ダルクローズ協会 フォーラムのご報告

昨日、日本ジャック=ダルクローズ協会の総会とフォーラムに行ってきました。
※ジャック=ダルクローズはリトミックの創始者です。リトミックは、ダルクローズメソッドとも呼ばれます。

運営報告などの総会のあと、楽しみにしていたフォーラムが始りました。
まず、今年国際免許試験を受けた方の中から、優秀作曲作品の演奏と、
プラスティックアニメの発表がありました。

ピアノ作品の中で、身近な歌を編曲するという課題があるのですが、
中でも「春がきた」のとても素敵な編曲を聞かせていただき、季節もマッチしていたので、
思わずじーんと涙ぐんでしまいました。

次いで演じられたプラスティックアニメ作品
※プラスティックアニメは、リトミックの学習のひとつです。音楽の要素を目に見える形で身体表現します。
音楽を忠実に可視化するところが、ダンスとは異なります。

ヒナステラの「アルゼンチン童謡の主題によるロンド」を踊ったグループがありました。
私も2009年に同じ曲で作品を振り付けて踊ったので、とても興味深かったです。
音楽の要素のどこに注目するかで、動きも変わってきます。
そこが面白いです。
家に戻ってから、思わず自分のDVDを見返してしまいました。


第2部では、外部の先生をお招きしてのワークショップがありました。
今回は武蔵野音大講師の先生によるヴォイストレーニングでした。
日頃、声楽の先生から教えられていることや、
自分が生徒さんにレッスンしていることを改めて確認する良い機会でした。
発声の手ほどきのあと、最後に小グループに分かれて
ドリア旋法で、即興アンサンブルをしました。
このような活動は、声楽の人より、リトミックの仲間とやる方ががぜん楽しいです。
いつまでもやっていたい雰囲気でした。

充実した時間、素敵な一日でした。