たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H24.1.12 観音正寺

2012-02-22 02:00:44 | 寺(西国三十三箇所)
この日最後に向かったのは、長命寺と同じく西国三十三箇所の札所になっている観音正寺。

観音正寺
滋賀県近江八幡市安土町石寺2
<山号> 繖山
<宗派> 天台宗
<本尊> 千手観音
<札所> 西国三十三箇所、びわ湖百八霊場


標高433mの繖山(きぬがさやま)の山頂近くに位置しており、長命寺以上の難所。
以前、同じ日にこの2箇所に来て(上って)死ぬ思いでした…。

今回は・・・これまた長命寺と同じく車でショートカットしてしまいました。
それも階段をを上らなくてもい五個荘側から。

…とまあ軟弱な考えで向かったのですが、料金所の所まで来て思わぬハプニング!
小屋に人の気配が無い…。なんで?と思いつつ先に進むと原因判明。

ゲートが閉まっていました・・・。il||li _| ̄|○ il||li
門には「積雪・凍結のため林道通行止」の文字が…。
ここまで来て帰るのももったいないので、料金所横の展望台?の駐車場に車を止め、歩いて観音正寺に向かいました。

こんな感じ↓の道を歩きます。

道の大部分に雪は有りませんでしたが、端の方には凍って硬くなった雪が残っており、確かこれは危ないなと感じました。
(特にノーマルタイヤの人が来たら大変!)

30分程歩き、やっとの思いで本来の駐車場の所に到着。

この手前に駐車場が有ります。10台分位でしょうか?

ここまでアスファルトで舗装された道を歩いてきましたが、ここからは舗装されていない道。
道中に三十三の“ことわざ”が書かれた看板が続きます。
いくつか自分が気になったものをご紹介します。
「人生には真の失敗はない 前進する一過程である」

「失敗を恐れるな成功は失敗の積み重ねである」

「相手だけを責めるから争いになる 反省の余地はまだある」

「人間は逆境にきたえられて自信と確信が生まれる」


こんな感じで、耳に痛いお言葉を読みながら先に進み、5~10分程で山門代わりの仁王像に到着。

この時は他に参拝者がおらず、私一人のみでした。

お地蔵様や濡仏↓の横を通り、まずは一番奥にある本堂へ向かいます。


まだ新しい本堂。

以前の本堂は平成5年に火事で焼失しており、現在の本堂は平成16年に再建されたもの。
その際には重要文化財に指定されていた本尊の千手観音立像も焼失した為、今の御本尊も本堂と同時に造立されたとの事。

本堂内でお参りした後は軽く散策を。
本堂右脇を奥に行くと珍しい観音様(魚濫観音)が祀られていました。

写真が小さくて見えないかと思いますが、魚の上に観音様が乗っかっています。

本堂真横には大きな石が積み上げられ、その手前にはいくつかの仏像も。

この石積みは、火事で樹木が燃えてしまい、土砂が崩れてくるのを防ぐために造られた模様。

御朱印を頂こうと納経所(本堂とは別の建物)に行くと、中でまったりしているにゃんこ発見!

心なしか睨まれてる気が・・・。(´・ω・`)

撫でている時は可愛らしかったのですが、再びカメラを向けると

「べらんめぇ」な感じに…。・゜・(つД`)・゜・ゴメンよ、もう帰るから…。

元々は野良だったようですが、1~2年前から住み着いているようです。名前は「みいちゃん」との事。
大きな鈴がトレードマーク。(実は仁王像を抜けた辺りからたまに鈴の音が聞こえていました)

さあ帰ろうと思って振り返ると良い景色。山の上なんだなぁと実感。


帰りはもちろん来た道を戻りましたが、大体の距離が分かっているのでそれほど辛くはありませんでした。
最後に料金所手前の展望台で一休みし、ここを最後に家路につきました。


頂いた御朱印はこちら。



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