フードスタイリスト[team_F1]

フードスタイリストとしての「業務つれづれ日記」、そして周辺の関係者や出来事について…。

“膝”はコート置き場なのでしょうか…_Vol.013

2004年10月31日 | Weblog

 居酒屋や狭いレストランを利用する際の困ることのひとつに、“衣類や荷物の置き場所の無さ”がありませんか。一日の仕事を終えて仲間とワイワイ過ごす酒席では、男性は書類カバンを置き背広の上着も脱いで軽快なワイシャツ姿で冷たいビールをいただきたいものだし、買い物袋を抱えた女性客も安心して荷物を預けられる場所が欲しいですよね。

 狭い店では客が立て混んでくると、空いた隣のイスに荷物を置くのは気が引けるし実際、店側から「すみません、お荷物は膝の上にお願いします」と注意されることもあります。首都圏では確かに地価が高いから余分な設備は造りたくとも造れないのでしょうけど、なんとか出来ないものでしょうか。

 例えばデパートという業態は“買い物をする客”がメインなのに、店内のお洒落な飲食店には肝心の荷物を預ける施設が足りていないような気がします。代わりに“贅”を感じさせるようなオブジェスペースや、見た目重視の出窓などは設計されているのに、です。もちろん、壁にコートや背広をかけられるようフックを設けている居酒屋さんは昔からあるし、中にはイスの中を“荷物置き”として工夫したお店もあります。しかし、気分良く酔って歓談している隙に掛けた背広のポケットを他人にまさぐられてもわからないし、トイレに立つ度に3人掛けのイスを開けてバッグを取るのも、「なんだかなあ」です。

 これから寒い季節に向かいます。かさばるコートの処遇を考えると気も重くなり、スペース効率や客の回転だけを考えて設計された飲食店には正直、足が向きにくいものです。経営者の方だけにお願いするというより、店舗開発者の方にもご一考いただきたい課題です。

2004.10.31_UT

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野菜の高騰とスローフード_Vol.12

2004年10月29日 | Weblog

 中華系のファミレスに行った時、メニューブックから注文すると「申し訳ありません。ただいま、つけあわせの野菜は写真にあるレタスではなくキャベツになってしまいますが、どうかご了承ください」とウェイトレスさん。

 まあ、ここのところの台風の影響による野菜の高騰では仕方ありませんよね。世間一般そうなんだから、そんなに恐縮して言い訳することないのに。まだキャベツで代用できるのなら、マシです。今後も不作の影響が続いたら、キャベツさえなくなってしまうのでしょうか。

 チェーン大手は中国などの外国産野菜の輸入で対応していくのでしょうが、「なるべく地元の食産物を…」というスローフードの考え方が普及するには、単に個々の“思い”だけでは難しいことを、今年の台風に教えられた気がします。もっともスローフードの基本コンセプトは、そんなにがんじがらめな考え方ではないんでしょうけど。

2004.10.29_YT

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大型プリンタの登場で小ロット、低価格が可能に_Vol.011

2004年10月24日 | Weblog

 問い合わせがありまして、「こないだの台風で店頭のメニューが飛ばされちゃって…。以前の製作会社も倒産したので、インターネットで調べて電話した」とのこと。酔っぱらいに壊されたのなら、損害を請求することも出来ますが、相手が台風じゃ泣き寝入りするしかありません。こんな所にも大風の影響があったんですね。

 「大きさは畳1枚大…高さ1800mm×幅1100mmくらいかな。メニュー10点前後を撮り直してもらって看板に貼れるようにまで制作して」。昔と違って大型インクジェットプリンタが登場した今、データさえあれば一枚からでもスピーディ&廉価での製作が可能になりました。以前、ラボに頼むと印画紙焼付方式で数十万円もかかったのが、今では20,000~30,000円前後で一枚からつくれます。今回の場合、屋外になりますのでビニール系の素材に耐候性インクで印字、さらに強度を増すために表面にコーティングを施せば大丈夫かと思います。

 撮影は店休日の店内で、食器や食材も日常に使用しているものが使えるので、余分な経費もかかりませんね。メニュー化して撮影する食品メーカーや雑誌社の場合の「レンタル食器代とか食材費、スタジオ代などの経費が…」というご担当者様の嘆きがないのが、当方としても嬉しいです(笑)。

2004.10.24_YT

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台風の匂い_Vol.010

2004年10月24日 | Weblog

 “中越地震”、だんだんと被害が明らかになっていますが、被災地の方々にはお悔やみ申し上げます。「実家が被害に…」というスタッフが当F1にもおりまして急遽、里帰りしましたが心配です。

 今年は上陸した台風の数も凄かったですね。その台風群も各地に大きな被害をもたらしました。水害などの直接的被害に遭われた方からすれば、「野菜の高騰くらいナンダ!」とお怒りになるかも知れませんが、農作物に与えた影響の大きさは、飲食店を営まれている方々には深刻な事態かとご同情申し上げます。

 私は南の生まれなので、台風との遭遇には割と慣れています。その来襲には独特な予感を感じることができました。子供の頃、夕方時分まで空き地で遊んでいて、フゥ~と生暖かい“匂い(空気?)”を感じると、数日後には台風がやってくるんです。上京して10数年も経ったある日、そう言えば台風には匂いがあったよなあ…と想い出し田舎の友人に電話で確認したところ「うん、あるよ。だから、どうしたの?」とそっけない返事(笑)。

 台風は天気予報が発達したため、ある程度の備えができますが、突然に発生する地震には備えようがないのが怖いですね。中越地方の地震もこのまま終息してくれることを祈るばかりです。

2004.10.24_YT

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ティラミスは、ソ連生まれ?_Vol.009

2004年10月17日 | Weblog

 広告代理店勤務の頃の話。営業次長とクライアントの食品メーカーを訪問した際、「まあ、お茶でも」ということになりお客様と一緒に喫茶店に。

 「最近、ティラミスというのが流行っているそうですね。広告代理店さんは、その辺の情報には早いんじゃないですか?」

 …一瞬、不安が私の頭をよぎります。次長は10年以上も食品メーカー相手の営業に携わっているけど、実は不勉強すぎて情報には疎い。日頃から『流通新聞や食料新聞などに目を通してないと、いつかお客様の前でボロを出しますよ!』と言っていたのですが。あっ、私の制止も間に合わずに次長が返事を。

 「えっ?・・・あぁ、知ってます知ってます。確かに流行ってますよね。もう毎晩やってますから相当うまくなりましたヨ。ハハハハ!」

 笑いながらやるジェスチャーは、あきらかにゲームの手つき。そうです、ティラミスとテトリスを間違えていたのです。あまりの勘違いに笑いさえ起きず、なんか気まずい雰囲気のまま、喫茶店を出た三人でした。

2004.10.17_YT

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箸の裏表_Vol.008

2004年10月16日 | Weblog

 以前、大阪の知人と“食”について語り合っていた時。彼の言葉の端々に『へっ、食は関西さ!関東の食い物なんか…』というのがありありと窺え、東京住まいの私は気分的に面白くありません。もともと個人的には『関西の味付けの方が好み』と思っていたのに、ここまで小馬鹿にされると、反発心がムラムラと起こるのも無理ないことです(笑)。

 「箸の使い方ではタブーの寄せ箸、迷い箸…あっ、もちろん箸を置く際の右左は知っていますよね?」。う~ん、ムカツクぅ!
 「そうそう最近、正しい揃え方を知らないウェイトレスさんがたまにいます。食通のご様子ですからもちろん“箸の裏表“は知ってますよね?」。モチロン、私は知りませんが。
 「えっ、ウラオモテ?そっ、それは…。いやあ、参りました。ぜひ、ご教授を」
 「ええまあ今度、ゆっくり杯を交わす時にでも…」

 残念ながら、いまだに酒席をともにしていないので、ウンチクを披露していません(笑)。悔しさの余り、つい口から適当なことを言ってしまいましたけど、私だってそんなの聞いたことありません。厳密には表裏の模様やカットの仕方で区別することはあるんでしょうが、ただの変哲もない真四角の木箸にウラもオモテもないでしょうね。そんなこと気にしてたら、せっかくの料理が美味しくありませんもの(笑)。

2004.10.16_YT

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鯉のぼりは、空を泳ぐけど・・・Vol.007

2004年10月12日 | Weblog

 広告代理店にいた頃、フードスタイリストはプランナーやデザイナー、コピーライターと同じ制作部。営業部や事務部門とは別部署です。事務職で入ってきた新人の女性社員達は「えっ、フードスタイリストってなんですか?」とか「国家資格とか要るんですか?」と、興味津々な気持ちになるようです。それで社内スタジオでの撮影となると、彼女たちはあれこれ理由をつけては覗きにくるというわけです(笑)。

 朝から晩まで、机の前で仕事をしていると「青山に話題のカフェが出来たからMRに…」とか、プレゼン書類を抱え「デザイナーとメニュー提案に行ってきま~す」などと自由に出かけるフードスタイリスト職を、羨ましく思うのも無理ありません。そして「私、食にとても興味があります。転属したいのですが…」と公式非公式に申し出てくることがあります。当時はまだフードスタイリストやメニュープランナーという職種が、社会的に認知され始めた頃ですから、本当にその方面に才能があるのなら、会社としても増員したいと思っていました。

 MKというとても溌剌とした女性社員が入ってきました。事務職なのですが、頭がよく気も利くので入社早々、社内でも評判です。その彼女が「メニュープランナーになりたい」というので、食に関する知識を確かめようとなったのですが、すぐに「不合格」となってしまいました。だって「えっ?目刺しって、串に刺されたまま5匹で仲良く泳いでいるんじゃないんですか?」なんて言うんですもの(笑)。

2004.10.11 YT

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「スター誕生の下で」_Vol.006

2004年10月10日 | Weblog

 撮影に使用する食材は私たちが用意することもあるし、クライアントさんから支給される場合もあります。いずれも要求されるのは、カメラ写りがいいものを探すために“撮影量×5倍、少なくとも3倍の量が必要”ということです。

 準備した食材の中から、主役を選ぶのも仕事のひとつ。スタジオに届いた何箱ものモデル達(被写体)の中から、一番キレイなものを探し出すのです。けっこう時間がかかりますが、この要する時間を関係者がなかなか理解してくれないのが悲しいところです。「いいじゃん、時間がないんだからなんでも」とか「宣伝したいものは食器なんだから」とか。いえいえ、素材そのものや調理メニューが美味しく見えなければ、見る人の感動や共感は得られません。

 おせち料理に登場する“黒豆”さん。みんな「私を選んで。ほら肌が艶々してるでしょ」と主張しています。「ごめんね、みんなとっても可愛くって美しいと思う。でも、今日は傷がなくって大きさと黒の度合いが適当な、この子を選んでしまったの。ホントにごめんね、ごめんね」と、涙を流しつぶやきながらキャスティングをします(かなりオーバー、笑)。そして選んだ“主役”モデルさんに、若干の化粧を施し本番が来るまで、特別席で待っていてもらいます。「では、本番!」の声がかかると、下積みになった仲間達の最上部に“スター”として登場!

 一般公募の数万人の中から、性格や能力とは関係なく姿見だけで選ばれる芸能界のスター誕生に似ていませんか。しかし、なるべく多くの候補者の中から選択したほうが、逸材に出会う確率は高くなります。あらためて関係者各位にお願いしたいのは、“必要数より多くの量を”ということです。

2004.10.10 TF

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「繊細、辛抱、息も止め…」_Vol.005

2004年10月10日 | Weblog

 料理撮影のスタイリングは、とても細かい作業になります。

 例えばきゅうりの千切りを用意するにしても、家庭で調理する時のように、ただ1本を適当にはカットしません。写真映りを考え、長さや太さを計算し一切れ一切れに時間をかけて切っていきます。スープの上に顔を出す食材に、針金や串で高さをつけておくのも前準備の作業ですし、その前に何軒ものレンタル食器屋さんをまわって、数ある棚の中から今回の撮影に適した“ひとつ”を探すのも大事な仕事。

 そして本番前に、セットに必要な食器やカトラリー、クロス、フィギュアなどをスタイリング。最上のレイアウトが決まるまでには時間がかかるため、料理が乾いてシズル感がなくなったり、色が変わってしまうので、まずはすべてダミーで行います。

 そこからも長いのですが、食器と食器の隙間やカトラリーの向き、フィギュアの位置などの微調整が始まります。テレビドラマの主人公、おしんの“辛抱”のつらさがわかる…というのは大げさです(笑)。

 そして食材の盛りつけは、カメラの位置やアングルを考えながら、汚さないように一つ一つのパーツの向きに注意して息を詰めながら盛りつけます。そう、まるでオリンピック選手が100メートルを走る時のように呼吸はしません。言い換えれば、デーブルの上でやるミリ単位のドミノ倒しのようです。
 
 「フードスタイリストになりたいのですが…」とメールでよく問い合わせをいただきますが、頭で想像しているより、けっこうハードできつい仕事です。食への情熱だけでは勤まらないんです。

2004.10.08 TF

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「撮影現場の勘違い」その1_Vol.004

2004年10月10日 | Weblog

 前回、現場ではカメラマンさんと独特な符丁でやりとりすると書きましたが、それが原因で時々ハプニングというかミステイクも起こります。

 予定より時間が押していて、全員の顔にあせりが浮かび緊張が漂うスタジオ内。カメラマンさんの「トップにもっとテカリを!」、「メインのお皿、下げて、下げて!」の怒声!サイドメニュー最上部の食材に筆で水気を加えるのは私の役目、そしてメインの皿をフレーム枠外に遠ざけるのはアシスタントのMちやんの・・・あっ!

 わたしが葉先にオイルを塗っている間に、アシスタントのMちゃんがメインのお皿を持って、どっかにいっちゃいました。Mちゃんはさっさとお皿を流しに下げに行ったのです。もう、スタジオ内は張りつめていた緊張が一気にどこかにすっ飛んで、大爆笑!

2004.10.07 TF

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「万人共通の言葉」Vol.003

2004年10月10日 | Weblog
 
撮影現場でのカメラマンさんとは、独特な符丁でやりとり。
 ・「ティーカップだけ時計まわり2時の方向に」
 ・「スプーン、反時計まわし。もうちょい、行き過ぎぃ~」
 ・「ナプキンの折り目もっと(強調して)」
 ・「右端のトマト、手前に2ミリ。そしてお辞儀させて」
 という指示に、機敏に動かなくてはいけないのがスタイリスト。

 「カップを右に」というのはカメラから見て“右”なのか、自分から見てのことなのか。無意識に体が反応するようになるまで、時間がかかりましたね。そして、この指示言葉は個々のカメラマンさんによって、微妙に変わるのです。出身地や、所属している(していた)会社の習慣に影響を受けているので、ホントにそれぞれなんです。さらに、その日の気分によっても変わってきます(笑)。

 「さげて」「よけて」「はずして」「どけて」「かたして」「わらって」・・・対象物をクロスの上から、少しだけ移動するのか、一時的に姿を消すのか、完全に不要になったのか。瞬時に言葉の意味を判断しなくてはいけないのですが、前述の通りカメラマン個々で異なるのが面白くもあり、苦労するところでもあります。

 「はい、最終カットOK!お疲れさま、じゃあ一杯いくか!」これは、もちろんアルコールのことで万人が共通です。

2004.10.06 TF

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食関係は何でも揃う[合羽橋]に無いもの_Vol.002

2004年10月05日 | Weblog

 飲食業を営まれる方や、それをサポートする施工関係の方々には、既にお馴染みの東京・田原町にある合羽橋道具街。はじめて訪れた時はホントに驚きました。あらゆる食器から各種調理器具類、はたまた暖簾やメニューサンプル、ユニフォーム、看板類…etc。街全体が“食”に関するものを取り扱っているので、「ふ~ん、どんな業態の飲食業でも欲しい物はこの街で揃っちゃうんだね」と感心したものです。

 若かりし20代の頃、クライアントの展示会に使う試食用備品を探し購入するため、朝から各店舗をまわっていて、ふと時計を見ると昼食タイム。「うん、腹ごしらえをして午後からまた廻るわ」と考え、周囲にレストランはないかと探したのですが、これが見事にない!あっても、せいぜい数店舗の小さい喫茶店風の店がランチを出しているのですが、狭いため既に満杯。

 大きな荷物を両脇に抱え、苦笑してしまいました。だって、街全体がお皿や鍋や美味しそうなメニューサンプルで溢れているのに、実際に食べられる飲食店がないのですもの(笑)。まあ、最近は購入するよりレンタルショップを利用する事が多くなったため、合羽橋の現況には詳しくありませんが、思い出すたびお腹がクゥ~と鳴ってしまいます。

2004.10.05_YT

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はじめましてFoodStyling-team-F1です。_Vol.001

2004年10月05日 | フードスタイリスト
 
もともと食べることや料理が人一倍に好きだったことから、フードスタイリスト(コーディネーター)を生業として活動する私達。チーフの田島富佐江を筆頭に全10人前後がメンバーです。その他に広報&営業展開や管理でサポートしてくれるSynapse Inc.の担当者を含めて「食のナンバーワンを目指す“teamF1”」と称しています。

 もちろん、私達だけでは“食の全て”は完結しません。デザイナー、コピーライター、カメラマン、店舗開発、システム開発・・・と多くの専門分野の方々との協力も必要です。

 でも私達の基本は、お客様が来店してメニューブックを見たときの調理写真や、食品メーカーの商品から生まれる提案料理を今までよりも、ずっとずっと美味しく見せる、シズル感あふれる魅せるメニューにする・・・というメニュー撮影の現場で、まず頑張りたいなと。

 私達の情熱を多くの人に知ってもらいたいと、プログに挑戦することになりましたが、準備のために朝一番でスタジオに乗り込み、撮影が深夜に及んでも片づけがあるため最後になってしまいがちな私達。一人ではとても続けられないので、手のあいた者が思いつくままに筆をとろうということになりました。拙い文章、誤字脱字も多いかと思いますが、時間と興味がある方にご一読いただければ幸いです。

2004.10.05_YT

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