フードスタイリスト[team_F1]

フードスタイリストとしての「業務つれづれ日記」、そして周辺の関係者や出来事について…。

虎ノ門のパスタ専門店…by [Team-F1]_Vol.116

2007年08月31日 | Weblog

 フードスタイリスト集団の[Team-F1]には、とてもなじみの深い虎ノ門のパスタ専門店“パスタム”。ここのオーナー兼店長のAMさんはFood Styling Team-F1のメンバーでもあるのです。月~金までは早朝から夕方まで仕込みや店舗運営、土日祭日にはスタイリストや料理開発者としてもアクティブに活躍しています。

 20代半ばだった3年半前に営業を開始した時は、必ずしも立地に恵まれていなかったせいか、なかなか客足が伸びず不安な毎日だったそう。途中、店頭で弁当を売り出したり、カレー料理を出してみたりと様々な試行錯誤の末やっと今、ランチ時には長蛇の列ができるまでになりました。実際11時半から14時まで、店頭の弁当売り場にも屋内のパスタ店にもウェイティング客が、ひきも切らない繁盛ぶり。“石の上にも三年”とはよく言ったものの、ご本人のアイデアとたえまぬ努力が結実したのだなあと感慨深いものがあります。

 しかし、この繁盛ぶりも今日で終了。理由はビル所有者の都合により、本日をもって立ち退かねばならないのです。なんとももったいない話ではあります。どこのサーバ会社に移転しようが全く経営に影響しないインターネットショップと違って、実店舗の場合は近隣マーケティング。遠くに移転したら、これまでの顧客がそれこそパァ、ナッシングです。

 「ええ次は何をするかも決まっているし、さらに将来はこんな業態店を開店させたいとの夢もありますから」と、すごくチャレンジ精神がいっぱいです。今夕はご愛顧いただいたお客様のために、夜半まで“サヨナラ感謝営業”を行うとのこと。同じ年頃の女性より2倍も3倍も頑張る彼女を見ていると、また更に大きな成果を見せてくれるものと確信します。2007.08.31 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
<Food Styling Team-F1>
URL:http://www.fst-f1.jp/
問合せ:info@fst-f1.jp

広告写真と実際のメニューの差が…by [Team-F1]_Vol.115

2007年08月31日 | Weblog

 ネット検索をしていて面白い個人サイトを見つけました。タイトルは“ファーストフードの広告写真と実物写真を比較する…”というホームページ。

 そこには広告に掲載された美味しそうな料理写真と、実際に注文して出てきた料理を自ら撮影して、同時に掲載したもの。確かに違いが…いや、大きな違いがあります(笑)。「これって同じもの?嘘でしょ?」と、ご本人でなくとも誰もが言いたくなってしまうくらい違います。

 その広告写真の片棒を担いでいるであろう、フードスタイリスト集団の“Food Styling Team-F1”としては、申し訳ありませんというしかないのですが…。でも言い訳をするとしたら、嘘の食材や分量を盛りつけしているのではなく、店で提供する同じものを、“魅せるスタイリング”で演出しているだけです。決して嘘を演出しているわけではありません。この写真の通りに各店舗で調理・盛りつけしていただければ、皆様の不信感も醸成せずにすむのですが、現場は現場なりの事情があるのでしょう。

 しかし、騙しだとか、誰が悪いとかの責任追及は別として、とにかく笑ってしまいました。ぜひ、ご覧ください。2007.08.30 UT

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非産地表示…by [Team-F1]_Vol.114

2007年08月29日 | Weblog

 ランチでファミリーレストランに入ったら、入口付近のボードに使用食材の産地名が表示されていました。国産だけを使っていることをアピールしたいのかと思えば、ニュージーランド産やフィリピン産などがありますので、そういうことではなさそうです。

 この時代、中国からの輸入食材がなければニッポンの食生活は成り立たないと思えるのに、その中国産が一切ありません。まあ間違いなく「当店では中国産は使用していませんよ、ご安心下さい」ということを訴えたいのでしょう。いまや食品だけでなく衣料品や玩具に至るまで、中国産に対する不信感があふれていますから、中国の関係者には申し訳ありませんが、レストラン側も顧客の信頼を得るための苦肉の策なのでしょうね。

 となると、産地表示というより「中国産は非使用」という“非産地表示”なのだなあと思ってしまいました。2007.08.29 UT

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御殿場のアウトレット…by [Team-F1]_Vol.113

2007年08月28日 | Weblog

 行ってみたいと思っていて、なかなか機会がなかった“御殿場プレミアム・アウトレット”。昨日、伊豆の帰りに行ってきました。夏休みのせいか、月曜日という平日にも関わらず車の量も来場客数もすごかったですね。若いカップルや小さなお子さんを連れた家族連れなどある意味、幅広い客層です。予想通りと言うか、聞いていた通りほとんどの店がブランドショップ。このブランドの連なりが女性にはたまらない魅力なんでしょうね。

 「あれ?」と思ったのは飲食部分。大きなフードコート“フード・バザー”の他に、大衆ハンバーガーショップや回転寿司なども点々とはあるのですが、来場者数や客層から考えるともっと充実しても良いのではと思ってしまいました。休憩できるベンチは多く設置されていて、歩き疲れた方々が休まれていますが、寒い季節や真夏にはエアコンの効いた快適な室内休憩所が嬉しいもの。お金を使うことに抵抗がなくなっているエリアですから、ちょっと高いカフェやお茶専門店があっても喜ばれるだろうにと感じました。

 webサイトを見ると、東京駅や新宿駅から“直行ショッピングバス”なるものもあるようです。往復2,800円ならマイカーで高速代やガソリン代を払うより格安ですし、買い物疲れの体にはグンと冷えたアルコールが一番!2007.08.28 UT
 ↓
[御殿場プレミアム・アウトレット】http://www.premiumoutlets.co.jp/

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キッチンスタジオとしてレンタルします…by [Team-F1]_Vol.112

2007年08月25日 | Weblog

 最近、珍しい依頼がありまして「カメラマンもスタイリストもいるんですが撮影場所がないので、F1スタジオを貸してもらえませんか」と。

 これまでは関係者の自宅で撮影していたそうなのですが、事情があって不可になったそうです。都内のキッチンスタジオをネットで探していたのですが、1日レンタルするとけっこう費用がかかるので、なかなか上司からOKがもらえないため、やむなく当方に問い合わせしたとのことです。「フード キッチン スタジオ…」などのワードで検索していたら、F1のブログにヒットし、F1サイトにたどり着いたそう。

 内容を聞けば「携帯サイトに掲載するフード写真」になるそうですが、著名な料理家のレシピを調理しての撮影とのこと。なるほど以前から継続して進行してきた企画なら、予算も既に決まっているでしょうから、新たにスタジオ代を捻出するのは容易ではなかったでしょうね。同じフードビジネスを志す仲間として、ここは快くお引き受けしました。もちろん先方の予算に近づけて。

 同じようにスタジオでお困りの方、ご事情をご説明のうえ予算などをご相談下さい。正式なキッチンスタジオではありませんので、本格的な照明設備やホリゾンなどはありませんが、F1も常に撮影している場所ですので、簡易なキッチンスタジオとしては十分にご利用いただけるかと思います。若干のスタジオ内容は以下のURLからご確認ください。 2007.08.25 UT
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http://fst-f1.sakura.ne.jp/business/studio.html

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発注者は若い女性…by [Team-F1]_Vol.111

2007年08月24日 | Weblog

 都内の容器メーカーから製品カタログの企画からデザイン、撮影・スタイリング、製作までのご依頼をいただきました。

 進行責任者は社長の息子さん。トップや営業マンの意見をまとめて、ターゲットの明確化、コンセプトシートの作成と、なかなかうまく発注準備を進めてくれています。

 ビジュアル面での要望を聞くと「女性雑誌のようなデザインにして欲しい」との言葉が。なるほど営業担当者達からのヒアリングシートを見ると、問合せ者や発注者が20代後半から30代前半の女性なのだそうです。そこで彼女たちが手に取ってみたくなるような印刷物にしたいのだそうです。

 もちろん発注にあたっては稟議書を書き、上司や幹部の了解は得るのでしょうが、相当に彼女たちの権限は大きいと思われます。と言うのも10数年前に通信会社相手の仕事をしている際、クライアントの20代女性担当者が、数億の販促費を持っていることに驚いたことがありますので、この方向性もうなづけるというものです。

 「女性誌っぽく」と言っても、エビちゃんやジャニーズ系のタレントを起用するほどの予算はありませんので、アイデアが必要になりますが、こちらもプランニングにあたって若い女性の応援を求めようかしらん(笑)。 2007.08.24 UT

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亀好きカメラマンは女性です…by [Team-F1]_Vol.110

2007年08月22日 | Weblog

 時に仕事をご一緒することのあるUNカメラマン。長身でスタイル抜群、チャーミングな女性なんですが、“亀”が大好きなんです。

 どのくらい好きかと言うと、都心にある高級マンションで50センチ弱の“陸亀”を飼ってます。また様々な“カメキャラクター”も集めまくってます。そのキャラクターグッズも数ミリの金製亀から、アジア旅行の際に購入してきたという立派な木製の大きな亀の像まで、部屋の中は亀だらけ。おまけに住所も亀戸で本人の職業もカメラマン、つきあっている彼氏は亀有の元ペットショップオーナー。

 聞くと「亀んライダーは特に好きではない。カメレオンも…。結婚する相手の名前に”亀”がついてなくてもOK」とは言ってますが、とにかく亀亀亀亀亀です。先日、訪問して飲み会をしたのですが、帰りに全員“亀戸”と書かれたライターをいただきました。こちらも旅行に行くたびに彼女のために土産物屋で、せっせと亀グッズを探してはプレゼントしています。

 ここまで亀が好きなんだから、料理でもすっぽん料理が好物なのかと思ったら、「えっ!とても食べられませぬっ!かわいさうでせゥ」とか。2007.08.22 UT

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お盆の風習…by [Team-F1]_Vol.109

2007年08月15日 | Weblog

 実に様々な風習(やり方)が各地で行われるのですね。迎え火や送り火を焚く、お供えをする、茄子やキュウリで馬や牛をつくって飾る、ほおずきやそうめんを吊すなどは割と全国的に共通の様子。川や海に灯籠を流すなんて、とっても風情を感じますが、環境問題で徐々になくなっていくのでしょうか。

 F1スタッフの一人が神奈川県伊勢原なんですが、なんでも“砂の塚(砂盛り)”をつくるのだそうです。固めやすい砂でつくった台形や山の形の斜面に、木片で階段を設けるのだとか。「ここから昇ってきて家に入ると聞いています」とのこと。神奈川の西部や静岡の一部の農家に見られる珍しい習慣だそうです。実に面白く興味深いですねえ。

 私の子供の頃の記憶では、仏壇にはたくさんのフルーツの他に美味しくない中華風のお菓子が飾られているのですが、送り火の後にお年寄り達に「ほら子供は菓子を食べなさい」と勧められるのが苦手でした。他に送り火では“あの世で使える紙幣”を燃やしていた気もします。あの世でお金に困らないようにと、燃やすことで故人に届くのだとか言ってました。

 しかし不思議に思うのですが、「お盆とは、ご先祖様がお墓から家に帰ってきて数日後、また墓に戻っていく儀式」と言われてます。では毎朝、仏壇にお線香をあげ両手を合わせてお祈りしている“相手”は誰なのでしょうか?仏壇にはご先祖様は普段はいないの?気になって気になって今夜は眠れないかもしれません(笑)。 2007.08.15 UT

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南高梅のこと…by [Team-F1]_Vol.108

2007年08月10日 | Weblog

 “南高梅”
 普段からよく耳にするし、居酒屋メニューにもあるので「梅酒だったらナンコウバイにする?」なんて言ってました。ところが昨晩、何気に入ったこだわり居酒屋の関西出身スタッフに教わりました。

「ナンコウって、和歌山県にある南部高校の生徒さん達が管理している梅林から採れる梅のことなんですよ。ナンブ高校の名前からナンコウ梅酒と呼ばれてます」と。

 ひぇ~!知らなかったよぉ。現役高校生が梅を栽培して全国に一流ブランドとして販売していただなんて。最近、ローカルの女子高校生達がヒットメニューを開発してそれが町の名物になったとか、食堂を運営しているだとか、様々な活躍の記事に出会うことがありますから、これもそのひとつかと納得。

 しかしネットで調べて見る限り“南高梅”については、前夜の居酒屋スタッフの説明とちょっと趣が異なるようです。名前の由来は確かに“南部高等学校”で間違いないようですが、正式な学校名は村名とおなじく“ミナミベ”(南部)高等学校でした。しかも特に学校内で大量に梅栽培しているとか、日常的に生徒さん達が手入れをしているという記述はないので、「管理している」というのも間違いの様子。

 ナンコウバイではなく、ナンコウウメと読むようです。人前で「紀州のナンコウ地方で採れる有名なナンコウバイシュをください」なんて知ったかぶりを言わずにすんで、良かったでしょ? 2007.08.10 UT

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愛犬用アイスクリーム…by [Team-F1]_Vol.107

2007年08月10日 | Weblog

 事務所の隣の山本さん宅では愛犬“パピ”ちゃんを飼っている。聞くと「暑さに弱い子なんですよ。だから普段はエアコンの効いた部屋で過ごさせてるし、散歩も日差しの弱い早朝か夕方に」なのだとか。

 ふ~ん、もともと裸のくせに暑さに弱いだなんて、変なワン公だこと。目も大きいので、散歩の時に小枝で怪我をすることもあるそうな。本当は私の運動不足のためなんですが「可愛いので、ぜひパピちゃんの散歩を任せてください」と申し出たことがあります。でも失明したり日射病になったりしたら怖いので、今日まで実行していません。だから私の運動不足も解消していません、念のため。

 昨日、ペットショップの店頭で“愛犬用アイスクリームあります”とのポスターを見かけました。犬や猫がアイスやソフトクリームが好きなのは知っていましたが、専用があったとは驚きました。早速、調べてみるとあのガリガリ君を製造販売している赤城乳業社も出しているんですね。ネット注文だと配達がクール便になるためか、けっこう高いんです。価格は1個あたり300円~500円弱でしょうか。成分的には人間用より糖分や乳糖の量を調整しているようです。

 面白いのはフレーバー。バニラ味やバナナ味、ストロベリー味の他に抹茶味というのも多いのです。

「うちの子は抹茶味が大好きで」
「あら宅もそうざます。なぜか静岡産ではなく宇治産でないと」
「まあ!いいえウチの子は茶碗をまわさず、自分が3回まわってワン!」

2007.08.10 UT

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“誠意”の正体は…by [Team-F1]_Vol.106

2007年08月07日 | Weblog

 初めて“勉強しまっせ”という言葉を聞いた時、「えっ、なんで急に勉強するとか言うわけ?値段の話だから算数を学習し直そうということ?」と驚いた記憶があります(笑)。

 この値段を下げるという意味の“勉強します”という言葉は、特に関西だけではないのでしょうけど、どんな由来で[価格を下げる=勉強する]になったのでしょうか。「そんな値段じゃ、世間には通用しないぞ。もっと経済学とか心理学とか勉強しろよ」という意味から来たのでしょうか。

 輸入パンを販売しているSさん。人情の厚さで人気のある南の島に営業に行ってきたそうですが、「お客様に値段を下げろ~、誠意を見せてくれ~とせまられる毎日です」と嘆いています。

 この“誠意を見せる”という言い回しも妙な日本語だと思うのですが、結局のところ「安くしろ」とか「何か特別にサービス品をつけろ」ということでよく使われますよね。

 “誠意大将軍”というキャッチフレーズのタレントが最近、恐喝容疑で逮捕されましたが、辞書で”誠意”を探すと「誠意=損をしてくれ…或いは、損をさせる…の意」なんて書かれていたら可笑しいですね。2007.08.07 UT

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“おらほ祭り”-夏祭り…by [Team-F1]_Vol.105

2007年08月04日 | Weblog

 事務所のある京王線・仙川は01日から毎夜“おらほ祭り”が催されています。商店街駐車場に櫓を組んで数日間にぎわいます。盆踊りあり、ステージショーあり、屋台あり、パレードあり・・・それなりに歴史もあるので、地元以外の方にも知られているようです。

 うん?
 “おらほ”ってなんだっけ?
 10年も住んでいるのに、その意味や由来を知らない・・・
 ネットで検索したが探せない。
 祭りを主催・運営しているハーモニータウン(仙川商店街)のホームページにも説明がない(笑)。

 しかし、いろいろ検索しているうちに楽しい情報とたくさん出会いました。仙川が大好きさん達のブログの存在、魅力的な“森のテラス”の存在、知らなかった隠れレストラン、7月にムービーの仕事で一緒になった子役“キアヌ”と“アイラ”が昨日、おらほ祭りにダンス出演していたこと・・・etc。なんかとってもハッピーな気持ちになっちゃいました。事務所が仙川で良かったと思えた今日でした。2007.08.04 UT

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