「地球の自然と人間と色彩」の研究をし続けているフィットモア色彩研究所 古賀けい子のブログ

すべての人が似合う“ベストカラー”の視点から、注目のカラー情報やファッション、デザイン、インテリアなどについて語ります。

会話は ドッジボールではなくキャッチボール

2006-09-25 14:57:50 | ヒューマンバランスから見た生き方
テレビドラマの「結婚できない男」は高視聴率のうちに終わってしまいましたね。少し淋しいですね。
最終回の、結婚できない男と結婚できない女の会話は、本当に納得できてしまいました。

「私たちの会話って、チャッチボールではなくて、
ドッジボールのようですね。
ボールをお互いにぶつけ合っているだけ。」

「うまいこと言いますね。さすが年の功ですね(?)」

「またドッジボールですか。
私はあなたとチャッチボールがしたいです。」

いいシーンです。その後もまだドッジボールが続きますが、
ふたりは変化していきそうですね。

傷つきたくない、プライドを傷つけられたくないと、
自分のこだわりを優先し、
相手が傷つくことに無神経で、鋭く指摘してしまう。
それを本人はユーモアと誤解している。
この状態は、結婚をするには最悪ですが、
女性ホルモンが高いのです。

テレビに出るということを伝えると、

「すごいじゃないですか。でも、
そのシャツで出るんじゃないですよね。」

と、ボールをぶつけ、そのことを気にしてどんどんシャツを替え、
最後にベストカラーのクールグレイシュなホワイトの色のシャツに
なったのですが、(クールソフトで似合っていました)

そのときも、

「評判が悪ければあなたのせいですよ。」

と、またボールをぶつけていました。
ホルモンバランスがクラシックっぽい女性が相手じゃないと
逃げていきますね。

今は、仕事ができても、コミュニケーション下手な
変わった男性が増えています。
相手のことを考えるキャッチボール上手になってください。

人の痛みのわかる人間として、大人な人になってほしいですね。
女性もそういう人が増えていませんか?



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1 コメント

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キャッチボール (takako.k)
2006-09-26 12:57:35
古賀先生こんにちは。

ファッション販売執筆お疲れ様でした。もったいないくらい充実した内容ですね。紙面が破れるくらい読み込んで、自分のものにしたいと思います。

さて、言葉のキャッチボールの件で、「結婚できない男」は観なかったのですが、私も過去に同じような経験をしたことがあります。当時お付き合いしていた方に「お互いありのまま意見をぶつけ合いたい」と言われ(彼にとってはより親しくなる手段だったと思うのですが)言葉のストレートさにひどく傷つき、そのとき思ったのが「私はあなたとドッチボールではなくキャッチボールがしたいのに」ということでした。親しくなればなるほど相手への思いやりの気持ちは大切ですね。



コミュニケーションがうまくとれない人の増加とともに、日ごろ「寂しさ」を感じる人も増えているようです。幸せへの原点は相手への思いやりや信頼感なのではないでしょうか。最近自分の子供にさえ愛情を持てない親が増えています。愛情を受けずにその子が大きくなったときの人格を想像すると、少しこの先怖いと感じます。



そのようなことに気づいた者から行動を起こさなくてはいけませんね。

私もまだまだ至らぬところがありますが、出来る限り以上精一杯がんばりたいと思います。
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