2007年8月のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

☆Xデーは9月1日☆ @はびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)


はびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)に、何かが起こる9月1日。

ああ、早く言いたい。もう言っちゃおか。いやいけんいけん、あと2日の我慢じゃけん。

と言うわけで、9月1日の加登ホームページをお見逃しなく。
新着情報『WHAT'S NEW』にてご紹介したいと思ってますので。


すがすがしい朝の清掃タイム。ゆったりと幅の広いメインストリートは、はびきの中央霊園のシンボルのひとつ。

気を取り直して、今日のところは幾分ストイックに霊園紹介といきたいと思います。


羽曳野。
古墳の街。
一面の葡萄畑。
のどかな田園風景。


霊園駐車場より。画面左の方に、小さくPLの塔が。

そんな羽曳野市ですが、大阪市内からのアクセスも思いのほか良かったりします。
平野区からだと、霊園まで高速道路でたったの20分。
後部座席のお子さん達に眠る暇すら与えない、怒涛の利便性。

ちょっと車を走らせれば、この眺めはあなたのもの。
ほらほら、双眼鏡。どうぞ心ゆくまで緑濃き風景をご堪能ください。



休憩所2階のテラスより。



加登が誇る、はびきの中央霊園
風に薫る木々、季節を彩る花々。公園墓地と呼ぶにふさわしい、充実の施設。
これからも少しずつ、皆様にご紹介していきたいと思ってます。


休憩所。


2階にも休憩スペースが。テラスに出れば件の双眼鏡も。


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残暑厳しい、○○しょ? @四条畷霊園(大阪府四條畷市)


ご覧あれ、この問答無用の青空を。

こちらは四条畷霊園(大阪府四條畷市) その名も『あおぞら』地区の写真です。
8月も終わりに近づいてますが、近畿地方は未だに夏空全開。立ってるだけで汗が滲んできます。

 
 


そんななか、ひと足早く秋の色を見つけました。
さらさらと涼やかな音を立てるススキ。
しなやかに風を吸って、揺れてました。

秋彼岸の頃にはススキをお供えする方も多いのですが、この時期としてはちょっと珍しいです。
暑さの余りやり場のない苛立ちを禁じ得ない僕でしたが、悟ったようにそよぐススキの穂をぼんやり見ていると、不思議と心が落ち着くのでした。

               

バリアフリーに無料送迎バス、供花販売と至れり尽くせりの四条畷霊園(大阪府四條畷市)。大阪市内からのアクセスも抜群なので、ぜひ一度ご見学下さい!!


明るく清潔感溢れる休憩所。


温かみのあるトイレ。


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万灯供養 @中央寺霊園

雷鳴。稲光。
今にも雨になりそうだ。ちょっとは涼しくなるんだろうか。

今夏は異常なくらいエアコンを使っている。暑さで目覚める夜もしばしばだ。
この夏が暑いのか、はたまた僕の体内にメタボリックな変異が起きているのか。
そこんとこ考えてると簡単に泣いてしまいそうなので、早速本日のトピックに移りたいと思います。


写真はただ今好評受付中、和泉市は中央寺霊園にて催された、万灯供養の模様です。



お盆と言えばご先祖様の霊魂がこの世に帰ってくる期間。それらの霊魂が迷わず辿り着ける(あるいは、あの世に帰っていける)よう灯をともすという風習は、日本全国に広く見られます。
京都の五山送り火なんてのは、とりわけ有名ですね。
中央寺霊園でも下の写真のように灯をともし、お墓に帰ってきた霊魂に対してご住職様がお経を詠んでくださいました。

  



親族の方が集まり、有難い読経に耳を傾けながら在りし日々の故人を、自身を生み出してくれたご先祖様をなつかしく思い出す。

美しき夏の原風景。
失くしちゃいかんですよね。

中央寺霊園の受付期間は、26日(日)までとなってます。
限定区画もご用意してますので、この機会をお見逃しなく!!


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君に、かがやいて欲しくてさ。 : 採石場見学②

こんばんは。
今夜も引き続き、採石場見学(加工編)をお届けします。

・・・・・採掘現場のむせ返るような砂埃と、怒号のような作業音。圧倒されて口も開きっぱなしの加登様ご一行でしたが、休む間もなく工場へ。
そこで彼らを出迎えたのは、先ほどにも増して強烈なノイズの嵐でした。

見てください、この巨大な円盤を。

こいつはダイヤモンドカッター。円盤の外周部分が刃になっていて、その表面に工業用ダイヤモンドを塗布することで、とんでもなく硬い石の切断を可能にする代物。
ところが工業用とは言え、腐ってもダイヤモンド。
1枚○百万円もするうえに、年3~4回の交換が必要ときたもんだ。その維持費ときたら、これはもう、これはもうですよ。



切断の際には円盤が高速回転するのですが、このときの摩擦熱があまりにも激しいのと、粉塵が飛散しないようにとの配慮から、写真のように水を散布しながら石を切っていくわけですね。
いやあ、壮観。

手作業のみで石を切っていた時代には、庵治石の切断というのは夢のまた夢でした。ダイヤモンドを使わなければ切れないくらい硬いんですから、当然ですね。



こうしてある程度の大きさに切断された石を、いよいよお墓の各パーツへと加工していくわけです。

下の写真は、研磨用の工具です。表面がヤスリ状になっていて、目の細かさは8段階に分かれています。工程が進むごとにこれらを付け替え、徐々に目を細かくして石の表面を丹念に磨いていきます。



ひと昔前ならこれらの工程も4段階ほどで終わっていたのですが、技術の革新によって8段階もの磨きが出来るようになり、かつて考えられなかったほどの光沢が得られるようになったのです。
お墓の世界も、日々進歩を遂げているんですね。



その一方で、匠の技が未だに欠かせない部分もたくさんあります。
上下の写真を見て頂ければ一目瞭然ですね。

 
花瓶彫刻の光景

機械を使うと言っても、それを操る職人の技量によって完成度はまるっきり異なります。微妙なタッチ、ニュアンスを機械に伝え、思い通りの加工が施せるのは、何十年もの修行を積んだ熟練工だけなのです。
実に奥深い。

そんななか、創業明治の歴史と実績を誇る加登は、幸いにもたくさんのベテラン職人たちに恵まれています。10年修行してなおヒヨッコと呼ばれる字彫り職人の世界で、40年以上の経験を積んだ国宝級の匠を3人も抱えているんですから、我ながら大したもんです。


鉄粉を吹き付けて文字を刻む。外からは何をしているのかまるで分からない。


考えようによっては、ただの石。
けれど故人や先祖を思う気持ちに応えるためには、これほどまでの手間や技術、経験、そして費用を要するんですね。

うーん、お墓って、深いぜ。





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世界の中心であいうえお作文。 : 採石場見学①

なたのために
  しんを持って
   すすめします。
    んなもおとこも
     っかりお墓を
      もりましょう。

        
        ずずん。

庵治(香川県)・大島(愛媛県)と言えば世に名高い国内最高級墓石の産地。加登では社員研修の一環として、定期的にこれらの採石場や工場を見学しています。

     
     どがーん。

小説・映画 『世界の中心で愛を叫ぶ』 の舞台にもなった庵治。小さな町をぶらぶらしていると、映画で観た風景に出くわすことも多々あります。
これはぶっちゃけ嬉しい。冬ソナツアーに繰り出す方々の気持ちが分かります。

そんな庵治ですが、もともとは墓石の町。石を投げれば庵治石の販売店か工場に当たる。投げた石をよくよく見れば庵治石だった、くらいの町なのです。


ほお。

ちょっと車を走らせれば、写真のような採石場が数多くあります。現場の音を聞いてもらえないのが残念ですが、岩を削る音、砕く音、ショベルカーで石を投げ捨てる音などなどが入り混じり、隣にいる人にもありったけの大声を張り上げないと声が届かないほど。

見上げればショベルカーが虫のように小さく見える。一体どうやって登ったんだろう。いかにも危険そうです。
さらにそんな高みから、要らない石をドカドカ投げ捨てる。昔は採掘現場での死亡事故もちょくちょくあったそうですよ。
良い石を採るというのは、まさに命がけなんだな。

にもかかわらず、墓石として使えるのは採掘した石のわずか5%。その5%のために何十トンもの石を惜しげもなく捨てちゃうわけです。
何とも気の遠くなるような話ですね。


がんががらら。

  
  べきべきりん。

研修を終えた社員は皆、墓石に対する考え方が変わります。
加登がお客様に提供している墓石は、採掘した石の本当に良い部分だけを厳選して使っているのだという自信。
加登を選んでくだされば間違いないのだと、社員自身が胸を張って言える。
これもまた、加登の強みのひとつです。



次回は、墓石の加工編をお届けします。





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墓参り。いかにも旅の風情じゃないか。

         

本日、墓参りに行ってきました。

僕はいつもより少しだけ早く目覚める。大阪北部から高速道路を使い、盲滅法に南下していく。
父方の墓も母方の墓も、和歌山県は和歌山市にあるのです。
陽射しは痛いほどに膚を刺し、空の青も木々の緑も、すべてが際立って金切り声の夏を叫ぶ。

夏のBGMと言えば、ビーチボーイズ。思い切り車の窓を開けて、カリフォルニアの風を堪能する。

お墓参りって言うとどこか堅苦しいイメージを抱いてしまいがちですが、僕にとっては休日の朗らかなドライブです。
いざお墓の前に立てば柄にもなく厳粛な気持ちになりますが、それまでの過程なんてものは、ただのドライブです。じいちゃん、ばあちゃん、待ってろよ、てなもんだ。

         
ただまあ、お墓の前で目を閉じて手を合わせると、不思議と気持ちが落ち着くんですね。
こればかりは言葉では伝えられない。騙されたと思って、一度試してみてください。

今日もまた色んなことを、思い出したな。うんうん。

去り際は常に、後ろ髪引かれます。またしばらく会えないと思うと、何かね。かと言って別にこれと言って話すこともないわけですが。

・・・・・ありがとう。

以上。

お盆ですわ。


photo by Mihoko Ozaki


寝苦しい夜が続いています。
今日も大阪は、気温35度に達する暑さでした。
アスファルトを敷き詰めた都心部における体感温度は、おそらく40度を超えてたんじゃないでしょうか。

関西では今日が迎え盆。
死者の精霊が迷わず帰って来られるよう、迎え火を焚いたり提灯を吊るしたりします。
お盆というのは日本仏教(浄土真宗を除く)独特の習慣で、正しくは【盂蘭盆会(うらぼんえ)】と言います。語源はサンスクリット語の【ウラバンナ】。逆さ吊り(の苦しみ)を意味します。あの世で逆さ吊りのような苦しみに遭っている先祖の魂を救うための法要、といったところでしょうか。
魂が帰ってくるという発想は儒教的でもありますし、東南アジアの仏教国と同じく、仏教伝来以前は精霊信仰が根付いていたという文化的背景もあるのかもしれません。

そう考えるとお盆も、仏教行事という枠を越えて日本人の深層意識に強く刻まれた伝統だと言えるでしょう。
何となく【盆休み=夏休み】ぐらいに捉えている方も多いのでは思いますが、今一度その意味を深く問い直すとき、先祖供養をする民族としての自分、日本人としてのアイデンティティ、そういった普段あまり気には留めないような命題が、立ち現れてくるはずです。

若い人(僕も若いですよ、念のため)も、この機会に一度お墓参りに行ってみてください。

否応なしに全てははじまるのですよ。

いよいよ世間では、お盆休みが始まります。
今日の大阪市内は連休直前とあって、随分な車の量でした。

お盆期間中のお参り・ご見学ですが、車でのご来園は園内も含めて混雑が予想されます。
特に川西中央霊園はびきの中央霊園四条畷霊園にお越しの方は、開園直後や閉園前など比較的空いている時間帯が狙い目です。




また、明日からキャンペーンを実施する霊園・店舗もあります。
加登ホームページの新着情報【WHAT'S NEW】をチェックしてみてください。


・・・・・・いやしかし、暑い暑い言ってる間に夏も折り返し地点ですね。
ビールの飲みすぎが祟っているのか、僕は正直夏バテ気味です。
けれどこんなところで立ち止まってるわけにもいきません。気合いで夏をぶちのめしてやりますとも。
ええ、やりますともよ。


※下線部クリックで当該ページにジャンプします。

ありがとう。

お墓にまつわる仕事をしていると、たくさんのありがとうがもらえます。

澄んだ心に出逢えば、嬉しいのだけれど何だか少し面映い。

それだけ僕の心が、濁ってるってことなんだろな。

ありがとうにふさわしい人間になりたい。

海のように。波のように。

うーん、まだまだ。

死について ①

死は、すべての人間に、平等に訪れる。
誰ひとりとして死を免れることは出来ない。

死は、一回かぎりだ。二回死ぬのはジェームズ・ボンドだけだ。
だからきっと死をかんがえることは、生と向き合うことと酷似してるだろう。

今日はヒロシマを原爆がぐちゃぐちゃにした日だ。
十数万人の死。さらりと聞き流すなら、それは量的な問題なのだろう。

けれどひとつひとつの死は、教科書の数行でいっしょくたに語られるべきでないと思う。
他人の死を生きることは誰にも出来ないのだ。

あらゆる死は平等に尊く、平等に悲しい。
あらゆる生が平等に尊く、平等に美しいように。

すべてのひとがすべてのひとの生命に、敬意を払えるような世界であってほしい。
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