たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.5.2 神應寺

2013-05-31 06:52:46 | 寺(京都)
もう5月も終わりですが、今更ながらGW中に廻った所をぼちぼち載せていきます。

今年は関西方面に3日程行きましたが、最初は京都へ。
京都では「春季非公開文化財特別公開」の寺社をメインに訪問。
最初はここ↓から。

神應寺
京都府八幡市八幡西高坊24
<山号> 糸杉山
<宗派> 曹洞宗
<本尊> 薬師如来
<札所> -


貞観二年、石清水八幡宮を勧請した行律師により應神天皇の霊を祀る為に創建されたお寺。
明治の神仏分離以前は石清水八幡宮の神宮寺だったらしい。
又、拝観には通常は事前予約が必要との事ですが、今回は特別公開という事で予約不要なのが有り難い。

神應寺は石清水八幡宮の一ノ鳥居手前を右手に進んだ奥にあります。

駐車場も一応有りましたが、↑の道を入っていかなければいけませんので運転に自信が無い人は注意が必要。
今回は石清水八幡宮も参拝する予定でしたので、そちらの有料駐車場に停めて先にこっちに来ました。

右側に住宅が建ち並ぶ細い道をしばし歩くと山門に到着。


山門の先には階段が見える…。


しばらく階段を上っていくと分岐が有り、右手の階段を上っていきます。

息は若干上がりつつも、美しい青もみじに癒やされる…。(*´∀`*)
紅葉の時期は綺麗なんでしょうね。

本堂到着。右手には伏見城の遺構と伝わる書院が廊下続きで建ってます。

今回の特別公開は、この本堂や書院で行教律師像や秀吉公の木像の他、狩野山雪の襖絵や普賢菩薩像掛軸等が公開されていました。

小高い所に建っているだけに、書院の縁側からはなかなか良い景色が・・・

・・・見えるんですが、こんな写真しか無かった…。(´Д`;)

本堂や書院を拝観後、続いて奥の院へ。


途中、男山ケーブルの鉄橋の下を通過ー。

最初はケーブルカーの鉄橋と気付かず、「何だろこれ?」とボケーっと見ていたらケーブルカーが凄い音を立てて通っていったので少々ビックリしました。

奥の院。

“杉山谷不動尊”や“谷不動”などと呼ばれており、大聖不動明王が祀られています。
こちらの不動明王は秘仏になっており、御開帳は60年に一度らしいのですが、3年程前に御開帳されたばかり。
まだ30代とはいえ、さすがに生きていないか…。
奥の院というだけあって奥まった?場所にあって、全体的に暗い雰囲気で少々不気味な感じすらする

神應寺で頂いた御朱印。字体をあまり崩しすぎず、綺麗な書体が良い感じ。

本堂内で頂きました。

H25.4.17 国宝 大神社展@東京国立博物館

2013-05-27 22:27:50 | 美術館・博物館
久しぶりに更新。美術館&博物館シリーズ第4弾。

「ラファエロ展」を観に行った日、すぐ近くの東京国立博物館で開催中の「大神社展」へもハシゴしてきました。


正門から入場し、正面にある本館を横目に左奥へ進み、


「大神社展」会場の平成館へ。


平日でしたのでそんなに混雑はしていませんでしたが、予想よりは混んでた感じ。
(「ラファエロ展」よりかは空いてました)
神社へ行く事やその建築物等は好きですが、宝物等にはそんなに興味が無く、正直あまり期待はしていなかった・・・
・・・んですが、なかなか見応えもあって結構楽しめました。d(・∀・○)

国宝の七支刀などの宝物も良かったですが、個人的に興味深かったのは会場最後の方にはまとめて展示されてた神像関係。
仏像程のバリエーション?というか多様性?を感じられず、今まではあまり興味が有りませんでしたが、これだけの数を一度に観るとそれぞれの違い等がよく分かったり、仏像との共通点等が感じられたりと今までの考えを改めさせられました。

会期が残り僅か(~6/2)ですので興味の有る方はお早めに。


H25.4.17 ラファエロ展@国立西洋美術館

2013-05-08 21:30:03 | 美術館・博物館
美術館&博物館シリーズ?第3弾。

先月は東京へ遠征して観たかった展覧会をハシゴしてきました。
一番の目当ては↓。


上野駅から向かいましたが、さすがに東京は人が多かった…。

どれだけ混んでいる事か・・・と恐る恐る来てみれば、予想していた程でもなく。
さすがに平日だけあって行列は無く、中もそこそこ混んでる位でした。

ラファエロの作品が20点以上揃う貴重な機会という事で、是が非でも観たかったこの展覧会。
素晴らしい作品は色々と有りましたが、一番印象に残ったのはやはり《大公の聖母》でしょうか。
さすが看板にも使われているだけはある?(-`ω´-)
黒い背景にはもともとは風景が描かれており、後の時代に塗り潰されたものらしいのですが、暗闇に聖母子が浮かび上がるような姿が何とも良い感じで、個人的にはこの方が良いかも。

・・・という訳で今回も図録購入ー。

置き場に困る事は分かっていても買わずにはいられない…。

H25.5.2 狩野山楽・山雪@京都国立博物館

2013-05-06 22:11:41 | 美術館・博物館
前回の京都市美術館に続き、GWには京都国立博物館へ。

お目当てはこちら↓。

以前は西洋美術の方が好きでしたが、最近は日本のものも好きです。

GWとは言っても、5/2は平日でしたので人出はそこそこといった感じ。


会場の特別展示館。建物自体も国の重要文化財。

京都市美術館のような和洋折衷な建物も良いですが、こちらの重厚な西洋建築も素晴らしい。

特別展示館正面の噴水近くにはこんなものも。ロダンの“考える人”。

他にも、博物館内の庭園?には野外展示として色々なものが置かれています。
歴史のある石像や燈籠などがさりげなく置かれており、気にしていないとスルーしがちなのが勿体無い。

建替工事中の平常展示館。

来年(H26)春の開館予定らしい。

展示については前半が山楽、後半に山雪といった流れ。
細かい事は省きますが、展示品数も多く、大作が目白押しで見応え十分。
・: *:・(*´∇`*).・: *:・
襖絵は本来は和室にあってこそ一番良いとは思いますが、これだけ一気に観れるならこういう展示もアリ。
それほど混雑もしておらず、各作品をじっくり観れたのも良かった。

ここでも図録購入。
 
なかなか分厚く、結構な重みでした…。(o´Д`)=з

H25.4.3 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝&ゴッホ展@京都市美術館

2013-05-05 20:54:47 | 美術館・博物館
寺社ばっかりなのでたまには違うものを。

最近は美術館もよく行ってます。
4月に京都へ桜見物に行った際にも、京都市美術館へ行ってきました。

地下鉄東山駅から徒歩で向かいましたが、道中の小川沿いには綺麗な桜が。


桜を眺めながら10分弱歩くと、平安神宮の巨大鳥居が登場。


この鳥居の南側を流れる岡崎疎水沿いも桜が綺麗に咲いており、平日にも関わらず物凄い人出でした。

天気がイマイチだったのが残念…。青空だったらもっと良かったのに。(((´・ω・`)

美術館到着。

中地半端に現代的な建物より、こういう建物の方が好きです。

この日の目当ては「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」&「ゴッホ展」の2つの展覧会。


中に入ると、左側が「リヒテンシュタイン」、右側が「ゴッホ」になってました。

どっちかというと「ゴッホ」の方が人が多かった気が。会期が短いからでしょうか。

「リヒテンシュタイン」の方は正直あまり期待していなかったんですが、自分の好きな時代の絵画が多かったのもあってそこそこ満足。
但し、東京展と比べて展示品数が結構削られているのは頂けない…。(`・з・)

「ゴッホ」についても展示内容自体は良かった・・・
・・・んですが、展示品数が少な目な事もあって「リヒテンシュタイン」に比べて会場が狭く、人の密集度が高かったのが難点。
作品をゴッホの年代順に展示していた(と思う)んですが、その為か飛ばして見る人も少なく、又、展示感覚も狭かった感じもして流れも悪く、人混みが嫌いな人間としてはもう少し空いてると良かったなぁ…と。

今回は「リヒテンシュタイン」の方だけ図録を購入。

「ゴッホ」も悩んだ末、置き場の事を考えて自粛。