最愛のパートナーを探す旅。

いろいろな恋と出逢い、何度も転んで、傷ついて、やっと辿り着いたスタート地点までのお話。

美しい瞳。

2007-02-16 19:27:09 | 進行形の恋
Ericの目は本当に美しいんです。

はっきりした二重の大きな目。

長いまつげ。

それがクルンとカールしています。

疲れていると、目が充血してしまうのですが、

目を見るたびに、

「綺麗な目だな~~~」

って思いました。

Ericの家族に会って、

その美しい目は、遺伝だとわかりました。

家族みんな、とっても美しい目をしていました。

思わず、じっと見入っちゃいそう。

(綺麗だな~)


夜、ソファでいろいろな話しをしました。

じっと顔を見ながら、わたしの今に至るまでの話しをしました。

一生懸命につたない英語で話しました。

そうすると、

ふわ~っと目が閉じて、

一瞬のうちに眠ってしまったんです!!

最初、とっても驚きました。

「ダーリン??!!」

そう言うと、ハッとして起きました。

「今、いきなり寝てたよ!!」

わたしは心配になりました。

夜寝ているとき、無呼吸症候群の人は、日中に食事中や何か作業をしているときに

急に眠りに落ちてしまうことがあることを友人に聞いていたからです。

実際、彼は寝ているときに何度も息が止まって、

そのたびにわたしは心配して背中を叩いて呼吸を誘発していました。

ほっといたら、

ぴたっと止まって、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

し~~~ん。

そして、

んがぁ~~~~~~って、苦しそうに息をしたからです。

水の中で長い時間息を止めて出てきたみたいに。

きっと、本人は気が付いていないと思いますが、

止まっている間は苦しかったんだと思います。

その後も、何度も眠りに落ちてしまうので、

「もう、休んだ方がいいよ」

と言いました。

でも、

「とても興味のある話しだからもう少し話そう」

と言って聞きませんでした。

う~~ん、とっても心配。

「いびきがすごいから、それで嫌われたらと気にしていた」

と言ってました。(笑)

そのことでもいろいろ話しましたが、

どうやら舌と咽喉の形と反射に問題があるようです。

仰向けになって寝るのはとっても危険です。

舌が喉に落ちこんでさらに呼吸を抑制するからです。

あまりひどいようなら、外科的処置が必要になるかもしれません。

う~~~ん、心配だ~~~(涙)


そして、ここ数日わたしのネガティブな感情が気分を落ち込ませていましたが、

今日のランチタイムの電話で、彼の実力は発揮されました。

やっぱりすごいよ、ダーリン。

さらに具体的に話し合いが出来て、

わたしたち二人でお互いを切磋琢磨し合っています。

よかった、ちゃんと話をして。

話し合いが出来るって、

すばらしい☆



進歩2。

2007-02-16 10:31:15 | 進行形の恋
最近、ようやくわかってきました。

日本になじめなかったのは、気候のせいです。

向こうは極寒の世界で、まだまだ冬の気候を肌で感じます。

でも、日本に帰ってきたら、一転して春の足音を感じるようになったからです。

日中は本当に暖かいし、夜は寒くなります。

体がその気温と気候の変化に対応しきれなかったのだと

最近気が付きました。

ようやく、体もこの変化に慣れてきて、

自分の生活がこっちにあったことを思い出しました。

Ericとの毎日の電話で、

2月になりさらに寒さが厳しくなり、

雪が降り続く日が続いていると聞くと、

なんだか夢の世界のような気がしてきます。

景色はわたしが訪れた時とは全く違い、道路は雪で覆われて

外を歩く人はほとんどいないという状況だそうです。

日本とモントリオールの季節の違いを肌で感じ、

感覚が混乱してしまっていたのでしょう。

「キミはラッキーだったよ。今、とても寒い」

そう、Ericは電話口で言いました。


わたしたちの本当の意味でのリレーションシップが始まり、

すべてが現実身を帯びている中で

少しずつ冷静に物事を考えるようになりました。

今までは、メールの中での架空かもしれないEricとわたしの関係でした。

でも、お互いの数え切れないメールのやり取りの中で、

お互いを知り、尊敬し、信頼し、愛し合っていたことは確かです。

でも、一番大事な、

肌でお互いを知ることを実現した今、

新たなハードルを乗り越える試練を与えられています。


1週間の滞在で、

わたしは有言実行してきました。

相手を理解し、知る努力をしました。

そして、文章からでは知れない部分もいくつか発見しました。


わたしは、とにかく思い立ったらすぐ行動する人です。

何事も、口ばっかりで夢物語をかっこよく語ることは

なんの進歩もないことだと思っています。

そして、計画を立てて、それを目標に頑張るのがわたしのスタイルです。

また、二人の間に衝突や不満が生じた時、お互いがどういう反応をするかで、

今後の二人の関係が決まってくると思います。


「日本での仕事をネットで探しているよ」

「10月、11月、その位には一緒に日本で住もう」


何度もそういう話しをして、

そういうものだと思っていました。

そして以前は「3月の来日に面接を出来たらいい」

とも言っていたのですが、

一向に行動に出ていません。

これはEricが行動に出なければ何も始まらないので、

就職のメドがたたなければ日本で一緒に住むことも出来ないのです。

わたしが紹介した友人にも連絡はしていません。

今回の滞在で、彼のことを少しわかったわたしは、このままだと日本で一緒に住むのはかなり先になると思いました。

このことを疑問に思いながら、また小さな行き違いでケンカをしてしまいました。



「ランチタイムに電話をするよ」

と言ってかけてこなかったことは何度かあるので、

その都度

「かける時間がなかったんだ」

と言い聞かせていました。

日本のバレンタインデイのランチタイム、

「2時半に電話するよ」と約束して、

待てど暮らせどかかってこない電話に

(何かあったのかもしれない)

と心配になり、

モントリオール時間の朝4時だったけれど、

仕事場から携帯に電話をしてみました。

「もしもし~~」

普通に電話に出たEricに、「何かあったの?ランチタイムの電話ずっと待っていたんだけど、忘れてたの?」

どうやら、一番上のシスターと4時間電話で話をしていて、

電話が掛けられず、電話を切ったのが30分前で、

それから食事をして、わたしに電話を掛けられなかったことをメールしようとしたら、

わたしが電話を掛けてきたと言うのです。

シスターと話をそんなに長くすることはこれまで一度もなく、

彼女にいろいろと問題があって相談に乗ったり、

わたしのことをたくさん話していたと、必死に言っていました。

でも、わたしは「何かあったのかと思って心配した」と言いました。

わたしとの電話は覚えていたけど、

いつもなら電話がないとかけてくるのにかけて来ないから仕事が忙しいと思った、

とも言ってました。

わたしだったら、「電話をする約束をしているから、一度電話を掛けられないことを伝えてそれから話をしよう」と言うでしょう。

そこには心配かけたくない、という思いやりが含まれています。

なんだか、一生懸命にいいわけしているのを聞いているのがばかばかしくなり、

「うん、わかった、それがあなたのやり方ね、わたしだったら電話を掛けられないことを伝えるよ、あなたに何かあったか心配だっただけだから、もう、、、」

切るよ、と言おうとしたら、

「だーりん?今電話を切ったら気になって眠れないよ」

「なぜ?」

「キミが怒っているから」

「わたしは怒っていないよ、ただ、心配していたから、シスターと4時間話しをすることはいいことだよ。それだけ。」

「いつもなら電話がなければキミはかけてくるでしょ、そうすれば切るきっかけが出来た」

「ああ、そうね、わたしが電話をしなかったのがいけなかったのね、わかった。でも、わたしだったら途中でメールなり電話が出来ない理由を伝える。わたしとは違うのよ」

「ちがくないよ、同じだよ」

「うん、わかった、あなたは寝てないから睡眠をとるべきだよ、それじゃあ、、、」

「だーりん?ごめん、僕が悪かったよ、ごめんね」

とまあ、結局わたしが気分を損ねてこんなやり取りになってしまったのです。

その後お客さんがきて、電話を切らざる得なくなり、

切り際に「ごめんね、I love you」

と言うEricの声にかぶせるように「I love you bye」

と言って電話を切りました。

なんとも後味が悪い。


仕事の後、いろいろ考えました。

口ばっかりはこの先我慢できないな。

わたしがいつも文句言っているみたいになってるし。

わたしはシスターと4時間電話で話していることを怒っているのではなく、

わたしが電話を待っているのを知っていて、それに対し電話を出来ない理由を少しでも伝えられなかったのか、ということを言っているのです。

心配しているかも、という考えが浮かばなかったのかな、と思ってしまうのです。

考えてみたら、日本の就職だって、探しているとは聞いているけど

具体的にインタビューを受ける申込をしたりとか、そういった行動はしていません。

まったく、口だけじゃない!!!

こんなことしてたら、いつまでたっても結婚なんて出来ないし、

もし結婚しても前回の似の前になりかねない。

「all talk and no action」はいらない。


不満は溜めるといつか爆発します。

きちんとわたしの望む姿をいつものロングメールに遠まわしに書きました。

「あなたはわたしをとてもケアーしてくれる。
わたしはあなたに有言実行な人間であることが見せられたかしら?思い立ったことはすぐに実行に移さないと、気になってしまうの。
これはわたしのポリシーで、その行動は相手を気分よくさせると思うの。」


この夜、電話で話しをしたときに、感情がまた溢れてしまいました。

「いつインタビューを受けるつもりなの?」

「いつから日本に住もうと思っているの?」

「いつもどうしようと思っている、こういうことも考えているという話しだけで、

あなたの行動がみえない。」

「もし、日本の就職が見つからなかったら、結婚もできないし、一緒にもなれない、このままだと、ずっとこの状況が続くと思う」

「わたしはもしこの状況がずっと続くのなら、結婚は出来ない、それで終わり」

これまでの自分の環境がとても厳しいものであったからこそ、

シビアな面はとてもシビアなわたしです。

何か目標を持った時、行動に出ない人はいつまでたってもそこから抜け出せず、

いつまでも夢物語を語り続けることをわたしは知っています。

Ericにはそうなって欲しくない、

そう思ったら、こんな厳しいことを言ってました。

わたしたちは若くないんです。

無駄にできる時間はありません。

もし、この言葉でEricが何かを気が付かなかったら、

わたしはEricの元を去るつもりです。

だって、このようなやり取りは今まで何度も経験してきているからです。

過去の人は、彼らの行動を変えませんでした。

わたしは若かったから、それでも待ちました。

そのうちの一人が元ダンナで、結局妥協して結婚して我慢の限界になりました。

「まったく、口ばっかり」という思いが、「尊敬」出来なくなることをわたしは学びました。

わたしを驚かせるくらい、行動力をもって現実を見てくれないと、

絶対に未来はありません。

絶対に、わたしが相手を支えきれなくなります。


わたしのその言葉に、Ericは不安を持ちました。

「もし、という言葉(仮定)はよくない」

「人が状況の悪いことを言い始める時、気持ちが変わる可能性がある。それに恐れを感じている。」

「キミの気持ちが変わるかもしれないことを、恐れている」

人の気持ちは簡単に変わります。

その原因は、「不誠実」なことも、「見切り」と言う形のものもあります。

必ずしも、一方的にどちらかが悪いのではなく、

自分を見直す努力を怠った結果か、

本当の愛情を持てなかった(本当の愛情を持てればそういうことも受け入れられるはずだからです。)

という結果だと思います。

「もし、キミが同じことを言われたらどう思う?」

「わたしなら、それを改善する努力をする」


Ericのテンションが下がるのがわかりました。

「あなたはどう感じる?」

「もっと、注意しないとと思った」

「キミを失いたくない」


ここがEricの違うところです。

とても早く、わたしの言いたいことを察知するのです。

『このままだと、わたしが離れていくかもしれない』

そう、感じたのです。

もし、Ericがこのまま口だけだったら、

わたしは断腸の思いでEricの元を去ります。

だって、いつまで経ったって一緒にはなれないから。

どんなにあーだこーだ言ったって、

本人が気が付かなかったら何も先に進みません。

人生は短いんです。

一年なんて、あっという間です。

本当にわたしと一緒になりたいのなら、

わたしの言葉で行動を開始するはずです。

もし、わたしが今自分で仕事をしていなかったら、

その開業資金の返済が全て終わっていたら、

自分の資格をモントリオールで生かすためにすぐに計画を立てて、

向こうに行く計画を立てるでしょう。

そうしたいくらいです。

何事も、「行動」がなければ、

いつまでも状況は変わらず夢物語が続くだけなのです。

こんなわたしって、

シビアすぎますか?