白の花弁に紫のグラデーションが入るスイレン「ムラサキシキブ」。和風な趣のために「紫式部」という漢字の名前をつけられた。揃って立ち上がったオレンジ色の雄しべもきれい。
(2020-08 東京都 神代植物公園)
ムラサキシキブ
萼(がく)が濃い紫色になる珍しいスイレン。花は大輪ではないが、花付きはよい。紫から白へのグラディーションのかかる花びらに、雄しべはオレンジ色に紫が入る。萼と花びらのコントラストが美しく、カラフルな印象の強い熱帯スイレンの中では、珍しく和風の趣がある。このため、「紫式部」の名前がつけられた。ムカゴ繁殖性で葉の中央に幼植物が形成される。
ムラサキシキブ
名称 紫式部(Nymphaea/Murasaki Sikibu)
分類(科名) スイレン科
開花時期 通年
スイレン・シリーズ
「ホワイトパール」(睡蓮シリーズ01)
「アフターグロー」(睡蓮シリーズ02)
「クイーン・オブ・サイアム」(睡蓮シリーズ03)
「ニンファエア コロラタ」(睡蓮シリーズ04)
「アルバート・グリーンバーグ」(睡蓮シリーズ05)
「ジェネラル・パーシング」(睡蓮シリーズ06)
「ペンシルベニア」(睡蓮シリーズ07)
「ピンク・プラッター」(睡蓮シリーズ08)
「キング・オブ・サイアム」(睡蓮シリーズ09)
「ニンフェア・ギガンテア」(睡蓮シリーズ10)
「ブルー・スモーク」(睡蓮シリーズ11)
「エンチャントメント」(睡蓮シリーズ12)
「ホワイト・コロラータ」(睡蓮シリーズ13)