野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

青の手毬咲きのアジサイ「四季咲きヒメアジサイ」(紫陽花シリーズ 21-19)

2021年07月08日 07時43分44秒 | 

青の手毬咲きのアジサイ「四季咲きヒメアジサイ」。花弁が立ち上がるような感じがあり、ホンアジサイに似ているが微妙に違う。

(2021年初夏 相模原市)

■紫陽花シリーズ
「潤水」(紫陽花シリーズ21-01)
「黒姫」(紫陽花シリーズ21-02)
「イワガラミ」(紫陽花シリーズ21-03)
「紅額」(紫陽花シリーズ21-04)
「アルボレスセンス・グランディフローラ」(紫陽花シリーズ21-05)
「ラディアータ」(紫陽花シリーズ21-06)
「ブルーキング」(紫陽花シリーズ21-07)
「エゾ星野」(紫陽花シリーズ 21-07)
「白花ガクアジサイ」(紫陽花シリーズ 21-08)
「ミミ」(紫陽花シリーズ 21-09)
「白花アマチャ」(紫陽花シリーズ 21-10)
「グレイス」(紫陽花シリーズ 21-11)
「白富士」(紫陽花シリーズ 21-12)
「清澄沢」(紫陽花シリーズ 21-13)
「伊代丸」(紫陽花シリーズ 21-14)
「トキメキ」(紫陽花シリーズ 21-15)
「レモンウェーブ」(紫陽花シリーズ 21-16)
「トーマスホッグ」(紫陽花シリーズ 21-17)
「紅ヤマアジサイ」(紫陽花シリーズ 21-18)

「四季咲きヒメアジサイ」

本来の「ヒメアジサイ」の四季咲き性(長期間開花)のもので、植木の産地の安行(川口市)に古くからあって、別に「安行四季咲き」とも呼ばれています。

ヒメアジサイは花の形に特徴があって、だいたい5個の花房に分かれていて、花の形がゴツゴツしたように見えます。
その他には、葉に光沢が無く、質が薄く、花がやや早咲きといった特徴があります。
ヒメアジサイは、牧野富太郎博士が昭和3(1928)年に信州から東北にかけて植物の採集旅行をした際、信越地方で植栽されていたこのアジサイを見て、葉が厚く光沢のあるホンアジサイとは明らかに異なり、花が女性的で優美なので姫アジサイと名付け、昭和4(1929)年に『植物研究雑誌』に発表した品種です。
ヒメアジサイは野生にはなく、正確な来歴は分かっていませんが、研究家は「エゾアジサイかヤマアジサイの1タイプがアジサイ(ホンアジサイ)と自然交雑して出来たものであることは間違いないと思う。」と言っています。
(参考:「日本のアジサイ図鑑」柏書房、「あじさいを楽しむ」栃の葉書房)

 

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。