はじめのころは「有料老人ホーム」を中心に見学していました
・介護付きの自立型、混合型、介護型
・住宅型
中でも自立型と住宅型は入居一時金が高いところが多く
建物内で充実したシニアライフを楽しめるような施設が目立ち
見学しても楽しく、へぇ~! ステキですね!と
わくわく感がある施設
もてなしの心が伺えるエントランスホールを入ると
シャンデリアがまばゆく、豪奢な絨毯が続いている
まるでシティホテルのようだったり、リゾートホテルのようだったり
自由に使えるアクティビティー、アメニティーも豊富
ダンスホール、プール、体育館、フィットネススタジオ、テニスコート、
オーディオルーム、シアタールーム、マージャンルーム、カラオケルーム、
囲碁・ビリヤードスペース、サークルルーム、アトリエ、和室、読書室 etc.
館内は至れり尽くせり
「豊かなシニアライフ」
を目の当たりにした気分でうっとり
目の保養にもなった
しかし、だんだん現実的に…!
世の中、そのような高価な施設に入れる方ばかりではない
健康面でも、資金面でも
かなり多くの方は、在宅での介護が困難で
入居一時金が安い所、月額費用が安い所を求めている
平均余命が伸び、経済不安も強まる中
最期まで資金が底を尽きないように計算しなければならない
何歳まで生きます!と、誰もが明確には言えないが、人生90年は明らか
長生き家系なら100歳は優にあり得る
そんなこともあり
高価な自立型、住宅型だけでなく
介護が必要になってから入居する介護型も数多く見学している
ここでは、人目を引くアクティビティは必要なく
きめ細やかな介護力、ソフト面が充実した心暖かい施設が望ましい
国の基準である3:1(入居者3人に介護スタッフ1名)をもっと手厚く
2.5:1、2:1、1.5:1、ほぼ1:1という施設もある
もちろんマンパワーが手厚い施設は費用も高くなるが
介護付、住宅型のほか、高齢者専用賃貸住宅も
こちらはサービス付高齢者住宅に登録中で、今は移行期間
来年4月から大きく変わる
その他、ケアハウス、シニアマンション、グループホーム
そして、今年は…
療養型病院、ホスピス、リハビリ病院
とくに、リハビリ病院での機能回復リハの見学はとても勉強になった
義母は、脳梗塞で急性期病院を退院後、老健を勧められお世話になった
リハビリもしていただいた
しかし、もし、今、あの時に戻れるのなら、リハビリ病院への転院を選びたい
転院希望先リハビリ病院の検討会をパスすれば転院できる
転院時期は、発症後2カ月以内
入院は、150日以内(脳梗塞などは150日、他は180日)
毎日20分のリハビリを9コマ(3時間)
PT、OT、STというリハビリの専門家が
一人一人に合わせ、1:1で
在宅復帰をめざし、日常生活に必要なリハビリをバッチリとやってもらえる
まさに時宜を得た治療である
この機能回復リハを、なるべく早く、適切に受けることにより
退院以降の日常生活が大きく左右される
現実は、リハビリ病院が近くにあるエリアとないエリアがある
これから早急に拡がっていってほしい
最期に、このリハビリ
確かに当のご本人にはとてもキツイ
それを何としてでも在宅復帰するぞ!
という意欲を持ち続けないと、いくらリハビリのプロについても効果が出ない
そこを支えるのは、家族(や友人etc.)の励まし
「苦しい後に復帰の喜び」
それを共有できる家族etc.との絆は大切な宝ものです
多摩の有料老人ホーム探しはFPリフレッシュへ