2009年6月のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

急遽予定を変更なのだ。


何を書こうなんて思ってたわけでもないんですが、今日はマイケル・ジャクソンでお願いします。

さて、自己を受け容れるっていうのは、簡単なようで難しいことです。
人は誰が何て言おうと、平等には生まれてこないわけです。
法の下ではそうかもしれませんが、100人いたら100の個性を持って生まれてくる。
だからひとつの基準を設けたら、その瞬間に順位と序列ができてしまう。
特定の誰かのためにつくられた、理不尽な価値の体系。
差異は埋められるべきものではなく、認め合うべきものなのに。

アメリカという国のことゆえ良くは分かりませんが、何だかまあ、可哀想な人だなあと思ってはいました。
黒人が大統領になったからといってすべてが劇的に転回するはずもなく、秩序の端っこで憎悪に満ちた小さなマイケル・ジャクソン達が、今日も悲しみに暮れているのかも知れません。
それはまた、世界中至るところに根付く、強烈な負のエネルギーです。
我々自身の体内にもまた、小さなマイケル・ジャクソンが存在しているのではないでしょうか。

社会がどう見ようと、自分自身を好きでいるというのは困難なことです。
そんななか頼りになるのはやはり、家族や恋人、友人や同僚など、身辺を取り囲む人々の支えなんじゃないかと思います。
マイケル・ジャクソンほどビッグネームになってしまうと、周辺の人々が数多すぎて、誰を信じたら良いのか分からなくなってしまうのかも知れませんね。

いやあホント、小市民で良かった。
悩みと言ったら、トイレの配管が水漏れしてるくらいのもんですよ。

ひと部屋しかなくても、そこは僕の大切なネバーランドです、何か?






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月下美人。




一年に一度、多くて二度切りしか咲かない花、月下美人。
夜に咲き、朝の訪れとともに散りゆくその幽かさは、夏の夜のゆめ幻のごとく、
美という観念に、崩壊の予感を内包させる我々日本人の心を揺さぶる。

同じ日はけして戻っては来ない。
だからこそ美しい。

毎日が記念日で、記念日はもっと記念日なんだ。
日々はテーマとドラマに満ちている。
新しい朝を迎えられることに感謝し、今日を綴ろう。





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「お墓がないのは、ちょっと寂しい」の理由。


というリーフレットを作成しています。
お墓を持つことの尊さを伝えていくのも、我々石材業者に与えられた使命なんじゃないかなと考えたからです。

実際に完成したらご紹介したいと思っていますが、今回このリーフを作るに当たって、たくさんの気づきを得ることができました。
社外の方々、お墓を持ってる人もそうでない人もいるわけですが、そうした一般の方々からも意見を頂きながら、
お墓って実際どうなん? というおぼろげでありながら根源的な問いに対するささやかな解が、
これまたおぼろげながらも確信的な形をとって目前に立ち現れるのを感じずにはいられませんでした。

お墓がないのはやっぱり、ちと寂しいですよ。
その前提に誤りはありませんでした。

ただ、お墓を持つことの素晴らしさは悲しいことに、実際にお墓参りをしてみないと分からない類のものだったりするんですよね。
お墓は亡くなった方のためのものでありながら、残された人々のためでもある。

この確信を、いかにお伝えしていくか。
永遠のテーマです。





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