フードスタイリスト[team_F1]

フードスタイリストとしての「業務つれづれ日記」、そして周辺の関係者や出来事について…。

売れていますよ…by [Team-F1]_Vol.179

2008年08月31日 | Weblog
以前から不思議に思っていたこと。
服売場の店員さんはなぜ「これ流行ってまして、みなさん買われていきますよ」と言うのでしょうか?
人と同じ服を着たくない、出来れば世界でひとつ=オーダーメイド服を着たいのが人情でしょうに。
お世辞でも「お若く見えます」だの「お似合いですこと」はまだ良いのです。
多くの方が買っていった、というセールストークって上司や会社の指導なんでしょうか。
これは「買うな。この店であんたは購入しないで」と言われているかと錯覚します。

逆に「流行ってますよ。みなさんこちらをご注文なさいます」と飲食店で言われます。
「なんだなんだ、じゃあ頼むしかないよね」となってしまいます(笑)。
同じ客商売なのに「流行ってます」の言葉が、まったく反対の効果をもたらすのって面白いですよね。

2008.08.17 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp

“キレる”と添加物の関係…by [Team-F1]_Vol.178

2008年08月17日 | Weblog
日経レストランに「子どもがキレるのは、食品添加物のせい?」の記事が。そこに目が留まったということは、自分自身も以前から食品が人間の育成になんらかの悪影響を与えているのではないか、と思っていたのでしょう。

ただ読んでみると、「絶対的にそうだとわかった」ということでもなさそうです。逆に「そうとも言い切れないよ」という発表もあったりして、つまり玉虫色の状態なのだと。

いくら「…?」とハテナマークをつけたからと言って、こんな題名をつけられたら、斜め読みしている急がしい人はきっと「ほらねやっぱり」と早合点してしまいますね。しかし、センセーショナルな題名の割りには、キレが悪い記事内容ですねえ(ごめんなさい、日経さん)。

2008.08.17 UT

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ドッグカフェでの撮影…by [Team-F1]_Vol.177

2008年08月14日 | Weblog
昨日の撮影場所は世田谷区・祖師谷にある“ドッグカフェ・ルーマー”。
[Cafe & Galiery Roomer]
〒157-0072 東京都世田谷区祖師谷1-34-5 
http://members2.jcom.home.ne.jp/roomer/

カフェとして営業しているのは当然として、作品展示ギャラリーとしての利用、イタリアン料理教室、フラワーアレンジメント教室、ペーパークラフト教室の他にライブなども催されている様子。私達はスチールのフード料理撮影でお借りしたのですが、映画のシーン撮影にもよく使われるのだとか。

キッチンがオープンスタイルなので、フードスタイリストとしては使いやすい設計です。調理道具や食器もお貸しいただけるし、自然光も多く入りますので、それらも嬉しいところ。

犬好きのオーナー(女性)はとても気さくな方で、彼女との会話も楽しさのひとつです。そうそう、撮影の合間に行ったカレー屋さんも美味しくて、これもポイント加点です(笑)。

2008.08.14 UT

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家族同居風の一人暮らし…by [Team-F1]_Vol.176

2008年08月12日 | Weblog
24歳の今日まで実家で家族と同居していた女性カメラマンのSMさん。フリーになって間もないのですが、仕事も最近ぼちぼち増えてきたので一人暮らしを始めたそうです。実家から電車で30分くらい東京寄りの駅でのアパート暮らしなのだとか。

そんな細い体で重いカメラ機材を運べるものだなと心配になるくらい、彼女は小さく細身なので「よくお父さんやお母さんが独居を許したね」と聞くと、こういう返事が返ってきました。

「いえ父や母は一人で暮らしていけるのか不安だけど、もう社会人なのだから反対はしないと言ってくれました。でもお婆ちゃんが心配するから、一人暮らしをすることについては隠しているようにと。父が言うには“どうせ今までだって夜中に帰宅して朝早く出かけるから、滅多にお婆ちゃんと顔を合わせることもなかっただろうし”って」

くっくっくっ、思わず吹き出してしまいました。とっくに孫娘は家にはいないのに、一緒に暮らしていると思いこんでいるお婆ちゃん。家族同士の優しい気遣い、嬉しくなってしまいました。

2008.08.12 UT

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YouTubeにアップしてみました…by [Team-F1]_Vol.175

2008年08月11日 | Weblog
先日、撮影してきた檜原村でのアウトドア料理の写真の数々をユーチューブ(YouTube)にアップしてみました。

初めてのことなので「動画をアップする」まで大変でしたが、成功してしまえば「なんだ簡単じゃん!」(笑)。しかし、音楽を組み込むのはまだ、よくわかりません。皆さんは動画の長さと音楽の長さをどうやってマッチング調整しているのでしょうか。現時点では仕方なく、動画の長さに近いミュージックを探してあてはめているだけ。だから「画像と曲が合ってないじゃないか」のご指摘はご勘弁を。

<F1_BBQ-FoodStyling2.mov>
http://jp.youtube.com/watch?v=LZzSrJl8Rss

2008.08.10 UT

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オリジナル団扇…by [Team-F1]_Vol.174

2008年08月07日 | Weblog
今日から“立秋”となり、もう季語も暑中見舞いではなく残暑見舞いになるのだとか。まだこんなに暑いというのに、です。

エコの問題から全国的に「打ち水をしよう」という運動が盛んに行われているようですね。打ち水、簾(すだれ)、汗止め、下駄…先人の知恵が見直されるのは良い事だと思います。それらをうまく取り入れ、エアコンや扇風機と併せて使えば、少しでも二酸化炭素の排出削減に繋がることでしょう。

フードスタイリスト・Team-F1は、昔からの涼み道具である“団扇”をオリジナルで作ってみました。いやいや作ったと言っても本格的に竹を削っては和紙を貼り…ではなく、街で無料で配られている団扇にこれまでの作品や、スタイリング風景画像をプリントアウトして貼っただけ(苦笑)。それでもなかなか「イケテル!」と思いませんか?

2008.08.07 UT

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モーター駆動シッパー…by [Team-F1]_Vol.173

2008年08月06日 | Weblog
先日のアウトドア料理撮影では太陽工業社の“TCC-200N”という大型シッパーを活用しました。野菜・果物や調理済み食材の他にワインなどの飲料類も多く持ち込まねばならなかったからです。この200リットルの大型容量はとても重宝しました。しかも通常のシッパーと違い、リニアモーター駆動で常に5度を車内でもロッジ室内でも保ってくれるのです。オゾン層を破壊しないガスを使用している、音が静か、車のバッテリーでも100V電源でも別途バッテリーでも使えるなどの特徴が嬉しい冷蔵機材です。

難を言えば、その大きさでしょうか。自ら求めて200リットル大容量にしたとは言え、ワンボックス車でも積み込むのは大変でした。発泡スチロール箱やクーラーボックスで合計200レットルなら更にスペースを取るんでしょうけど。70とか100リットルサイズもあるようですが、今回の撮影では120リットルくらいが良かったのかな…って、これは手前勝手すぎる話しですね(笑)。まあ使わない時は折り畳めるので全体で2/3くらいに圧縮できますが、やはり200サイズは大き過ぎた気がします。

スタジオ撮影でも通販カタログの仕事となると3日から2週間くらい続きます。毎日、さまざまな冷蔵・冷凍商品が届きますが、常設の冷凍冷蔵庫では収納しきれません。これまでだと通常シッパーや発泡箱にドライアイスを詰めて保管することになるのですが、その温度管理はなかなか大変。そこで、このリニアモーター型シッパーが便利ということになります。撮影期間中だけ電源を入れっぱなしにするのですが、消費電力45Wですから経済的!いらなくなったら折り畳んでおくだけ。マイナス35度を保つ冷凍タイプもあるようですから、こちらも一度試してみたいと思ってます。※参考に掲載した写真は70リットル冷蔵タイプ。

2008.08.06 UT

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祭りの後…by [Team-F1]_Vol.172

2008年08月05日 | Weblog
今年も“仙川おらほ祭り”が07月30日~08月01日まで開催されました。毎年人気は最終日の“リオのカーニバル”のようですね。うちのスタッフ達も、フードスタイリング講座の生徒さん達も「見た~い」と昼間からうきうきしていますもの(笑)。

で、授業を早めに終えて「じゃあ、お祭りに行ってらっしゃい」と言ったのですが、「えっ、UTさんは隣り駅つつじヶ丘の沖縄料理居酒屋に行くんですか?そっちに同行させてくださ~い」と、祭りもそっちのけで飲みに参加になりました(爆笑)。リオのカーニバルはホームから、ちょっと覗いただけで済ませたようです。やはり「食」の世界を目指すみなさんですから、飲み食うの方が祭りや踊りより興味大のようです。

真夜中に帰宅しようと祭り会場の横を通ったらこんなゴミの山が。幅10メートル弱、高さ約1.8メートル、奥行き1メートル強…この大きさがイベントの賑やかさを表していますよね。

2008.08.06 UT

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アウトドア料理の撮影旅行(3)…by [Team-F1]_Vol.171

2008年08月05日 | Weblog
今回、参加人数はカメラマン入れて全9名。実際に必要な最少人数で考えると5名でしょうか。しかしこんな経験は滅多に出来ないので、“F1-フードスタイリング講座”の生徒さん達にも声をかけ、3名の方から参加希望がありました。

[F1-フードスタイリストスクール]は実践的カリキュラムを目指しているので、普段の授業でも模擬撮影シーンを多く取り入れていますし、実際のクライアントの撮影現場にも参加させていますが、こんなアウトドア撮影はなかなかありません。大いに学んでもらいましょう。その生徒さんから撮影後の感想メールが届いているので紹介します。

「…本当に良い機会を与えていただき、感謝しています。正直、出発までは、いったいどんな感じになるのだろうと不安先行でしたが、終わってみればあっという間の二日間、本当に楽しく過ごせました。F1アシスタントの方たちからも非常に学ぶところが多く、良い勉強になりました。つくづく、参加させていただいて良かったなぁと思います。写真も、すごく楽しみです…」

2008.08.05 UT

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アウトドア料理の撮影旅行(2)…by [Team-F1]_Vol.170

2008年08月05日 | Weblog
この撮影旅行で宿泊利用した施設は、東京都檜原村にある“ロッジ神戸岩”。“神戸岩”と書いて、“かのといわ”と読むのですよ。けっこう山奥になりますが、周囲には滝やトンネル、サラサラと流れる川もありとっても自然環境の素晴らしいところです。昨年5月に[Team-F1]スタッフ一同で利用したことがあるので、今回の撮影でも使わせていただきました。

14時過ぎに管理棟についたら、管理人さんが「今日は17時には管理事務所を閉めますから。17時には誰もいなくなりますので必要な機材当は早めに言ってください」と何度も何度も言うので「あれ、もしかして皆さん、今日は夏祭りか何かの飲み会ですか?」と聞くと、「ええそうなんです」とのお返事(爆笑)。はいはい、必要な食材も炭も薪もすべて用意してきましたから大丈夫です!安心して飲みに行って楽しんできてくださいね。

初日は15時から撮影を開始し、終了したのは22時頃。河原でのBBQ、テラスでの網焼きシーン、室内での盛付撮影と全9名が打ち合わせ通りに動いたのですが、それでも夜半にまでかかりました。その後に遅い食事をして各自、交代でシャワーを浴び、それからアルコールタイム。早い者は0時過ぎには寝てしまいましたが、酒好きなスタッフは朝5時まで飲んでいたとか(苦笑)。翌朝は6時前に起床し、冷たい水に足を浸からせながらの炭起こしから始まり、チェックアウトの11時ギリギリまで撮影です。

通常、フードスタイリングの仕事はスタジオ撮影がほとんどなのですが、今回の経験は貴重なものがありました。ハウススタジオでも経験しない直射日光の下でのスタイリング、飛んでくる虫や落ちてくる枝葉などの余計な登場者の遮断方法など、今後の参考になりました。頭でわかっているのと、実体験では大きく違いますものね。

<参考>ロッヂ神戸岩(かのといわ)/東京都西多摩郡檜原村8034-2

2008.08.05 UT

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アウトドア料理の撮影旅行(1)…by [Team-F1]_Vol.169

2008年08月05日 | Weblog
カメラマンKTさんからの2回目の依頼は、「今回は戸外での料理を…そう例えばバーベキューとか河原で魚を焼いているなどを撮りたいのです」との内容。

さっそくKTさんを含めて全スタッフでメニュー会議。「場所は奥多摩の方が良いよ」とか、「魚って川魚だけじゃなく海のものだっていいよね」とか、予算も気にせず「せっかくだから肉も分厚いのにしようよ」など散々、言いたい放題の打合せでしたが、なんとかまとまりました!

前々日の準備から始まり、当日も目的地に向かう途中で生鮮品の買い出しです。この食料品の調達も通常のスーパーだけでなく、府中の奥にある大きな市場で購入します。こんなところにもプロのフードスタイリストのノウハウが活かされているんですよ。もちろん撮影が終わった後、自分たちが飲むアルコールの数々も専門ショップでしっかりと買い揃えます(笑)。

と、前置きが長すぎたので撮影詳細は省きますが、8月盛夏とは言え朝6時の檜原村の川の水の冷たいこと。一気に目が覚めます。道路から200Kgほどの撮影の荷物を崖を下りながら降ろし、ロッジから河原まで足を滑らせながら食材を何度も運び、2日間炭を起こし続けるというけっこう大変な体験でした。しかし、モニター画面に映った画像は素晴らしいものがありました!このフード画像については後日、当ブログで案内させていただきます。車両3台、全9名、お疲れ様でした。

2008.08.05 UT

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ダッチオーブン…by [Team-F1]_Vol.168

2008年08月05日 | Weblog
7月31日から檜原村にアウトドア料理撮影に出かけるので、ダッチオーブンを購入しました。この鉄鍋自体は以前にも購入したことがあるのですが、どちらかと言うと小道具として使うとかクライアントへの説明用として使用していただけ。今回はアウトドア料理の撮影で、その中のレシピに当鍋を使ったメニューがあるのです。

個人的にキャンプやバーベキューが好きなので、5~6年前からDutchOvenには興味津々で、何冊ものメニュー本を買っては研究しているので、知識だけは十分にあります(笑)。蓋を持ち上げる道具は“リフター”、手袋も専用の分厚い“グローブ”であること、フライパン型は“スキレット”と言う、“トライポッド”を使うとカッコいいぞ、蒸しものには“底網”があると便利だな…等。事務所か自宅のどこかの収納庫には実際に買った12インチの鍋もあるはずだし。

しかしダッチオーブンは買ってきて直ぐに使える鍋ではありません。最初の儀式に[シーズニング]という作業があります。何度も何度もオイルを塗っては火にかけ、最終的に野菜炒めをつくって初めて使えるという手間な鍋。しかしその後は使い続けていくうちに“ブラックポット”と呼ばれる黒光りする永久鍋になり、孫子の代まで使えるのだとか。こんな面倒なことしないで、“ル・クルーゼ”鍋を買ってくれば同じとも言えますが、それじゃせっかくのアウトドアの雰囲気が…ねえ。

“ダッチオーブン”の優れた機能や、“シーズニング”の方法については、どうぞ個々でお調べください。きっとあなたも興味が湧きますよ。

2008.08.05 UT

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