これまた昨年の事ですが、三室戸寺へ行った前の週にもいくつか西国札所を廻りました。
その日最初に向かったのは、琵琶湖に浮かぶ竹生島にある宝厳寺です。
宝厳寺
滋賀県長浜市早崎町1664
<山号> 巌金山
<宗派> 真言宗豊山派
<本尊> 弁財天
<札所> 西国三十三箇所
当たり前ですが、ここは“島”ですので船でしか行けず、その運賃を考えると気軽には行きづらい…。
それでも、本格的に寒くなる前には行きたいと考え、この日最初の目的地に決定。
今回は長浜港から出ている琵琶湖汽船を利用。朝一番の便(9:00発)で向かいました。
運賃は通常は\2,980(往復)ですが、知人からの情報で割引クーポンを利用。おかげで\2,690で済みました。
(トップツアーさんのHPにある“トクトククーポン”を利用。期限は2012年3月31日となっていますが来年度もあるかは不明)
長浜港から約30分で竹生島へ到着。
出航した際はそこそこ晴れ間もあって天気が良さそうだったんですが、竹生島へ着いた頃にはどんよりとした天気に。
船を降りた辺りには土産物屋が数件立ち並ぶ。
土産物屋の前の道を通り抜けると宝厳寺本堂への階段が有ります。そこそこ急な感じ…。
尚、この階段を上る手前に小屋が有り、そこで入島料(\400)を払います。
鳥居を抜けると、少し折れ曲がって、まだ階段が続きます。
階段を上りきった先には本堂が。
本堂でお参りした後は観音堂へ向かいました。観音堂が西国三十三箇所の札所になります。
上って来た階段とは別の階段を今度は下っていくと、苔むした屋根がいい感じの建物が登場。
観音堂へ行くにはこの唐門を抜けていきます。(と言っても建物としては繋がっています)
ちなみにこの唐門は国宝。
唐門については下記を参照。
『唐門』とは、唐破風をもつ門という意味です。
この『唐門』は、秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたものです。移築の際、土地の条件から観音堂に接して建てられています。桧皮葺、建物全体を総黒漆塗りとした上に金鍍金の飾金具が散りばめられ、虹梁中央の蟇股の周囲には鳳凰や松・兎・牡丹の彫刻を、二枚の大きな桟唐戸や壁には牡丹唐草の彫刻を極彩色塗りとして飾っています。豪華絢爛と言われた桃山様式の『唐門』の代表的遺構です。
色々な所に彫刻が使われ、とても豪華な感じ。これ↓は梁の部分。
狛龍?
彫刻もすごいですが、ものすごい数の千社札。(゜Д゜)
唐門へ入り、廊下を進むとすぐに観音堂。更に先に進むと竹生島神社への渡り廊下が有ります。
この渡り廊下は“船廊下”と呼ばれ、重要文化財に指定されています。
なぜ“船”かと言うと、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際にご座船として作られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたところからとの事です。
この船廊下の向こうが竹生島神社。本殿へ直接繋がっています。
宝厳寺側にはこの他にも三重塔や宝物館がありますが、一番の見所は唐門から船廊下へ続く一連の建物かと。
宝厳寺で頂いた御朱印。本堂近くにある納経所で、西国第三十番と御本尊のものを頂きました。
その日最初に向かったのは、琵琶湖に浮かぶ竹生島にある宝厳寺です。
宝厳寺
滋賀県長浜市早崎町1664
<山号> 巌金山
<宗派> 真言宗豊山派
<本尊> 弁財天
<札所> 西国三十三箇所
当たり前ですが、ここは“島”ですので船でしか行けず、その運賃を考えると気軽には行きづらい…。
それでも、本格的に寒くなる前には行きたいと考え、この日最初の目的地に決定。
今回は長浜港から出ている琵琶湖汽船を利用。朝一番の便(9:00発)で向かいました。
運賃は通常は\2,980(往復)ですが、知人からの情報で割引クーポンを利用。おかげで\2,690で済みました。
(トップツアーさんのHPにある“トクトククーポン”を利用。期限は2012年3月31日となっていますが来年度もあるかは不明)
長浜港から約30分で竹生島へ到着。
出航した際はそこそこ晴れ間もあって天気が良さそうだったんですが、竹生島へ着いた頃にはどんよりとした天気に。
船を降りた辺りには土産物屋が数件立ち並ぶ。
土産物屋の前の道を通り抜けると宝厳寺本堂への階段が有ります。そこそこ急な感じ…。
尚、この階段を上る手前に小屋が有り、そこで入島料(\400)を払います。
鳥居を抜けると、少し折れ曲がって、まだ階段が続きます。
階段を上りきった先には本堂が。
本堂でお参りした後は観音堂へ向かいました。観音堂が西国三十三箇所の札所になります。
上って来た階段とは別の階段を今度は下っていくと、苔むした屋根がいい感じの建物が登場。
観音堂へ行くにはこの唐門を抜けていきます。(と言っても建物としては繋がっています)
ちなみにこの唐門は国宝。
唐門については下記を参照。
『唐門』とは、唐破風をもつ門という意味です。
この『唐門』は、秀吉を祀った京都東山の豊国廟に建っていた『極楽門』を豊臣秀頼の命により片桐且元を普請奉行として移築されたものです。移築の際、土地の条件から観音堂に接して建てられています。桧皮葺、建物全体を総黒漆塗りとした上に金鍍金の飾金具が散りばめられ、虹梁中央の蟇股の周囲には鳳凰や松・兎・牡丹の彫刻を、二枚の大きな桟唐戸や壁には牡丹唐草の彫刻を極彩色塗りとして飾っています。豪華絢爛と言われた桃山様式の『唐門』の代表的遺構です。
~宝厳寺公式HPより~
色々な所に彫刻が使われ、とても豪華な感じ。これ↓は梁の部分。
狛龍?
彫刻もすごいですが、ものすごい数の千社札。(゜Д゜)
唐門へ入り、廊下を進むとすぐに観音堂。更に先に進むと竹生島神社への渡り廊下が有ります。
この渡り廊下は“船廊下”と呼ばれ、重要文化財に指定されています。
なぜ“船”かと言うと、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際にご座船として作られた日本丸の船櫓(ふなやぐら)を利用して作られたところからとの事です。
この船廊下の向こうが竹生島神社。本殿へ直接繋がっています。
宝厳寺側にはこの他にも三重塔や宝物館がありますが、一番の見所は唐門から船廊下へ続く一連の建物かと。
宝厳寺で頂いた御朱印。本堂近くにある納経所で、西国第三十番と御本尊のものを頂きました。
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