2008年11月のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

おぼろげな日記。


昨夜のこと。

家に帰ってふと冷蔵庫の扉を開けると、何故かメガネがケースごと入ってました。
とにかくもう、後世に伝えたいくらいキンキンに冷えてましたね。
これがヨウカンだったなら、まさに食べどきだったのに。
残念。

さて、明日からいよいよ12月。
誰しもばたばたする時期ですが、来年の春彼岸までにお墓を建てたいとお考えの方には、今年中にお墓探しを始めることをオススメします。

ちょっと寒いですが12月の中旬までにめぼしい霊園を見学し、年末年始のご親族が集まる場で話し合う。
1月の上旬までにご契約頂ければ何とか間に合うかな、というところです。

もちろん、お建てになるお墓の形や石種によっては石の輸送や施工そのものに時間がかかり、お彼岸に間に合わないケースも出てきます。
やはり、出来るだけ早めにご準備頂くのがベストです。

今年のうちにご契約頂ければ、大抵は問題ないかと思われますので、ぜひぜひご検討下さい。





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南の空へ。 @なかでらまち霊園


大阪市は中央区、なかでらまち霊園
野外ライブイベント「お寺でJAZZ」でもすっかりお馴染みになったお寺の境内に、新たな墓地区画が誕生しました。



ご覧の通り、石張りの参道が実に歩きやすく、地下鉄「谷町九丁目」駅から徒歩圏内というロケーションもあって、お年寄りや車椅子ご利用の方も安心してお参り頂けます。

さらにオススメできるポイントは、南向きの単列地区だということ。

もともとご見学された方が驚くほど日当たりの良い霊園なのですが、そのなかでも南から降り注ぐ陽光を真正面から浴びることの出来る、この上なく贅沢な区画なんですね。
しかも、お墓同士が向かい合っていないため、お向かいのお墓参りに来た方と参道を共有しなくても済むんです。

仏様にとってもお参りされる方にとっても、得難いゆとりを味わえること間違いなしですね。



それからもひとつ、嬉しいお知らせ。
新区画オープンに伴い、なかでらまち霊園では、無縁供養碑を新設しました。


代が途絶えて無縁になっても、こちらに合祀されるので安心ですね。
デザインも含めて優しさに満ちた、新たなご提案。

さあさ皆様、一層素晴らしくなったなかでらまち霊園、ただ今好評受付中ですよ。
平成20年11月30日(日)までとなっておりますので、お早めにご見学くださいね。





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黄落。 @はびきの中央霊園(大阪府羽曳野市)




写真ははびきの中央霊園のメインストリート。
冷え込む空気を揺らすように、静かな秋は燃えています。

四季の色を感じることのできる幸せ、この国に生まれてきた幸せ。
公園墓地ならではの喜びが、ここにあるわけですね。



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more,more,more......,and say what?


何時しか僕は、チャーリー・パーカーよりもアイルトン・セナよりも長く生きていることに気付いた。
正岡子規や芥川龍之介の没年齢にも接近してきた。

生きるほどに死が少しずつ知己のように振舞うのは、けして気のせいではないだろう。
生が減退することで、それはきっと穏やかに、静止する水面に広がる紋のような円さを帯びてゆくのだ。



十代の頃と言えば死は、それこそ爆発だった。
そう、まるで映画「気狂いピエロ」のラストシーンのように(笑)

若い命にとって死の瞬間はそれはもう刹那で、本当はそれは周到に取り去られたジェンガの1ピースのように、調和の全体性を損ねる類のものではないにもかかわらず、でもそこに若さは意味という息苦しい形而上学的な問いを投げるのが常であった。

今僕が思う死は、もっとゆっくりと重く、確かなものだ。
それは劇的に振舞うことをしない代わりに、地下水のように静かに、しかし確実に僕たちの生の基音として鳴り続けるのだ。

僕はあと何年生きられるのだろう。

大切な家族や友達と、あと何回会うことが出来るのだろう。
もしかしたら、今日が最後の日かも知れない。

僕は十分に、優しいだろうか。
僕は十分に、優しいだろうか。

この仕事に携わって5年が過ぎた。
お客様のほとんど全てが、近しい誰かの死を乗り越えて我々を訪れる。

誰もがきっと、自問するのだ。

僕は十分に、優しかっただろうか。
私は十分に、優しかっただろうか。

もっともっと優しくしてあげれば良かった。

別離は常に、後悔と共にある。

「もっともっと」をかなえてあげられる場所、それがお墓なのかなって、そんなことを思う秋。




 
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静かさ。 @本圀寺みささぎ霊園


昨日撮影のため訪れた、本圀寺(京都市山科区)の写真です。
今週末に加登ホームページに加わる予定となっているお寺ですが、カトカト日記の読者の方にだけ、ひと足お先にご覧頂きたいと思います。


鮮やかな朱塗りの山門は、虎退治でも有名な加藤清正が寄贈したもの。


「木っていいですよね」くらいのボキャブラリーしかない自分に気付かされた1枚。


苔むした石燈籠。日本人の美意識をくすぐる。


何点か撮った南天の写真のうちの1枚。年々駄洒落が増えてきている。


再び石燈籠。色づきはじめた秋の葉と、鐘楼堂をバックに。


付近を流れる琵琶湖疏水。ハイキングやジョギングのコースとしても親しまれている。

朝から京都に直行し、プロのカメラマンであるTさんに同行したのですが、ご覧の通りどこを撮っても絵になる名刹です。
Tさんはもちろん、このブログのために安いデジカメを持参した僕までもが大興奮してしまいました。

本圀寺の栄光の歴史についてはwikipediaなどでも紹介されていますので、ここでは割愛させて頂くとして、何よりも僕が伝えたいのは、まるで時が止まったかのように森閑とした境内の素晴らしさなのです。

寂静(じゃくじょう)ということばそのもののような空間。

そのうえ、これからは紅葉、春には桜が美しいと聞いてTさんご夫妻、「今度はプライベートで来たいね」と仰っていました。

とりあえず今日は僕の撮った拙い写真で我慢して頂くとして、後日Tさんの写真もご紹介出来ればと思ってますのでご期待下さい。





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いつかは見たい人。


キース・ジャレットとダライ・ラマ。

最近は毎年のように来日されているものの、お二人とも長距離の移動が辛くなってくる年齢。
いつまでもお元気でいてもらいたいものですが、来年以降も同じようなペースで訪日して下さるかは分かりません。

僕はといえば講演・公演の度に行きそびれ、明日のダライ・ラマ講演もギリギリまで迷いながら結局断念。

だって、講演の地として選ばれた2箇所が、東京と北九州ですよ?
大阪に住む人間にとってはこの上なく切ない状況。
もちろん、はるばる日本まで来て下さってる時点で有難い話なんですが、やっぱり来年は、もう少し近くに来て頂きたいですね・・・。


さて、ダライ・ラマについて、あるいは一連のチベット問題について、ここで多くを語るつもりはありません。
ただ、怒りに対し常に慈悲の心をもってのぞむというダライ・ラマの一貫した態度を見ていると、観世音菩薩の化身とされているだけのことはあるなあと思ってしまいます。
空(くう)を直観する、稀有な人間のひとりであることは間違いないでしょう。

とにかく、表情が子供のようにピュアなんですよね。
まるで円空仏のような穏やかさと無邪気さ。
チベットの歴史って、知るほどに重いんですが、それでもなお心が濁らず澄み渡っているのが分かる。

執着を捨てること。
大いなる慈悲の心を有すること。
誤解を怖れずに言えば、それこそが解脱への道なんでしょうね。

執着しないこと・・・・・。

ああ、講演聞きたい。






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最近一番感動した本。


実は読書ってあんまり得意ではないんですが、
そんな僕の最近のイチ押しは「100万回生きたねこ(講談社)」という絵本です。



初版が1977年ということですから、子供の頃に読んだ記憶がある方も多いかもしれません。
しかしこれは、むしろ大人の方にこそ読んで頂きたい絵本です。

内容については、敢えてここでは触れません。
とにかく読んでみてください。

広告帯に「ここに描かれたのは、色即是空の世界だ」とあります。

解脱とは、涅槃とは何だろう。

映画「2001年宇宙の旅」を観終わった後のような、示唆に満ちた読後感。
オススメします。



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