第五エイド手前から舗装道路の幅員が大きくなった 第五エイドを通過すると直ぐに勾配のきつい上りだった 先行ランナーも既に速度が落ちていたので、一人二人と追い抜こうと思って上り始めたものの、やがて、ついていこうと思い始め、さらに、できるだけ離されないようにしようと変わってしまった(^◇^;)
全く歯がゆいばかりのスローな歩きだった 下りに転じても、先程のように悲鳴をあげたくなく、下半身に力を入れるのが恐かった 以前テレビ番組で鏑木氏がモンブランでのレースについて語っていたのを思い出した 一歩毎に脚に強い痛みがはしる 脚が液体になったようで一歩毎にぐしゃぐしゃと音が聞こえるようだと まさにそんな感覚になっていた
1645頃なんとか第二関門に着いてライトの点灯チェックを受け、最後の難所となる鋸山越えにかかった 一旦ライトを消したが料金所あたりで真っ暗になり再び点灯した
コースは日本寺境内を通過するので頂上付近までほぼ階段だった 前日のブリーフィングでは1200段との説明だった 思った通りストックを使えばそこそこ上れた それでもテンポは遅く制限時間が気になった
後続ランナーからせっつかれることなく中間点(600段)に到達 後続ランナーは境内の道に不案内のうえ真っ暗だったので抜くに抜けない状況だったかも知れない 当方は数年前に歩き回っているので凡そ記憶通りの道筋だった それでも大仏より下の係員がいる地点で給水すると後続ランナーが抜き去って行った
大仏のある標高には厠があり軽量化したい欲求もあったが時計はドンドン進んでいたので我慢した 果たして、この判断がどういう結果とでるか、、
やがて頂上付近に出て、係員に尋ねるとゴールまで2kmの由 確かこの時点が1720頃 残り時間が40分だった 既に前後にはランナーがいなかった ここから階段の下りで難儀した 年寄りの歩みしか出来ずとにかく焦る 正直転がった方が早く、なんとか転がりたいと思ったがアイデアがなかった(^0^;) 手すりがあったのでストックではなく手すりに頼った まさに年寄りで恥ずかしいばかりだった(´-`).。oO 手すりにつかまって後ろ向きに下りてみた 少し速度が上がった 階段を下りきった所で係員に尋ねると残り2kmだと、、数百m歩いたろうに(゜Д゜;) フィニッシュ時刻の予想が立たなくなった
もう一方の料金所が見えてきた が、暗くて、勘も悪くて、出口が見つからず10秒程度ロス ケツに火がついた身ではこの程度のロスでさえ焦りに直結する が、自分に言い聞かせ落ち着いて歩いた
またも階段の下り 今度ばかり手すりがなく不規則に曲がる狭い登山道のような道だった ここで怪我したら挽回のしようがない しくじらないように慎重に道筋をライトで照らし出し下った 人の声がかなり東から聞こえたのでもっとも西の登山道である観月台コースに迷い込んだかと不安がよぎった 依然、前後にランナーはいず
真っ暗な中で転落しないように歩くのが精一杯で確認しようもなかった コースを誤っていた場合は失格だろうが致し方なし 戻ったら時間切れ必至だった
先を急ぐとなんと先行ランナー数人に追いついてしまった 恐らく暗くて道に迷ったのだろう そこから数分歩いて係員がいた ここでも残り距離を尋ねるとあと2、3kmだと (--#) ええ加減にしいや!! もう人の言うことは信じない でも焦りまくり(;^_^A
やがて残り距離2kmの表示を目にした 残り時間はちょうど25分 先行ランナーもブーたれていたが、ブーブー言いながらも彼らの脚はドンドン進んでいた 当方はすっかりおいて行かれた まあまあ整備されているが登山道である しかも石積みで階段状になっている しかも石が湿っていて滑った 暗くてストックを突く位置が分からない 相変わらずフラフラの年寄り歩きだ
気は焦るが我慢 ようやく段差がない勾配の緩やかな道に変わった 少し速度を上げてみる 左膝裏の鋭い痛みは出なかった もう少し速度を上げると舗装道路に出た ┓( ̄∇ ̄;)┏
さらに速度を上げた 痛みが出た所であきらめればいいと開き直った 間もなく残り1kmの表示を目にした 残り時間はちょうど10分 時速6kmで間に合う計算だが当方の時計とイベント運営者側の時計が一致するとは限らない 距離表示が正確とは限らない 違法駐車や道間違えもあり得る 僅かなロスが命取りになり得る残り時間だった
走ってみた (..;) 走れた(・∀・)
信じられなかった 疲れの痛みはあっても小さく感じた 何で?何で? 嬉しかった(*´ω`*)
市街地に入った 沿道の左右に連綿とキャンドルが置かれ炎が瞬いていた 嬉しかった 地元の方の声援を頂いた 嬉しかった 力になった 平地ならまだまだ走れるように思えた 声援を受ける度にフィニッシュである駅前までの距離を尋ねた 皆様 異口同音に直ぐだと言った なかなかフィニッシュは見えなかった 嘘つき(。>ω
全く歯がゆいばかりのスローな歩きだった 下りに転じても、先程のように悲鳴をあげたくなく、下半身に力を入れるのが恐かった 以前テレビ番組で鏑木氏がモンブランでのレースについて語っていたのを思い出した 一歩毎に脚に強い痛みがはしる 脚が液体になったようで一歩毎にぐしゃぐしゃと音が聞こえるようだと まさにそんな感覚になっていた
1645頃なんとか第二関門に着いてライトの点灯チェックを受け、最後の難所となる鋸山越えにかかった 一旦ライトを消したが料金所あたりで真っ暗になり再び点灯した
コースは日本寺境内を通過するので頂上付近までほぼ階段だった 前日のブリーフィングでは1200段との説明だった 思った通りストックを使えばそこそこ上れた それでもテンポは遅く制限時間が気になった
後続ランナーからせっつかれることなく中間点(600段)に到達 後続ランナーは境内の道に不案内のうえ真っ暗だったので抜くに抜けない状況だったかも知れない 当方は数年前に歩き回っているので凡そ記憶通りの道筋だった それでも大仏より下の係員がいる地点で給水すると後続ランナーが抜き去って行った
大仏のある標高には厠があり軽量化したい欲求もあったが時計はドンドン進んでいたので我慢した 果たして、この判断がどういう結果とでるか、、
やがて頂上付近に出て、係員に尋ねるとゴールまで2kmの由 確かこの時点が1720頃 残り時間が40分だった 既に前後にはランナーがいなかった ここから階段の下りで難儀した 年寄りの歩みしか出来ずとにかく焦る 正直転がった方が早く、なんとか転がりたいと思ったがアイデアがなかった(^0^;) 手すりがあったのでストックではなく手すりに頼った まさに年寄りで恥ずかしいばかりだった(´-`).。oO 手すりにつかまって後ろ向きに下りてみた 少し速度が上がった 階段を下りきった所で係員に尋ねると残り2kmだと、、数百m歩いたろうに(゜Д゜;) フィニッシュ時刻の予想が立たなくなった
もう一方の料金所が見えてきた が、暗くて、勘も悪くて、出口が見つからず10秒程度ロス ケツに火がついた身ではこの程度のロスでさえ焦りに直結する が、自分に言い聞かせ落ち着いて歩いた
またも階段の下り 今度ばかり手すりがなく不規則に曲がる狭い登山道のような道だった ここで怪我したら挽回のしようがない しくじらないように慎重に道筋をライトで照らし出し下った 人の声がかなり東から聞こえたのでもっとも西の登山道である観月台コースに迷い込んだかと不安がよぎった 依然、前後にランナーはいず
真っ暗な中で転落しないように歩くのが精一杯で確認しようもなかった コースを誤っていた場合は失格だろうが致し方なし 戻ったら時間切れ必至だった
先を急ぐとなんと先行ランナー数人に追いついてしまった 恐らく暗くて道に迷ったのだろう そこから数分歩いて係員がいた ここでも残り距離を尋ねるとあと2、3kmだと (--#) ええ加減にしいや!! もう人の言うことは信じない でも焦りまくり(;^_^A
やがて残り距離2kmの表示を目にした 残り時間はちょうど25分 先行ランナーもブーたれていたが、ブーブー言いながらも彼らの脚はドンドン進んでいた 当方はすっかりおいて行かれた まあまあ整備されているが登山道である しかも石積みで階段状になっている しかも石が湿っていて滑った 暗くてストックを突く位置が分からない 相変わらずフラフラの年寄り歩きだ
気は焦るが我慢 ようやく段差がない勾配の緩やかな道に変わった 少し速度を上げてみる 左膝裏の鋭い痛みは出なかった もう少し速度を上げると舗装道路に出た ┓( ̄∇ ̄;)┏
さらに速度を上げた 痛みが出た所であきらめればいいと開き直った 間もなく残り1kmの表示を目にした 残り時間はちょうど10分 時速6kmで間に合う計算だが当方の時計とイベント運営者側の時計が一致するとは限らない 距離表示が正確とは限らない 違法駐車や道間違えもあり得る 僅かなロスが命取りになり得る残り時間だった
走ってみた (..;) 走れた(・∀・)
信じられなかった 疲れの痛みはあっても小さく感じた 何で?何で? 嬉しかった(*´ω`*)
市街地に入った 沿道の左右に連綿とキャンドルが置かれ炎が瞬いていた 嬉しかった 地元の方の声援を頂いた 嬉しかった 力になった 平地ならまだまだ走れるように思えた 声援を受ける度にフィニッシュである駅前までの距離を尋ねた 皆様 異口同音に直ぐだと言った なかなかフィニッシュは見えなかった 嘘つき(。>ω