「地球の自然と人間と色彩」の研究をし続けているフィットモア色彩研究所 古賀けい子のブログ

すべての人が似合う“ベストカラー”の視点から、注目のカラー情報やファッション、デザイン、インテリアなどについて語ります。

安倍首相、出版・マスコミ等での表現の海外の基準をもっと広く国民に教えて下さい

2007-05-24 18:07:57 | Weblog
日本はかつて、放送や表現において規制が強すぎるという考えから、自由な表現が生きるためには重要と今に至っているようです。残虐なものや、死を軽んじるもの、モラル低下を助長する等々、子供に悪い影響を与える内容のものが氾濫しているように感じます。

まじめで慎みのある国といわれていた日本を感じることが少なくなり、給付金や保育費の未納などに見られる大人のモラルの低下や幼児売春への関与も世界一であるなど、今の日本の表現の自由度の状態が、世界的にどういう位置にあるのか国民は知らないため、このような状態が普通と感じているのかもしれません。海外の状態を知り、もし行き過ぎているのであれば、そのことを知ることはとても大切だと思います。

マスコミへの提言はむずかしいため、是非広く客観的な情報をどんどん教えて頂きたいと思います。

国民は本当に知らないことが多く、現代社会とはこのような様々なマイナスをともなうものと思ってしまっているのかもしれません。美しい国の根幹のモラルを取り戻せるように、正しい考えのよりどころとして情報をわかりやすく、多く発信して頂きたいと思います。

安倍首相にお願い。子供たちに前世・来世の情報が命を軽んじる風潮に!命の大切さ教える教育願います。

2007-05-18 14:00:30 | Weblog
前世・来世などとテレビで常に放送していますと、大人はまだよいとしても子供たちは、生きる・死ぬということに対して、今までとは異なる考えをもってしまうようで、非常に気になります。

子供たちにとっては、人は死んでも来世としてまた生まれ、生きられると思うことは、死を軽んじることにつながりそうで心配です。大変な思いをしていたら、今回の生をリセットして次に生きて幸せになったほうがよいとか、人を殺すという“命”というものに対する重さが低くなっているようにも感じられます。人生は一度きりと思い、生まれたことを親に感謝し生きてほしいものです。何度も生きるという考えは、親への思いも一つの自分の条件とだけなり、愛情というよりメリット・デメリットという考えの対象になってしまうのかもしれません。

NHKでも取り上げていましたが、インターネットの中での仮想空間で生活する「セカンドライフ」が注目されているということです。企業にとってはメリットがあるかもしれませんが、自分とは異なる外見・能力を持って、異なる家族を持ったりしながら生きていく、もちろんそこでは趣味を実際に発揮したりすることもできるとのことですが、実際に火事になったり病気になった時に助けてくれるのは、仮想空間での人たちではなく、そばの人や家族となります。

いろいろな事件が多い中、本来生物として持っている人間としての対峙して感じる心地よさや危機管理能力、愛情などの本能を高めていく必要があると思います。
自分のことだけを大切に思う気持ちが強く、興味が自分に集中していて、他人の人生の大切さへの関心の差が、親や子を含めて非常に大きくなっている今、自分以外の人のことを思う時間を増やして心やさしく生きてほしいものです。

肩にバッグをかけたり、背中にバッグを背負うようになってから、自分の体と思われるスペース(動物としての範囲)が大きくなり、道や電車でのトラブルも増えているようです。あらゆることにおいて、自分の権利意識だけが高くなっているようで不安になります。自分の身をコンパクトにして、電車で心地よく時を過ごすなど、美しく生きることが苦手になってきているように思われます。

人は誰しも幸せになる平等な権利があるという考えを取り違え、能力や性格や家庭環境など自分が恵まれていないとねたんだり、うらんだりするなど、絶望しやすい考え方となっているように感じられます。

生きる基本となる命の大切さ、一度しかない人生、親を大切にする、目上の人を尊敬する、すべての人を尊重するなど、人間が必要なことがしっかりと身につく社会にして頂きたいと思います。

まずは、社会全体のマスコミを含めた姿勢だと思うのですが、一度きりの人生を大切にするというベーシックな考え方や、日本人の奥ゆかしい恥の文化、モラルの高さ、人を尊重する力など復活できればと願っています。

「美しい国日本」。色彩も象徴的なものですが、あらゆることへの“調和”を学んで頂きたいを思います。

春夏秋冬分析は人の人生に問題がありますね

2007-05-07 13:15:48 | Weblog
一昨日電車に乗っていましたら、隣に座っていた地方から来たような方言の新大学生が「おれは夏だけど、お前は春だよ」と言い出しました。まさか春夏秋冬分析のことかと思い、耳を傾けました。
「春って?」
「春は淡い色だよ。」
「淡い色って着たことないよ。」
「お前は春だよ。のんびりやで派手好き。そこまではピーンとこなかったけれど、変わっていていい加減。ここでお前は春と思った。」
「田辺は秋。」
と続きます。このように性格をからめてどこかで発信していることにびっくりしました。人間は春夏秋冬に分かれない、の注意を喚起するサイトにしていかなければならないと実感しました。
このことについてどんどんご意見ください。社会を動かしていきたいですね。
あの3人の人生はどうなるのでしょう。本人は夏ということで、クールソフトの枠ですが、春、秋といわれた友人の人生はどうなるのでしょう。
カラー分析が正しいかどうかわからない人たちが、性格占いのような気持ちで似合う色を信じてしまうのはこわいですね。