0400起床 晴れ
扇沢の市営駐車場は涼しかった
0507頃駐車場発 柏原新道の登山口を目指しYさんと車道歩きを開始
駐車場から登山口までは徒歩で凡そ10分舗装路を大町市街地に戻る形で歩く
この日は、とても空いていたので、結果論ながら市営駐車場からクルマで登山口近くの駐車場に移動することもできた
登山道に入ると登りが始まるがYさんにはとてもついていけなかった 姿が見えなくなったところで立ち止まって待ってくれていた
種池山荘まで数カ所の雪渓横断があったが、全く滑り止めも必要なく大変整備された道を歩かせて頂いた
爺ヶ岳南峰、中峰、冷池山荘、布引山、と経由して鹿島槍ヶ岳南峰に1200着
さらに脚を伸ばして北峰に至った 北峰着は1254頃
北峰への道は岩場と少しの雪だった この道の中ほどでは、塗料の矢印により右折を指示されたが、そこには雪があり足跡がなかったので万が一雪庇だといけないと考え、やむを得ず、痩せ尾根の最高部を歩いて途中から正規ルートに戻った その他に縮み上がるような箇所はなかった
それぞれの頂からのながめは最高だった 爺ヶ岳の頂で剣岳、立山を教えて頂いた
ずっと南西には槍ヶ岳も確認できた 興奮して東側の眺めを楽しむことを忘れた(^0^;) 東は雲多めだったかな?
復路では布引山辺りで、つがいらしい雷鳥をみかけた 残念ながら撮影はまにあわなかった 珍しく私達を見て逃げ出したのだ 人にいたずらされたのだろうか 猿に脅かされたのだろうか(´-ω-`)
稜線に近づくとブヨが多く閉口した 幸い噛まれることなく済んだが、一時防虫ネットを被るはめになった 被ると視界が鬱陶しくなるし、通風も妨げられるのでできるだけ被りたくないものだが、サングラス着けていても、目に鼻に頭髪内に入ってきそうだったので我慢した
帰路の種池山荘までの道程はとても長く感じつらかった 登りは元気が出なかった 冷池山荘に戻るまでに多少、山荘泊まりも考えた^^; 弱気の虫が動いていた
写真は帰路に布引山からの下りで撮影した冷池山荘
冷池山荘から爺ヶ岳までもさらに登りが続いたが、なんとか爺ヶ岳を越えると、もう帰路に登りはない ようやく、当日中に駐車場に戻れると確信できた
柏原新道の後半のほぼ平坦な所でYさんが転倒 相当痛そうだった 種池山荘からケルンまで標準コースタイムよりも25分程度短縮していたが、ここから登山口までは5分程度の短縮にとどまった(^0^;)
なにはともあれ、五体無事に1842頃 駐車場に戻った
お疲れ様
今回は、驚く程登山道、山小屋周辺、テン場が空いていた
山小屋周辺のテーブルを使用している登山客なし 往復ですれ違った登山客は印象として精々計30組ていど
14時過ぎのテン場に張られたテントはまばらだった
このようなことから、遥彼方にしか先行者はなく常にマイペースで歩け、歩行時間の短縮につながった
空いていた理由を検討した
梅雨入り後最初の土曜で5日ほど前は当日の天気を雨と予報していたところ、三日前頃、予報が晴れに転じたこと それに、例年にない残雪の少なさの告知が消極的だったこと
これらの事情から訪れる登山客が少なかったのだろう
山荘関係者は、この時期登ってくる登山客は少ないと言っていたので、北アルプスの高峰は6月下旬からが夏山シーズンと皆がすりこまれているのかも知れない
幸せな山行だった
Yさん ありがとう