たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H24.7.25 光前寺

2012-07-28 22:43:44 | 
やっと梅雨も明け、そろそろ山へ行きたいと思いつつも休みと天気がなかなか合わず。
ずるずると先延ばしにしていましたが、先日、ようやく夏山第一弾として慣らしも兼ねて比較的楽な駒ケ岳へ。
その時の事はおいおいUPするとして、今回はその際に寄った光前寺の事を。

光前寺
長野県駒ヶ根市赤穂29
<山号> 宝積山
<宗派> 天台宗
<本尊> 不動明王
<札所> 伊那七福神


こちらでは霊犬早太郎伝説と枝垂れ桜が有名です。
又、戸隠山(顕光寺)、善光寺、更科八幡神宮寺、津金寺と合わせて天台宗信濃五山(五大寺)と言われる大きなお寺。
光前寺や戸隠山、善光寺といった有名な所は知っていましたが、恥ずかしながらその他の2寺については初めて聞きました…。(/ω\)機会があればいつか…。

駐車場は結構広めでもちろん無料。今回は仁王門に近かった駒ヶ根高原美術館との共用駐車場を利用。

写真右奥にも駐車場があり、門をくぐらず入れてしまいますが、やはり門から入りたい!

仁王門抜けると真っ直ぐに参道が延び、両脇に背の低い石垣が続きます。

尚、この石垣の隙間?に“光苔”が生えています。光苔といっても自ら発光しているわけではなく、日の光を反射して光を放っている為、天気によっては見にくいかも。この日もあまり見つけられませんでした。

参道を進むと立派な三門が見えてきます。

山門の軒下には授与所がありますが、先程の石垣の途中右側にも授与所があり、御朱印はそちらで頂きました。

山門を抜けてすぐ右側にあった弁天堂。

こじんまりとした小さな建物ですが、なにげに重要文化財らしい。

こちらが本堂。

この日は平日ですが、駒ケ岳(千畳敷)と合わせてくる人が多いのか結構な参拝客が訪れており、線香の煙がもくもくと…。

本堂左側にあった延命水。

あれ?、前に来た時はこんな流し台みたいなものは無かった気が…。(゜ー゜*?)
尚、水質調査はしているようですが、飲むのは自己責任でと書かれています。

本堂向かって左手前のエリアには霊犬早太郎のお墓や


三重塔(+早太郎の石碑)などもあります。

この“早太郎”は、以前に訪問した矢奈比賣神社に祀られていた“悉平太郎”と同一の犬で、場所によって呼び名が違うだけとの事。

本堂向かって右手前エリアには経蔵や立派な杉の木。

この杉の木がこちらの霊木で、樹齢約700年との事。

最後に参道途中にあった本坊と客殿へ。又、奥にはちょっとした庭園も。

こちらへ入る場合のみ拝観料¥500が必要です。

右側が本坊の受付。こちらで拝観料をお支払いしました。

ちなみに、拝観するとこの左側の部屋でお茶(煎茶)と茶菓子(法楽という落雁)が頂け、その際に使った小ぶりの湯のみは記念に持ち帰る事ができます。

本坊と繋がっている客殿。こちらにはいくつかの仏像が祀られています。

伊那七福神の弁財天はこちらに祀られています。(弁天堂ではない模様)

本坊前をはじめ、境内には多くのあじさいが。
 
他の地域だともう終わりかけなんですが、こちらでは綺麗に咲いていました。

御朱印は御本尊のものと霊犬早太郎のものを頂きました。
 


H24.7.17 おふさ観音

2012-07-25 22:52:33 | 寺(奈良)
葛井寺に行った際、同じ18日に秘仏が公開されている道明寺や野中寺にも行きたかったんですが、予定が詰まっていた事もあって泣く泣く断念…。(;´Д⊂)
代わりにという訳ではありませんが、前日に大阪へ向かってくる際に奈良でこちらに立ち寄りました。

おふさ観音
奈良県橿原市小房町6番22号
<山号> 十無量山
<宗派> 高野山真言宗
<本尊> 十一面観世音菩薩
<札所> 大和七福八宝、大和十三仏霊場、大和ぼけ封じ霊場


おふさ観音は“バラ(薔薇)”が有名。それほど広くない境内に、約2,300種類(約2,500株)のバラが所狭しと植えられており、見頃になる春と秋には「バラまつり」が催され、多くの人で賑わっています。
又、嬉しい事に境内に入ってバラを鑑賞するだけなら何と無料です。(本堂内部の拝観は¥300)
そして今回の目的は、バラではなく“風鈴”。7/1~8/31迄の期間で開催中の「風鈴まつり」が目的です。

駐車場はお寺に隣接した小さいもの3つと少し離れた所1つの計4ヶ所。全て無料です。
これはお寺すぐ南側の駐車場。

駐車場も小さめですが、周辺の道路も結構狭いので大きな車の場合はご注意を。

さっそく中へ。

「風鈴まつり」ももちろん無料。

門を抜けるとこんな感じ。

さっそく風鈴ご登場。

まずは本堂へ。

本堂近辺も風鈴がいっぱい。

もう少し進むと更に多くの風鈴が。∑( ̄□ ̄;)

尚、写真左下は販売用の見本。購入されている方もちらほらいらっしゃいました。

後は風鈴づくし。
 
 

時折吹く風に鳴らされる風鈴の音がなかなか風情があって・・・と言いたいところですが、これだけの数があるとさすがに賑やか過ぎてちょっと…(笑)

その他にもこんな変わり種も。
 

御朱印は本堂前の受付で頂きました。

大和七福八宝の“恵比寿天”も頂けますが今回は御本尊のもののみ。


H24.7.18 葛井寺

2012-07-20 23:33:41 | 寺(大阪)
最近、そこそこ出掛けてはいるんですが、興味の対象がいまいち違う友人と出かける事が多かった為、あまり寺社を回る事ができず…。・゜・(つД`)・゜・
そんな事で“ネタが無い”→“更新頻度が低下”という悪循環な状態ですが、先日は予定に何とか組み込んで2ヶ所程廻る事ができました。

この日は18日でしたので、毎月18日に御本尊の“十一面千手千眼観世音菩薩坐像”(国宝)がご開帳されるこちらが目的地です。

葛井寺
大阪府藤井寺市藤井寺一丁目16番21号
<山号> 紫雲山
<宗派> 真言宗御室派
<本尊> 十一面千手千眼観世音菩薩
<札所> 西国三十三箇所、河内西国三十三箇所、神仏霊場


以前にも来た事は有りますが、西国三十三箇所専用の納経帳を使い出してからは来ていませんでした。
前々から「どうせなら御開帳の日に」と思ってたところ、休みの日と御開帳の日がやっと一致し、念願の再訪。

ちなみに、車で行きましたが駐車場の位置が良く分からず、藤井寺駅周辺のコインパーキングを利用。
お寺周辺は細い道も多く、藤井寺駅から歩いても5分位ですので(私は車で行ってしまいましたが)公共交通機関の方がお勧めです。

南大門から境内へ。

境内へ入るだけなら無料。毎月18日の御本尊開帳日に本堂へ入る時は¥300。

南大門を抜けてすぐの辺りからみた境内。

境内はそれほど広くなく、正面に見えるのが本堂。本堂以外にも3つほどお堂有り。

本堂をもう少し近くから。

こちらの御本尊の千手観音像は実際に千本の手を表現している珍しいタイプです。秘仏ではありますが、こうして月1回は公開して頂けるのが有り難い。

本堂アップ。

堂内へも入りましたが、平日にも関わらず狭い堂内は人でいっぱい。一旦は人が掃けても、次々と参拝客が来る為、あまりゆっくりと拝む事は出来ませんでした。(; ̄д ̄)
それでも久々に拝んだ千手観音像はやっぱり見事。贅沢を言えばもう少し近くで観たいかなと…。

本堂出て右側、西門へ向かう通路には露店が並んでいました。


本堂近くにある“旗掛け松”。

南北朝の動乱期、楠正成が戦勝祈願をした時に菊水の旗を掛けたといわれる松で、葉が3つに分かれた三鈷の松です。

帰りは西門へ。正確には“四脚門”というらしい。

この四脚門は、何気に葛井寺で現存する最古の建物で、国の重要文化財に指定されています。
こちら側は藤井寺一番街商店街に面しており、そのせいもあってか西門から入る人の方が多かった気がします。

御朱印は本堂内の納経所で頂きました。

H24.7.5 興福寺

2012-07-13 00:21:33 | 寺(奈良)
東大寺ミュージアムへ行ったので、せっかくなので興福寺の国宝館へも行ってきました。

興福寺
奈良県奈良市登大路町48番地
<山号> 無
<宗派> 法相宗
<本尊> 釈迦如来
<札所> 神仏霊場巡拝の道、西国三十三箇所(南円堂)、西国薬師四十九霊場(東金堂)


国宝館。入館料¥600です。東金堂との共通券だと¥800。

ここはいつ行っても人が多いのがネック。修学旅行生やツアーの団体もよく来る為、タイミングを間違うと目も当てられない状況に。
この時も途中で団体さんが流れ込んできました…。ε-(‐ω‐;)

再建中の中金堂。

囲いがされてからはイマイチ進捗が分かりずらい…。平成30年の落慶を目指している模様。

ちなみにこれは昨年の夏(H23.8.24)の写真。

すでに囲いがされており、見た感じあまり変わらない。

こちらは一昨年の秋(H22.10.6)の写真。

この頃は囲いが無く、工事の様子が良く見えました。

中金堂の御朱印。

中金堂自体はまだ完成していませんが…。
お参りしていないお堂や仏様のものはあまり頂かないんですが、今回は勧進の一種かなと。
東金堂向かいに設けられた納経所兼勧進所で頂きました。

H24.7.5 東大寺

2012-07-12 23:39:49 | 寺(奈良)
最近なかなか連休が取れない為、比較的近い?(と思っている)奈良へ日帰りで行ってきました。
最初に向かったのはこちら。

東大寺
奈良県奈良市雑司町406-1
<山号> 無
<宗派> 華厳宗
<本尊> 盧遮那仏
<札所> 神仏霊場巡拝の道、法然上人二十五霊跡(指図堂)


言わずと知れた超有名スポット。
過去に何回も行っていますが、この日(7/5)は“俊乗忌”という法要が行われ、通常非公開の重源上人坐像(国宝)が公開される日だった為、今回はそれが目当て。
尚、俊乗堂は7/5と12/16の年2回公開されます。

俊乗忌:鎌倉時代に「造東大寺大勧進」として大仏殿をはじめ東大寺の伽藍を復興され、建永元年(1206)、86歳でその生涯を終えられた俊乗房重源上人の御忌にあたる法要

ここが俊乗堂。

大仏殿と二月堂・三月堂の間、鐘楼のあるエリアにあります。いつもは殆どの人がスルーしていくんですが、さすがにこの日は人が多かったです。
一つ残念だったのが、重源上人坐像と一緒に俊乗堂に安置されている2体の仏像(愛染明王坐像・阿弥陀如来立像)の内、快慶作の阿弥陀如来立像がどこかへ出張中だった事。(´・ω・`)

ついでに、まだ行った事が無かった東大寺ミュージアムへ。入館料はここ単独で¥500、大仏殿との共通券で¥800でした。

人が殆どいなかった事もあって落ち着いて見る事ができ、雰囲気は悪くありませんでしたが、展示のボリュームが少々物足りない気が…。

共通券を購入したので大仏殿へも。

雨が降っていたからか、いつもより人は少なめ。

大仏様ー。( ̄人 ̄)

大仏殿の中もガラガラ。いつもよりゆっくり回れました。

大仏殿奥にあった模型。創建当時の東大寺でしょうか?

創建当初は大仏殿を挟んで東西に高さ100m程の七重塔が建っていたようですが、残念ながら現在は焼失してしまっています。
東塔については再建の動きもあるようですが、どうなる事やら…。

鹿の群れに小鹿が数頭混じっていました。

癒されますなー。(゜ー゜*)。・:*:・

俊乗堂と大仏殿で御朱印を頂きました。
 

今回拝観してきた重源上人坐像ですが、奈良国立博物館で7/21~9/17迄行われる特別展「頼朝と重源 -東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆-」で展示されるようです。更にこの日観る事が出来なかった阿弥陀如来立像も…。
早く言ってよ…。(;´д`)