フードスタイリスト[team_F1]

フードスタイリストとしての「業務つれづれ日記」、そして周辺の関係者や出来事について…。

視覚からの効果…[Team-F1]505

2011年10月22日 | フードスタイリスト

画像を整理していたら、昨年暮れに祖師谷公園で[F1-School・屋外授業]した際のものが目に留まりました。わずか2ヶ月前の盛夏の頃なら、この画像はきっと見たくありませんでしたね(苦笑)。それが朝夕の冷え込みを感じる昨日今日だと妙に好ましく感じます。

コンサルタント会社勤務の頃、そこの社長が「視覚から入る情報は8x%、耳からは1x%、つまり広告をする時は文字や音よりもビジュアルに重きを…」みたいなことを言ってましたっけ。確かにそんな気もします。望んでなくても自然と目に入ってくるものって何度も繰り返されると、無意識に刷り込まれてしまいます。逆にラジオや書物って、それからの情報だけでは理解するのには不十分なので、自然と想像力を働かせたり記憶の引き出しを開けたり…だから知識の習得や創造作業にはこちらが適しているかも知れません。

フード撮影では、この視覚効果を最大限に活かすための努力をしています。秋は秋らしく、朝は朝らしく、屋外ならそう感じさせるように、女性向けならターゲットの感性に響くようなカメラテクニックとスタイリングを。画像を見ると「あら美味しそう。これ2つくださいな」とか「ちょうど食べたかったかも。注文しちゃおう」と購入や問い合わせなどの行動に導くのです。

冬らしい枯れた芝生が広がるのどかな昼下がり公園のベンチ。新聞紙を敷いて焼きたての焼き芋を置いたら、湯気が上っていくのが見える・・・みたいなシチュエーション設定。ベンチの下に湯気出しの道具をセッティングしたのですが、ベンチの板間の隙間と、新聞紙の穴を開ける位置に計算違いがあったため、まるでマフラーから湯気が出ているかのよう(笑)。


2011.10.22 UT

“フードスタイリスト・フードコーディネーター派遣”
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季節の和菓子…[Team-F1]504

2011年10月18日 | フードスタイリスト

まだ衣替えをしていないため未だに半袖姿の私ですが、朝夕はすっかり秋の風情。量販店の品揃えでも梨がいつのまにか片隅に追いやられ、柿が主役になっています。和菓子のコーナーで[大福]が売られていたのですが、その出来映えに惹かれつい購入してしまいました。

季節の和菓子[栗大福 柿大福]3ヶ入\567


製造元<嵯峨野 竹路庵>のwebサイトを見ると秋季限定品のようで、柿大福は「上に本物の柿のへたをのせました」とあり、栗大福は「やわらかく炊き上げた極軟栗が丸ごとひとつ入っています」と説明されています。甘みもしつこくなく皮のもっちり感も上品に仕上がっていて、けっこうなお味でした。
<嵯峨野 竹路庵>


確か10数年前の量販店でのコーナー化をきっかけに、和菓子のブームが始まりましたよね。どんどん洋菓子に押され、子供達には不人気だった和菓子。街の中の和菓子屋さんも減っていった気がしますが、甘みを抑えて大人向けの高級スイーツに仕立て上げたことと、日本人独特の丁寧で繊細な表現が見直され、今ではすっかり定着した感があります。当時「ぜったいに一過性のブーム。もう日本人は日本酒を飲まなくなるし、和菓子も衰退の一途をたどるんだろう」と思っていた私の予想は、幸いにもはずれました。

2011.10.18 UT

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台湾銘菓…[Team-F1]503

2011年10月17日 | フードスタイリスト

そろそろ台湾の旅も終わりにしましょう。

掲載画像は高雄の新幹線ホームに張られていた大きなスイーツポスターです。エスカレーターを昇る人々が、反対側を降りていく巨大スイーツ群を驚きの目で見ているという図柄。ここまで飛んだデザインだと、いつもF1が担当する[美味しそうに]とか[シズル]とか[食材の肌理の表現]とは関係ありませんね。もちろんスイーツ部分は合成でしょうけど、本当にこのサイズのものを発泡スチロールやシリコン材で作って撮ったのなら面白いかも。有名デパートのエスカレーター1基を止めてディスプレイしてみたら話題になるでしょうね。


YouTubeで「歩く歩道でパフォーマンスする」が流行っているのをご存じですか。主にヨーロッパの若者達がアイデアを持ち寄っては秘かに収録しユーチューブにアップしているようです。お時間があれば下記をクリックしてご覧ください。
rowing in airport
Airport Rowing
HUMAN BICYCLE IN AIRPORT TO STONER MUSIC !

「お土産にはパイナップルケーキが人気よ」と聞いていたので、台北桃園空港でパイナップルを始め他フルーツ味や茶のケーキ5箱を買いました。女店員に「あとひとつ、6箱買ったら一箱おまけしますよ」と言われたのですが、こんな重い物をあと2箱もプラスするなんて非力な私には考えられません(笑)。丁重にお断りして帰国。さっそく周囲に配ったのですが、味の評価はいまいち(苦笑)。もしかすると菓子メーカーを間違えたのかも知れませんが、いずれにしてもわずかな欲に駆られて追加購入しなくて良かったなとホッとしている私です。


2011.10.17 UT

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寺院が印象的…[Team-F1]502

2011年10月16日 | Weblog

またまた台湾ネタで恐縮です。

お仕事の範囲で中国の茶器を求めるのと茉莉花茶を探すことを目的として行ったのですが、経費ではなく「今回は自費」と決めていたのでちょっと観光も楽しみました。台湾は35年前から「行きたい海外旅行先ベスト5」だったのですが、なぜか今日までお預け状態。それがやっと実現しました。

そんな観光のひとつとして台湾の新幹線に乗ってみました。当初は韓国に発注したけどいろいろ不具合が生じて最終的には日欧混在システムとなったようですが、日本車輌を導入したという時速300kmの台湾の新幹線はなかなか快適でした。7月下旬に中国本土で中国製新幹線の事故があったばかりなので、その中国と台湾の新幹線の違いを実感したいこともあり…と言ってもまだ中国新幹線に乗ったことはありませんが(苦笑)。台湾新幹線のその静粛性、安定性には日本国内の新幹線と同じ信頼を感じました。

500メールトル超を誇る[台北101]ビルも訪れました。ファッションブランドにまったく興味のない私には「う~ん特に感想無し」。まあ思いの外「狭いなあ」と感じたくらいでしょうか。でも施工が熊谷組ならきっと安心ですね。うん、それだけです(笑)。

結局「良かったな」と思ったのは台北にある[総統府]と各地に点在する[寺院]。お寺は特に印象に残りました。


日本の京都や奈良の神社仏閣と同じく世界中から観光客が訪れていますが、台湾の寺院には地元の住人も多く混ざっています。拝観料は訪れた限りでは「無し」。お線香も[10元(日本円で約30円)]とまったく商業主義ではありませんし、賽銭箱のようなものも見あたりませんでした。逆にお饅頭を無償で配られたのには驚きました。単に興味本位で訪れた観光客への配慮として[当院における所作]を教える説明員が多く配備されていて、線香のあげ方などを指導してくれます。なんと非営利的で親切なことでしょう。これぞ神仏の御心ですね。

この感じ、なんと表現すれば良いのか・・・そう、
「ここにはきっと神仏がいる」を実感しました。


2011.10.16 UT

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猥雑な街の活気…[Team-F1]501

2011年10月15日 | フードスタイリスト

大阪のテレビ番組に出演していた橋本 徹知事が「大阪を猥雑な街にしたい。いろんなものを合わせてエンターテインメントの街にすることで大阪に活気を…」と発言していました。この[猥雑]という言葉、悪く解釈した各メディアからさんざん非難されたそうですが(笑)。

台湾の夜は活気がありますね。夕方からあちこちの有名な「夜市」が賑わうからです。多くの商店が立ち並ぶ中、若いカップル達がデートをしたり、家族連れや年配の夫婦がショッピングや食事を楽しんだり、あてのない若者達が道端にたむろしたり…とそれぞれの目的で集まる猥雑な界隈。当然、観光客も照明に群がる蛾のように訪れてきますから、その喧噪たるや凄いエネルギーを感じます。あながち橋本知事の「猥雑な街=活気のある街」構想、良いのかも知れません。

その夜市の中心はやはり[食]であり、それも[屋台]が面白そうです。掲載画像のようにメニュー写真があればまだ注文しやすいのですが、食堂でも写真のない店が大半の台湾。漢字だけのメニュー名を見て「湯と書いてあるからこれは○○のスープかな。こっちは米飯かも」と想像しながら、おっかなびっくりオーダーするのも[異国の楽しみ方]です。


2011.10.15 UT

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坐。看着!…[Team-F1]500

2011年10月14日 | Weblog

「ブログ、あと数回は台湾ネタでいけるな」とちょっと気が楽な私です。いや先日、茶器と茶を探しに台湾に行ってきたので、その時の写真類が使えるなと。購入してきた茶器を撮影してアップすれば、もうひとつ書けるんですが帰国した途端に包装を開ける間もなく、そのまま撮影現場に持って行かれたので当分は戻ってきません(笑)。

その台北の地下街で見かけた光景に[通路でマッサージ]がありました。隅々で展開されていたので現地では他の地下街でも一般的なのでしょうね。10分で100新台湾ドルだから日本円にすると約300円、30分で約900円。普段マッサージにかかったことがないので安いのか高いのかわからないのですが、どうなんでしょう。責任者1人に目の不自由な方が10人弱くらいで専用イスも同数くらい。けっこうお客さん入っています。時間帯によっては「待ち」も出ていました。

「手軽さが面白いなあ」と思い、横で勝手にシャッターを切りながら眺めていたら、マネージャーのおばちゃんが「是不是搞按摩?」と中国語で「アンタもやるか?」と聞いてきます。「否否。面白 私見学」と断ったら、親切にもイスを持ってきてくれて「坐!楽楽、看着」と勧めてくれましたので、「謝謝」とお礼を述べてしばらく見学させてもらいました。


ふと気が付いたのですが按摩さんは目が不自由、客も椅子の頭部につっぷしています。と言うことは背後に置いたハンドバッグや手提げ袋は「ひったくられるかも知れない危険度85%」。そういう事故ってこれまでになかったんでしょうかねえ。周囲は現地台湾人、中国人、ベトナム人(多分)、インド人(多分)、カンボジア(多分)、タイ人(多分)、中近東(多分)、白人(これは間違いない)、日本人(多分)など様々な国の人が闊歩しています。絶対、悪い奴も混じってますでしょうに、大丈夫なのかどうなのか。

2011.10.14 UT

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やはり日本人…[Team-F1]499

2011年10月13日 | フードスタイリスト

海外に行って、楽しく観光をしたりグルメ食を堪能したりしてきても、成田に着くと「日本が一番だなあ」といつも思う私です(苦笑)。「毎回そう思うのなら行かなければ良いのに」と突っ込まれそうですが、いやいや外に出てみてあらためて我が国の良きことを確認するのが大事なんです。

このあいだテレビを見ていたら「中国人も日本のラーメンが世界一と認めた」みたいな番組を流していました。その時のラーメンは[つけ麺]のことだったんですが、さすがに「麺をスープにつけて食う」発想は中国にもなかったそうです。

台湾で食べたラーメンのこと。
何店かで、何種類も食べたのですが正直、[日本のラーメン]が一番美味しいと感じます。一軒だけ「あっ、ここ美味しいかも」と思った台南の路端の店の△△肉麺。60元を払って店を出た途端「あっ、旨いと思ったけどなんだ日本の駅前にある普通のラーメン屋の味だよ」と気が付きました(笑)。よくよく[ニッポン人な味覚]の私です。


せっかく海外に行ったのでビールも当地のビールを飲みますが、時に「キリンが飲みたい、アサヒのドライが…あああここ台湾でも売っているな。でも飲まないぞ買わないぞ我慢だぞ」と言い聞かせました(苦笑)。


2011.10.13 UT

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台湾のおにぎり写真…[Team-F1]498

2011年10月12日 | フードスタイリスト

台湾・高雄のコンビニ前に貼られていた[おにぎりポスター]。具のすごい誇張(笑)。ちょうどランチを終えた後だったので、実際にこんなに[具沢山]なのか確認できませんでしたが、「まさかね」です。横にある猪口や背後の器には何が入るのか、とっても気になるのですが、ご存じの方いましたらお教えください。[スープ]でしょうか、[塩]とか[ふりかけ]なのでしょうか。


海外の食事情にはもちろん興味深いものがありますが、メニュー写真やそのスタイリングでも面白いものを発見することがあります。ただ台北の書店で「綺麗な中華料理写真が載った書籍はないかな。あっ、これ良さそう」と手に取って発売元を確認すると、なんと[辻料理]とか[主婦の友社]出版の翻訳本だったりします。その点、アメリカやヨーロッパの書店で求める料理本では、こんな心配はないんですが。

2011.10.12 UT

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アジアン雑貨…[Team-F1]497

2011年10月11日 | フードスタイリスト

事務所のある仙川には[アジアン雑貨の店 SUZU]というショップがあり、スタッフは「撮影時の小道具用に」とよく利用しているようです。レンタルしたり、或いはF1の備品として購入したり。私個人もたまに顔出しして籐で編まれた籠や洒落た植木を求めています。

<SUZU>
〒182-0002 東京都調布市仙川町1-16-18 仙川ビル1F
TEL/FAX:03-3307-5779

ちょっとした駅には大抵、この手のアジアン雑貨屋さんがあるかも知れませんね。つまり日本人には興味のある商品ジャンルということなのでしょう。ベトナム、インド、ジャワ、バリ、インドネシア…広義に考えればニュージーランドやケニアあたりまでの民芸品も含まれるのかも知れません。決して高級感があるわけでもなく、使い勝手が特別に優れているわけでもない「これらの品の魅力って何だろう?」と考えてしまいます。ひとつは「木や石、木綿などの自然物のぬくもり」でしょうか。或いは「素朴さ」とか「原色の色合い」なども。私は「手作りゆえの世界にひとつしかない希少性」に価値を見いだしているのかもしれません。

そんなSUZUの[お香スタンド]を使って、F1スタジオで撮影がありました。撮影商品が[お香]なので、Food Styling Team-F1としては珍しく料理ではない[雑貨のスタイリング]を担当したわけですが、カメラマンが自然光で撮った画像はなかなか良い感じに撮れていました。いつもお世話になっているSUZUさんに活用画像をプレゼントしたいと思ったのですが、カタログ掲載前のプロカメラマン撮影写真を使うわけにはいけません。それで私が別途にシチュエーションを変えて撮影しPOP制作。さっそくプレゼントしてきました。


2011.10.11 UT

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依頼社の倒産…[Team-F1]496

2011年10月10日 | フードスタイリスト

お仕事をさせていただいたクライアントである食品メーカーや通販会社、飲食店にはずっと業績アップ・商売繁盛して欲しいのですが、現実は私の思い以上に厳しいものがあるようです。

ネット情報で知った[ホテル百万石が倒産]のニュースはちょっとショックでした。当方が担当したのは数年前で熱海の百万石の方でしたが昨年秋、本家の加賀百万石とともに破綻した模様。何度も通ってメニュー撮影をしたり、ツール制作をしたり従業員教育でもお手伝いをさせていただいたのに残念です。


お仕事をさせていただいている中、理解しにくかったのが複雑に絡み合う経営会社と建物所有社と従業員管理会社etcの関係。業務中に気が付いた前向きな提言をすると「それはこっちの権限範疇ではない」等の縦割り的組織の現実。つまり顧客へ満足を与えるための施策をスムーズに一本化させることができないということです。「暖かい料理を暖かいうちに部屋に提供しよう」と思っても「スタッフの数が足りないが勝手にシフトは変えられないし募集もできない」、「人手不足を補うために昇降機を設置しようにも建物管理会社の許可が必要だし備品担当会社には予算がない…」などなど。いつからか日本の企業はトップダウンができない状態になっているんですね。それにしても権利権限の実態が複雑すぎます。

倒産に関するニュース記事を見ると様々な企業名が出てきますが、単純思考の私の頭ではなんとも「ワケワカ」です。
「不動産管理会社 北國リゾート(旧ホテル百万石)が、大口債権者から破産手続き開始を金沢地裁に申し立てられ…ホテル運営は、別会社の百万石アソシエイト(東京)が権利を持っており…申し立てたのは、約54億円の債権を買い取った資本金1万円の株式会社ユイット。ホテル百万石は昨年、運営権が百万石アソシエイトに譲渡され、従来の株式会社ホテル百万石(加賀市)は不動産管理を担当することになった。…不動産などの買い受け先として、湯快リゾート(京都市)が有力候補」
「あたみ百万石が、5月31日で営業を休止することが15日、分かった。運営会社のファーイースト・キャピタルマネジメントが同日までに、取引先などに休止を通知した。既に宿泊予約の受け付けも停止している…営業休止に伴い、従業員約80人には解雇が伝えられた」


それでも加賀百万石は営業を続けていくようですが「なんで可能なの?」と不思議。


しかし熱海百万石は既に営業停止、従業員も解雇とか。


主原因は不況と、時代の変化に旧ホテル業態が追いつかなかったことでしょうけど、一部にはマネーゲームが絡んでいる感もあります。どっちにしても「一生懸命に働いている従業員がかわいそう」と、あの頃のホテルスタッフ皆さんの顔を思い浮かべてしまいました。

2011.10.09 UT

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グラスに蓋をする…[Team-F1]495

2011年10月09日 | フードスタイリスト

3種のワインのイメージ写真撮りで「手前にワイングラス、背後にボトルを置く。出しゃばらない程度にXmasの飾りやオードブルも」は当初に決まっていました。しかしいざセットしてみると、全体のバランスに納得がいきません。なかなか個々の器の位置が決まらないので、カメラマンの照明やアングルなどもさまよっています。つまり時間がかかってしまっているわけです。


グラスの中には色を見るために途中までワインが入っています。グラスが手前ということは、それが一番大きく見えるということなので、中に小さなゴミや埃が入ってしまったら写ってしまう可能性があります。だから「蓋」をします。この蓋はこういう場合を考えて日頃から用意しているグッズのひとつ。手近の用紙を丸く切って間に合わせることも出来ますし、そっとラップを乗せてもいいんですが、まあ長年の経験から生まれたノウハウと思っていただけると嬉しいですね。


2011.10.09 UT

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