2009年12月のブログ記事一覧-カトカト日記 ~霊園・墓石の株式会社加登 公式ブログ~

良いお年を。


加登大阪本社の大掃除が終わりました。
1年の汚れ(?)をしっかりと落としたあとはちょっと長めですが、年明け7日までお休みを頂きます。
ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご容赦下さい。

皆様、今年も1年間本当にありがとうございました。

来年も加登はお墓・仏事・先祖供養という、絶やしてはならない文化の担い手として皆様の心と心をつないでいきたいと思います。
引き続きのご愛顧、どうぞよろしくお願い申し上げます。




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Life is very short and there is no time.


今年のクリスマス・イヴの日に、あるミュージシャンが29歳の若さで亡くなりました。
偶然も偶然ですが、僕は彼らの歌を、その日家で口ずさんでいました。
訃報を聞いて背筋が凍るようでした。

29歳。

オーティス・レディング、ジム・モリソン、カート・コバーン、ジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョプリン、ブライアン・ジョーンズ、・・・・・。

20代という若さで夭逝したミュージシャンってたくさんいますね。
短過ぎる人生のなかで伝えきれなかった思いは、それこそ海底の泥のように眠っていることでしょう。

自らの寿命というのは、誰にも知り得ないもの。
我々だって例外ではありません。
だから僕は、残された日々、限りある日々を大切に生きたい。
あらためてそう思うのです。

伝え残すことがないように、閉じこもっていないで、もっと人にかかわっていくこと。
ぶつかることやすれ違うことを怖れずに生きること。

表現はやっぱり、伝わらなくては意味がない。
のうのうと30代を迎えることができた僕は生かされているそのことに感謝し、
分からない人には分からなくてもいいという独りよがりを極力避けなければならないなあと思います。

前回のブログで抱負としてホームページのことをつらつらと書き並べましたが、
それはあるとき「色々とやってるみたいだけど、良くなってるのかどうか傍目にはよく分からない。知らないうちに良くなっていればそれはそれで良いのかもしれないが、周りの人やユーザーの方はそれでは納得できないんじゃないか?」
というような言葉を頂いたのがきっかけでした。

やっぱり人の力って大きくて、一人でできることなんてタカが知れてます。
そして、誰かに協力してもらったり理解してもらったりするには、自らを伝えなければならない。
伴うリスクに怯え閉じこもってばかりいないで、伝えるべきことを伝えていこう。

来年こそは後悔のない未来を紡いでいきたいなと、そう思った次第であります。




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陽炎が揺れてる。


今年ってもう、1週間ないんですねえ。
前回の日記で「次こそは来年の抱負を語ります」などと息巻いてはみたものの、考えれば考えるほど「それがどうした」的な内容になりそうで、書くに書けないこの数日間。
そうこうしてるうちに年越しちゃいますね。

個人的にあれしたいこれしたいというのはホントにたくさんありますが、
このカトカト日記を読んでくだすってる皆様にとっても身近な話題というと、やはりインターネットでしょうか。
今年8月頃から地味に取り組んでいるホームページの改良は、引き続き推進していきたいですね。

ニーズが多様化する昨今、イチから霊園・墓地を探している方もいれば、墓地は確保しているもののいつ墓石を建立したら良いか迷っている方もいますし、痛んできたお墓のリフォームや田舎にある墓石の引越し(移転・改葬)をお考えの方もいらっしゃいます。
法要の際、お布施を入れるのし袋に何と書けば良いのか分からず悩んでおられる方も多いですね。

そこで我々は専門の業者さんの力を借りながら、よりたくさんの人に必要とされる加登を目指し
「(霊園・墓地を)さがしたい」「(お墓・仏事・加登について)知りたい」「(軽い息抜きのために)あそびたい」という用途に応じた情報量の充実と、
必要な情報に迷うことなく辿り付いていただくための項目整理を主眼とした、ホームページのマイナーチェンジに着手したわけです。

お蔭様でマイナーチェンジ直後から加登ホームページを訪れてくださる方、資料を請求してくださる方の数がいきなり増え、
これまで以上に様々なお客様のお役に立てているのかなあと思うと嬉しくてなりません。

まだまだ途は遠いのですが、少しずつ良くなっている手応えは確かにあります。
変更量の割にパッと見(TOPページは別として)どこが変わったのか分かりづらいのが切ないですが・・・・・。
この日記にしてももう少し豆知識的な要素を取り入れ、お墓や仏事の辞典と言うかデータベースと言うか、「困ったときにはカトカト日記」みたいなブログに出来たらなあなんて、就寝前から寝言のオンパレードなクリスマス。

皆様、いい夢観ましょう♪




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前向いてこ。


気合い入れて書いた長文が、ちょっとした手違いで全て消えてしまいました。
まあ、そんなこともあります。

全然、悲しくありませんよ。











・・・・・いや、ホントに。





皆さん寒いので暖かくしてお休み下さい。
僕は全然平気です。
全然打ちひしがれてなんかいません。

悲しみを乗り越えて、人は強くなるんです。
・・・・・って、悲しくないし!


とりあえず今夜は坂本龍一'The sheltering sky theme'を聴きながら眠りたいと思いますよ。

今回語れなかった来年への想いは、また次の機会にでも!!






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ヒンズースクワット。


初めての海外旅行が、どういうわけかインドでした。

インドは僕に、旅することの楽しさを教えてくれました。
その後もいろんな国を訪れましたが、あの時インドに出会っていなかったら、それらの国々を旅することすらなかったかも知れません。


アンコールワット(カンボジア)も、ヒンドゥー寺院として創建されました。

旅のハイライトとなったシヴァ派の聖地ヴァラナシは、この世界の混沌を残さずぶちまけ、執拗に攪拌したような街でした。
音、色、匂い。
すべては濁流のように溢れ、狂った悲鳴のような無秩序に溶け合っていました。

僕たちは小舟に乗り込む。コーヒー色のガンジスに浮かぶ小さな笹になる。
岸に設けられたガート(沐浴場)には下半身を水に浸し、祈りを捧げる無数の人々。
子供たちは泳ぎに夢中になり、頭を洗う人や、衣服の洗濯をする人の姿も見える。ダルシムみたいな老人が、褐色に延びた細長い身体を折るように、無心に屈伸運動を続けている。

ああ、これが本場のヒンズースクワットか。

怖ろしいことに、ガート近くで売られているチャイ(ミルクティーみたいな飲み物)は、ガンガー(ガンジス河)の水を沸かして作っているらしく、間違って僕たちのような旅行者が飲もうものなら確実に地獄を見るというウワサ。

インド最大の聖地と聞いてもっともっと厳粛な雰囲気を想像していたのですが、何と言うかもう、ぐちゃぐちゃです。
舟に乗っている間にも別の舟が近付いてきてモノを売りつけてきたりするしで、静かにもの想いに耽るなんてことは到底出来ません。
ここでは聖と俗、日常と非日常とが厳然と隔てられているのではなく、一切合財がこの大河のようにうねり、強烈に混じり合っているのです。

「自」と「他」の輪郭すらも曖昧にするようなカオス。
梵我一如という語がありますが、ヒンドゥー教においての「解脱」は、宇宙の根本原理「梵(ブラフマン)」との合一というニュアンスが強く、我々仏教徒の考えるそれとは若干解釈が異なるような気もします。
しかしそれも、ヴァラナシに一歩でも足を踏み入れたことのある人なら、すぐに理解できるはず。
混沌の中に潜む、「大いなるもの」。
抗うことの出来ないチカラ。

今でも人生の様々な局面で、僕の中にインドはその姿をあらわします。
最近は仏教との関係性においてインドやヒンドゥー教を考える機会が多いですね。
具体的に語り出すと長くなるのでここではあえて触れませんが、
とりあえず日本で「変わり者」などと揶揄され心を痛めておられる方は、ぜひインドを体験してみてください。
ああ、自分って何て常識人なんだって、きっと安心できるはず。
インドに行く人は皆インドに呼ばれて行くんだと、遠藤周作の小説に書かれていたような気もしますが、
僕もまた、インドさんに呼んでいただいたクチなんでしょうか。
2度も呼んでいただいて、光栄っス。



 
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今は昔? @川西中央霊園(兵庫県川西市)


え~、今さら、なんですが・・・。

今年8月(!)川西中央霊園(兵庫県川西市)にて開催したライトアップイベント『夏の送り火キャンドル・ナイト2009』の模様を、加登ホームページにてご覧いただける運びとなりました。
プロのカメラマンの方に撮影してもらってますので、その美しさは折り紙つきです。
ぜひ一度ご覧になってみて下さい。


それから。
時期を同じくして、川西中央霊園(兵庫県川西市)休憩所でも写真の展示をはじめました。






イベントにおいでになった方もそうでない方も、きっと楽しんでいただけると思います。
皆様お誘い合わせのうえ、川西中央霊園までお越し下さい。





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