たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H25.8.15 竈山神社

2013-08-23 20:10:54 | 神社
日前神宮・國懸神宮を参拝後、まだ時間に余裕があった為、もう1社寄ってみました。

竈山神社
和歌山県和歌山市和田438
<主祭神> 彦五瀬命
<社格等> 式内社(小)・旧官幣大社・別表神社
<札所等> 神仏霊場巡拝の道


先に行った伊太祁曽神社と日前神宮・國懸神宮の中間地点に在り、どちらからも車で10分程の距離。
三つの神社を詣でる「三社参り」の風習は他の地域にも有りますが、ここ和歌山では『日前神宮・國懸神宮』『伊太祁曽神社』『竈山神社』の三社を参詣する三社参りは「西国三社参り」とも呼ばれ、西日本屈指と言われ多くの人々に古くから親しまれているらしい。
又、これら三社は全て“わかやま電鉄貴志川線”の沿線に鎮座していますが、そもそも鉄道自体が三社参りの参拝者を運ぶことを目的の一つとして開業したというのだから凄い。

鳥居。

この鳥居手前が駐車場になっています。

鳥居を抜けて参道を進む。

他に参拝者が全くおらず、とても落ち着いた雰囲気。

神門。

右側に授与所がありますが、無人で人の気配は無かった。

なかなか立派な拝殿。


拝殿の横に廻って見てみると、後ろの小高い場所に本殿がわずかに見える。


境内(参道西側)にはグラウンドやら土俵?らしきものも。
 

思い付きで行ってみましたが、思っていたよりも規模も大きく、なかなか良い雰囲気の神社でした。
御朱印は授与所で頂けるようですが、上記の通り無人で、「御用の方はインターホンを」的な張り紙に従って押してみても反応が無く、今回は残念ながら頂けず。(((´・ω・`)
まぁ、次の機会に・・・という事で、後ろ髪引かれつつ神社を後にしました。

H25.8.15 日前神宮・國懸神宮

2013-08-22 21:07:47 | 神社
伊太祁曽神社に続いて、同じく紀伊国一宮の日前神宮・國懸神宮へ。

日前神宮・國懸神宮
和歌山県和歌山市秋月365
<主祭神> 日前神宮:日前大神、國懸神宮:國懸大神
<社格等> 式内社(名神大社)・紀伊国一宮・旧官幣大社


ここは、同一境内に日前神宮・國懸神宮という2つの神社(大社)が鎮座する珍しい形式。
読み方はそれぞれ、【日前神宮:ひのくまじんぐう】と【國懸神宮:くにかかすじんぐう】。
・・・うん、全く読めませんでした。(;´д`)
尚、両神宮の総称として「日前宮」(にちぜんぐう)とも呼ぶそうです。

伊太祁曽神社に比べ、市街地に近い所に鎮座。

社号標にも2つの神社名が併記されています。

鳥居。

駐車場はこの右側に在ります。台数もそこそこ停められる感じ。

鳥居を抜けるとちょっと広がったスペースがあり、参道は奥へ続く。

右奥に授与所が見えます。

更に進んでいくと、突き辺りで参道が左右に分かれる形に。


左が日前神宮、右が國懸神宮。


何となく左側(日前神宮)から。
最初に見えてきたのは、摂社の天道根神社。御祭神は天道根命。


その向かいには末社も。


一番奥に日前神宮の社殿。


鳥居入ってすぐに拝殿があり、奥に本殿といった配置。


今度は右側(國懸神宮側)へ。


日前神宮側と配置は大体一緒で、最初に摂社の中言神社が見えてきます。

御祭神は名草姫命と名草彦命。

國懸神宮社殿。

見た目は日前神宮と同じ感じ。

これらの他にも、両神宮の正面辺りにも小さな社が数多く在りましたが、だいぶ朽ちた感じで御祭神等の詳しい事は分かりませんでした。
全体的に、ちょっと荒れた感じというか自然まかせな感じというか・・・そんな印象。

御朱印も2社で一つ。

授与所で頂きました

H25.8.15 伊太祁曽神社

2013-08-21 23:53:25 | 神社
・・・長い間放置してましたが久々に更新。

盆休みに四国へ行ってきました。
大阪近辺の高速が混みそうだったので、和歌山からフェリーを利用。
和歌山港までかなり早く着きそうだったので、和歌山の一の宮を参拝に。

伊太祁曽神社
和歌山県和歌山市伊太祈曽558
<主祭神> 五十猛命(大屋毘古神)
<社格等> 式内社(名神大社)・紀伊国一宮・旧官幣中社・別表神社


神社周辺の道が意外と細く、本当にこっちで大丈夫か不安になりながら一之鳥居に到着。

鳥居左横には参拝者用の駐車場が少しだけ。鳥居を抜けて先に進んだ所にも広い駐車場があります。

鳥居を抜け、参道を先へ。


参道をしばらく進むと、右側に二之鳥居。


二之鳥居から太鼓橋を渡った先には割拝殿が。


割拝殿を裏からも。


割拝殿内には、『木の俣くぐり』や十二支のチェーンソーアートが置かれています。
 
『木の俣くぐり』は、大屋毘古神が木の俣を利用して大国主命を助けた神話にちなみ、この穴をくぐると災難除けになると言われているとの事。

本殿。正確には本殿を囲む廻廊のような所から参拝。

この両脇には妹神も祀られています。左脇宮に大屋津比売命、右脇宮は都麻津比売命。

本殿左隣にある境内社の氣生神社。祀られているのは五十猛命の荒魂。


更に左隣には蛭子神社があり、


その前には『おさる石』が置かれています。

猿の頭に見えることからそう呼ばれているらしい。確かに言われてみるとそんな気も…。
元々は参拝者が本殿参拝前に手を当てて心気を鎮めたと伝えられるそうですが、今日では首より上の病に霊験が著しいと云われるとの事。

割拝殿左隣にある社務所らしき所。授与所もこちらに。

手前にはご神木が在りますが、昭和37年の落雷がきっかけで枯れてしまったらしく、上部を伐採した痛ましい姿。
切断された御神木の一部は『木の俣くぐり』に利用されています。

社務所の裏側、ちょっと離れた所に鳥居が見えたので行ってみると、


境内舎の祇園神社が。御祭神は五十猛命の父神である須佐男命。


その近くにも怪しげな?通路があったので奥へ行ってみると、


御井社というお社と、「いのちの水」と書かれた井戸らしきもの。

病人に飲ませると活力を得ると伝えられているそうですが、若干荒れ気味な感じでした。

御朱印は授与所で頂きました。


ほとんど参拝者もおらず、自然に囲まれた静かで落ち着いた雰囲気がGOODな感じでした。(・ω・)b