たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

西国三十三箇所

2020-03-20 06:05:51 | 寺(西国三十三箇所)
【第一番】 青岸渡寺 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8

【第二番】 紀三井寺(金剛宝寺) 和歌山県和歌山市紀三井寺1201

【第三番】 粉河寺 和歌山県紀の川市粉河2787

【第四番】 施福寺 大阪府和泉市槇尾山町136

【第五番】 葛井寺 大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21

【第六番】 壺阪寺(南法華寺) 奈良県高市郡高取町壺阪3

【第七番】 岡寺(龍蓋寺) 奈良県高市郡明日香村岡806

【第八番】 長谷寺 奈良県桜井市初瀬731-1

【第九番】 興福寺 南円堂 奈良県奈良市登大路町48

【第十番】 三室戸寺 京都府宇治市菟道滋賀谷21

【第十一番】 上醍醐寺 准胝堂 京都府京都市伏見区醍醐醍醐山1

【第十二番】 岩間寺(正法寺) 滋賀県大津市石山内畑町82

【第十三番】 石山寺 滋賀県大津市石山寺1-1-1

【第十四番】 三井寺(園城寺) 滋賀県大津市園城寺町246

【第十五番】 観音寺(今熊野観音寺) 京都府京都市東山区泉涌寺山内町32

【第十六番】 清水寺 京都府京都市東山区清水1丁目294

【第十七番】 六波羅蜜寺 京都府京都市東山区五条大和大路上ル東入2丁目轆轤町81-1

【第十八番】 六角堂(頂法寺) 京都府京都市中京区六角東洞院西入堂之前町248

【第十九番】 行願寺(革堂) 京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17

【第二十番】 善峯寺 京都府京都市西京区大原野小塩町1372

【第二十一番】 穴太寺 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46

【第二十二番】 総持寺 大阪府茨木市総持寺1-6-1

【第二十三番】 勝尾寺 大阪府箕面市粟生間谷2914-1

【第二十四番】 中山寺 兵庫県宝塚市中山寺2-11-1

【第二十五番】 清水寺 兵庫県加東市平木1194

【第二十六番】 一乗寺 兵庫県加西市坂本町821-17

【第二十七番】 圓教寺 兵庫県姫路市書写2968

【第二十八番】 成相寺 京都府宮津市成相寺339

【第二十九番】 松尾寺 京都府舞鶴市松尾532

【第三十番】 宝厳寺 滋賀県長浜市早崎町1664-1

【第三十一番】 長命寺 滋賀県近江八幡市長命寺町157

【第三十二番】 観音正寺 滋賀県近江八幡市安土町石寺2

【第三十三番】 華厳寺 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23

H24.8.13 圓教寺

2012-08-29 22:33:20 | 寺(西国三十三箇所)
前回の続き…

志納所を抜け、いよいよ圓教寺へ。

圓教寺
兵庫県姫路市書写2968
<山号> 書寫山
<宗派> 天台宗
<本尊> 如意輪観音
<札所> 西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道、播磨西国三十三箇所、播州薬師霊場


・・・と思いきや、摩尼殿まではまだ10~15分ほど掛かるらしい。( ̄□ ̄;)
特別志納金¥500で志納所から摩尼殿の下までマイクロバスで行けるらしいですが、そこまで余裕が無い訳ではないのでそのまま徒歩で進みます。

歩きだして早々に“慈悲の鐘”と呼ばれる鐘の所で道が分岐。

右側が仁王門への道という事で真っ直ぐ進みます。尚、左は“馬車道”と呼ばれ、以前は観光馬車が走っていたらしい。残念ながら既に廃止され、現在は先程のマイクロバスが走っています。

参道脇には西国三十三箇所の御本尊の観音像が立ち並ぶ。


更に先へ進むと少々開けた場所があり、そこから書写山麓の夢前町の田んぼアートが見えました。


田んぼアートのアップ。最初は何の絵か分からなかったんですが、どうやら姫路城らしい。

これは「ひめじ田宴アート」という2008年から始まったイベント?で、9月下旬までは見られるようです。
尚、今年で最後との事ですので行かれる方はお早めに。

しばらく歩くとようやく仁王門到着。

ようやく圓教寺の境内へ。

仁王門から更にしばらく進み、壽量院や十妙院といった塔頭を通り過ぎ、ようやく摩尼殿へ到着。

この摩尼殿への階段前に“はづき茶屋”という休憩所やベンチ等がありますので、疲れた方はここで一服。

摩尼殿は他の札所でもたまに見かけた懸造(舞台造)の建物。


摩尼殿入口。

ここが西国三十三箇所の二十七番札所になります。

西国三十三箇所の御朱印は堂内の納経所で頂きました。


摩尼殿の裏側を通って更に奥へ進むと“コ”の字型に建つ三つのお堂。向かって右から大講堂、食堂、常行堂。

三つとも重要文化財に指定されていますが、特に食堂は総二階建ての珍しい建物。中に入る事もでき、1階に写経道場、2階が宝物館となっています。この日も1階の写経道場で写経されている方がいらっしゃいました。

食堂の授与所(受付)では大講堂と根本堂の御朱印を頂きました。
 

これらの他にも先程の大講堂等より更に奥に行った所には開山堂や


白山権現なども。

ひっそりとした所にありますが、圓教寺を創建した性空上人の来山以前から素盞嗚命が祀った祠があったという由緒の場所。

何となくお気に入りの白山権現にあった狛犬。横には龍が巻きついた剣(倶利伽羅剣でしょうか?)。


展望公園と名付けられた展望台へも行ってみました。


晴れていれば瀬戸内海(播磨灘)が見渡せるようですが、霞んでいてよく分からず…。('・ω・`) 


これらの他にも金剛堂や法華堂といったお堂や十地院や仙岳院といった塔頭等もあり、境内はかなり広大でした。
今回登った東坂参道以外の参道も登ってみたいので、次は紅葉の時期にでも来てみましょうかね。

H23.11.9 長谷寺

2012-08-17 20:22:50 | 寺(西国三十三箇所)
お盆休みは四国へ行って来たんですが、部屋の窓が開けっ放しになっていたようで、窓際の机に置いてあったPCが雨で水浸しに…。
PCを買い換える事になってしまい、旅行明けに痛い出費が…。(;つД`)

そんなこんなでしばらく更新していませんでしたが、とりあえずは前回の続きです。
壺坂寺、岡寺と廻って最後に向かったのは、これまた同じく西国札所の長谷寺へ。

長谷寺
奈良県桜井市初瀬731-1
<山号> 豊山
<宗派> 真言宗豊山派
<本尊> 十一面観音
<札所> 西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道、真言宗十八本山


桜井方面から国道165号線を東へ向かい、長谷寺への細めの道を北へ進入。
長谷寺の入口を通り過ぎた所にある駐車場へ。残念ながらここも有料(¥500)でした。

駐車場からほんの数分で車で通り過ぎた境内入口へ到着。

時間が遅かったのもあって人は少なめ。

しばらく参道を進むと立派な仁王門到着。

仁王門手前に受付があり、そこで拝観料(¥500)を払いました。

仁王門を抜けると本堂まで“登廊(のぼりろう)”を上っていきます。

上中下の三廊に分かれた399段の階段が続きます。

登廊を横から。

登廊外側にはちょこちょこ牡丹が植えられているようですが、残念ながら時期ではない為、この時は殺風景。

登廊で少し目を引いたのが吊るされていた灯篭。長谷型灯篭というそうです。

仁王門にも大きなものが吊るされていましたが、登廊には2間おきに吊るされています。

登廊を上りきり、ようやく本堂到着。

ちょうど“御本尊大観音特別拝観”期間中でしたので、普段は入れない本堂の堂内に入る事ができ、大きな観音様の足元でお参りしてきました。但し、特別拝観料が¥1,000必要でしたが…。(´Д`;)
ちなみに、御本尊の十一面観音像は高さ約10m(三丈三尺六寸)もあり、日本で最も大きな木造仏。

又、本堂の南側には隣接する形で礼堂が建てられており、その更に南側は崖に懸造りで造られた舞台がせり出しています。

紅葉や桜のシーズンには良い景色なんでしょうが、天気や時期が悪く、この日はイマイチでした。

最後に本堂前の納経所で御朱印を頂きました。

時間も余り無かったのでゆっくり散策できていませんので、次回は桜や紅葉の時期に来たいものです。

H23.11.9 壺阪寺(南法華寺)

2012-08-07 22:38:41 | 寺(西国三十三箇所)
今回も西国札所。岡寺と同じ日に行きました。

壺阪寺(南法華寺)
奈良県高市郡高取町壺阪3
<山号> 壺阪山
<宗派> 真言宗豊山派
<本尊> 十一面千手観音
<札所> 西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道


奈良県南部の札所をまとめて回ろうと思い、この日は壺阪寺・岡寺・長谷寺へ行ったんですが、名古屋からだとここ壺阪寺が一番行きづらい…。イメージ的にはここまで来ると和歌山の一歩手前という感じ?(天川村辺りへ行くよりはましですが…)

場所は国道169号線南下し、左に曲がってしばらく上った山の上です。
駐車場はゲート式の有料のもので一日¥500。更にに拝観料が¥600掛かるので少なくとも計¥1,100。
駐車場くらい無料にしてくれても…。( ̄д ̄) 

とにかく拝観受付を過ぎ、大講堂という新しい感じのする建物を過ぎると仁王門登場。

ここから山に沿って少しずつ上っていく感じ。

仁王門を抜けた先の階段を上ると多宝塔


大きな仏像(石像)などがあるエリア。

多宝塔は平成14年、石像は平成19年に造られたものでどちらも比較的新しい。多宝塔の奥には灌頂堂というこれまた平成17年に造られたばかりの建物も。

更に上へ上がると三重塔。これは1497年に再建された古いもので国指定の重要文化財。

左側にはくぐりめがね?なるものが。ちなみにこの写真左奥には“めがね供養観音”という石像もあります。

三重塔の向かいには禮堂と八角円堂並んで建っています。

近くで撮った写真が無かったので別の場所から撮ったものですが、写真中央右が禮堂で中央左が八角円堂。
禮堂は1103年に再建されたものでこちらも国指定重要文化財。八角円堂には本尊の十一面千手観音が祀られています。

境内南側を走る県道を渡った先、今までいた場所より更に小高い場所にはこんなものも。

手前には巨大な仏様の手?があり、奥には大きな観音像。写真には写ってませんが、この後方には大きな涅槃像もあります。

大観音像の近くへ。全長20m、全重量1200tあるようです。(・0・。)

インドハンセン病救済事業の縁でインドから招来したもので、南インドカルカラの三億年前の古石を延べ7万人のインドの石工が参加してすべて手造りで製作されたものらしい。 ただ20mものサイズでは運ぶことも不可能な為、66個に分割して彫刻し、日本に運ばれ組み立てられたとの事。

境内にはこれらの他にもインド由来と思われる石像や彫刻などがあり少々異様な雰囲気。全般的に新しい建物が多かったり、境内で老人ホームを経営しているなど個人的にはいまいち落ち着かない印象でした。

納経所は禮堂の脇にありました。

H23.11.9 岡寺(龍蓋寺)

2012-08-04 23:14:13 | 寺(西国三十三箇所)
前回に引き続き、今回も西国札所を。

岡寺(龍蓋寺)
奈良県高市郡明日香村岡806
<山号> 東光山
<宗派> 真言宗豊山派
<本尊> 如意輪観音
<札所> 西国三十三箇所


“岡寺”という名は地名に因る名で、“龍蓋寺(りゅうがいじ)”が正式名との事。
まぁ、ほとんどの方は岡寺と呼んでいるかと思いますが。
ちなみに“龍蓋寺”という名は、この地を荒らし農民を苦しめていた龍を義淵僧正がその法力をもって封じ込めた(“龍”に“蓋”をした)事からその名が付いたらしい。
又、日本でも最も古い厄よけ霊場であるといわれているそうです。

駐車場は少々分かりにくかったですが、お寺の北西側にあるものお土産屋さんが管理しているらしき所へ駐車。
料金は1回¥500だったかと。

駐車場からは案内看板に従って先へ。急な山道?を少々進むと仁王門が見えてきます。

仁王門の手前に拝観受付があります。拝観料¥300也。

仁王門を抜け、先にある階段を上ると本堂。境内はそれほど広くありません。

紅葉の時期も過ぎ、人はまばら・・・というか全くおらず。近くの石舞台古墳や飛鳥寺近辺には修学旅行生や観光客など結構な人が居たんですが、ここまではあまり来ないんでしょうか?

本堂。

こちらの御本尊の如意輪観音は日本最大の塑像。塑像(そぞう)はいわゆる年度によって作成された彫像。
乾漆造や木造のものと比べて雰囲気はかなり違って見えました。

御朱印は本堂内にあった納経所で頂きました。