまいそう。つまり、 30~40代というターゲットをうまく絞り込んでいるなというのが第一印象。
「購買層の琴線にふれる」、複雑化して単純比較できなくなったディジタルカメラの、これは新しいセールスポイントか。

グレイテスト KISS~リマスター・グレイテスト・ヒッツ

Kiss「Gold」

Kiss Symphony (2pc) / (Dig)

ところで、KISSのパロディはNHK教育テレビでもやってたって知ってるかな。
グッチ裕三のハッチポッチステーションで「おなかがへるうた」とKISSの「デトロイト・ロック・シティー」をコラボレーション。こどもたちよりもお母さん世代が熱狂!?

ハッチポッチステーション~What’s Entertainment?~

個人的には、 「ラヴィン・ユー・ベイビー」「デトロイト・ロック・シティー」「ブラックダイヤモンド」が入った「グレイテスト KISS~リマスター・グレイテスト・ヒッツ」がとりあえず一枚買おうかと考えている人にはおすすめかな。

『キング・アーサー』

2005-03-21 17:36:38 | 映画
いきがかり上、『キング・アーサー』をDVDで視聴。

なんじゃ、こりゃ? 最後の決戦は「ベイドン山の戦い」というところはいいが。ローマの一司令官? 最近の考証を取り入れているのだろうが、ずいぶん浮かれたラストだった。

ファンタジーとしてのアーサー王伝説ではなく、あくまで伝説のもととなった(仮定だけど)であろうローマの一司令官アーサーとその部下たちの歴史物語として観ればいいのだが、やはりアーサー王とくれば、魔法使いマーリン、湖の女王、聖杯、グウィネヴィアとランスロットの不倫、不義の子モードレッド、アーサーの姉であり恋人であり敵である妖姫モーガン・ル・フェイ、傷ついてアヴァロンへ渡るアーサー、いろいろな「お約束」がことごとく裏切られた。

でも、キーラ・ナイトレイ扮する刺青のグウィネヴィアは美しかった。アーサーが目立たないけど、もともとアーサー王って印象薄いんだよね。だからそれはそれでいいのだが、この映画の主人公がアーサー王である必然性もあまり感じられなかった。どうせならば、アーサー王伝説のいくつかの「御約束」をも歴史的に意味づけて扱ってもよかったのではないだろうか。マーリンの存在は若干それに近い部分もあるが、やや弱すぎ。
あと、敵の親玉が意味もなく残虐すぎ。

ディレクターズカット版は「もうひとつのエンディング」の映像が入っている。(何てことはない映像だけど)
DVD「キング・アーサー」

主要作品のほとんどにアーサー王伝説のモチーフがちりばめられているジョン・ブアマン監督の「エクスカリバー」。「キング・アーサー」と見比べるのも一興である。
DVD「エクスカリバー」

やっぱり最初の一冊はトマス・マロリーの『アーサー王の死』? 牢屋の中で「わたしをお救いくださるように」と神に祈りながら書いたとかいうもの。グウィネヴィアってこんな女だよ。
アーサー王の関連書

妖姫モーゲン(モルガン・ル・フェイ)の側から描いたマリオン・ジマー・ブラッドリーの傑作ファンタジー。残念ながら版元品切中。グウィネヴィアはグウェンフィファルという表記で、コケティッシュな魅力。裏切り者に拉致されて監禁されて犯されて泣きながら「便器ちょうだい」という衝撃シーンもあり。このあたりは原典をきびしーくアレンジしている。面白いから古本でもいいんじゃない?
『アヴァロンの霧』(全4巻)

デルヴォー「ジュール・ヴェルヌへのオマージュ」

2005-03-18 19:43:19 | 絵画
所用で行った福島県立図書館の隣の美術館で偶然、ポール・デルヴォー展を開催中だった。
かんりにんにとっては、思いがけない特典だ。
図書館の用事を速攻で済ませ、美術館へ移動。

夜景に白く浮き上がる女性たち。走り去っていく鉄道。コートを着たあやしげな男たち。骨格。
観るたびにこちらの気持ちを落ち着かない気分にさせてくれる画家だ。

大作は「ジュール・ベルヌへのオマージュ」「噂」「魔女たちの夜宴」「フルート奏者」「海辺の夜」「青い長椅子」「見捨てられて」「砂の町」「テラス」「ディオスキュール」など。

その中から1971年の作品「ジュール・ヴェルヌへのオマージュ」をとりあげてみたい。
ジュール・ヴェルヌは言わずと知れたフランスのSF作家。作品はどれも古典となって、あの岩波文庫に入った時にはさすがに驚いた。ヴェルヌにじゃなく、岩波に。

絵のかたわらにデルヴォーのコメントが。
「私は突然、ジュール・ヴェルヌの世界を復活させてみようと思い立った。オットー・リーデンブロックやパルミラン・ロセットや船や蒸気機関車を登場させて。一番主要な人物にスポットライト(両方の意味で)があたるようにした。彼女と赤い帽子がなければ、この作品は成り立たない。右端には学者の姿で自画像を描き入れた」

ジュール・ヴェルヌの諸作品

ヴェルヌはいいなあ。ウェルズよりも好きかもしれない。日本人はひょっとしたらウェルズよりもヴェルヌを好む傾向が強いんじゃないかな。『海底二万哩』はアニメ『不思議の海のナディア』に、『十五少年漂流記』はアニメ『銀河漂流バイファム』として翻案されたし。
うまく言えないけれど、「ウェルズではなくヴェルヌ」って点で、デルヴォーの作品は日本人にも人気があるんじゃなかろうか。

数年前に東京でデルヴォー展やった際にも観にいった。その時の目玉は「クリジス」だったっけ。あと、題名は忘れたけど筒井康隆の長編小説『パプリカ』のタイトル絵に使用された作品もあった気がする。けれどいちばん印象に残ったのは二人の女性(もちろん裸)が抱き合っている「女ともだち」という絵を見た同行者が「どういう友達なんだよ!」と叫んだこと。
地方でもけっこうやってるのな、デルヴォー展。

それにしても、出せばそこそこ売れると思うのに、手頃な画集もあまり見かけないのは残念だ。
図録もいいのだが、「『アッピア街道』がないよ」とか「『月の位相』や『隠棲の館』も入ってればなあ」とか小うるさい注文もカバーできるような決定版の画集をひそかに期待しているのだけれど。

豪華吹替え陣で『ハウルの動く城』全米公開

2005-03-17 20:28:51 | 映画
クリスチャン・ベール(って、『太陽の帝国』の主人公の少年? もう31歳か)、ジーン・シモンズ(おお、『スパルタクス』のヒロインだ。KISSじゃないよ)、ローレン・バコール(ボギーと共演した)。

ハウル、ゴージャスキャストで全米公開

「ハウル」全米でも豪華吹き替え陣

「ハウルの動く城」全米60都市で6月公開へ

DVDが出たら、こっち(全米劇場公開版)も収録してほしいなあ。

ローレン・バコールの出演作品
ジーン・シモンズの出演作品
クリスチャン・ベールの出演作品

ハウルの動く城 プチモデルコレクション カルシファー6種セット

ひ、ひどい~ 間違えないでくれ

2005-03-17 19:15:45 | Weblog
間違えられて刺されて、「すまんやったのう」なんて。
おまけに刺した男が戻ってきて「警察に言ったら殺す」などと・・・・・・

胸、腹刺し「間違えた。すまん」

アパートは立地条件とか家賃とか築年数とかに目がいきがちだけど、隣人もどんな種類の人がいるのか可能な範囲で知っておきたい。かんりにんの場合は下宿先のアパートの隣の部屋に泥棒が入ったのが1件と、朝方、目を血走らせた男がトイレかしてくれーと15分ほど居座られたのが1件(もう1階は嫌だと思った)。2階に入ってきたバカタレがしでかした洗濯機の水漏れでダイニングキッチン部分が水浸しになったのが1件(引越しするフンギリがついた)。

ポイントとしては、「絶対」とは言えないけど、大家さんが同居して一階テナント部分に非・おみず系の店を経営していたり(イメージに影響するので下宿人は厳選する傾向あり)、隣接して住んでいて目が行き届いている物件がよろしいか、と。
大家が近くだと物件下見した時に決めると、そのまま不動産屋が大家さんに引き合わせてくれたケースもあった。

学生、新社会人はアパート・下宿探しの時期。気をつけて!

新生!ドラえもん、40歳若返り

2005-03-13 11:34:27 | Weblog
声優陣の平均年齢はこれまでの68・4歳に対し、新声優陣は27・2歳。ジャイアンにいたっては14歳!

ドラえもん=水田わさび(みずた・わさび)1974年8月4日生まれ。30歳。特技・関西弁。代表作はアニメ「あたしンち」(川嶋役)、「忍たま乱太郎」(カメ子役)
のび太=大原めぐみ(おおはら・めぐみ)1975年4月16日、東京生まれ。29歳。免許・資格は美容師免許、英語検定準2級。アニメ出演は今回が初めて。
しずか=かかずゆみ 1973年6月18日生まれ。31歳。特技は水泳、サックス、将棋、綱渡り。趣味はお菓子作り。代表作はアニメ「今日からマ王!」(渋谷美子役)、「ななみちゃん」(青葉未知役)
スネ夫=関智一(せき・ともかず)1972年9月8日、東京生まれ。32歳。代表作は「機動武闘伝Gガンダム」(ドモン・カッシュ役)、映画「猟奇的な彼女」(キョヌ役)
ジャイアン=木村昴(きむら・すばる)1990年6月29日、東京生まれ。14歳。子役として活躍。テレビ東京系「おはスタ」(月~金曜・前6時45分)では01年度おはキッズに選ばれ、ミュージカル「アニー」にも出演。特技はバイオリン、キーボード、ドラム、空手、水泳。アニメでの代表作は「スタンリー」(ライオネル役)。

新声優陣発表「ドラえもん」40歳若返り

ジャイアンは14歳 「ドラえもん」新声優陣チョ~若返りました

<ドラえもん>新しい声優決まる 206歳若返り